なべて世はこともなし
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2004年09月28日(火) 今月の給料が理不尽に安い理由

本日は給料日(この日記27日に書きました)。月給制の私にとって月に一度の♪な日です。ところが…


残業手当が入ってない。


私の給料。アイルランドで手に職のない大卒20代…という目線で見ると決して悪くはない(良くもないけど)なのだが、それにしても残業手当がないと目も当てられないくらいの薄給になる。日本の給与体系からするとほとんど論外。特にアイルランドは日本と違い賞与(ボーナス)がないのだから目も当てられない。…思わず愚痴になったけど、残業手当がないということは、今月で言えばおおよそ7万円の減収。総務に行くと…


総務:「えへっ、忘れてた」


あまりに予測通りの答えにかえって笑ってしまう私。本当にいい加減。「来月はちゃんと入るから大丈夫だよ」と言われたのでかえって心配になる私。


いい加減といえば某デパートのレジ係の話。この話をする前の前提として「違算」という言葉を御存知でしょうか。私が知る限り広く流通業界で使われている言葉ですが、要は、レジでの売上高と現金が合致しないこと。私が勤めていた某店では1000円以上の違算があると報告書、5000円以上となるとレジの責任者が血眼になって原因を探してました。そりゃそうです。レジでの間違いは売上に直結します。


聞いたところによると、アイルランドではレジ係ですらいい加減だそうな。レジの係が現金をちょっとくらいちょろまかしても大丈夫…という噂を聞きましたがホントかウソか。


で、話は市内の某デパートへと飛びます。ご多分に漏れず最近改装されて前に比べると格段にこぎれいになったこのデパートの地下には安売り専門のコーナーがあります(こう書くと、該当するのは2軒のみですが)。で、ここで、安売りのワイングラス4つで4ユーロ(ホントに安売りだな)を二つ買おうとレジへ。私の番が来て50ユーロを差し出しました。はい、ここで問題です。


一体お釣はいくらでしょうか。


…別に読者の皆様をバカにするつもりはありません。言うまでもなく答えは42ユーロですよね。レシートにもそう書かれてありました。なのに返ってきたのは47ユーロ。…どこからその数字が出てきたんだ?


この5ユーロがどうなったかは読者様のご想像にお任せします。日本のレジならあとで問題になりそうですが、アイルランドでは…ねえ?


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