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前回の日記でアイルランドのスーパーのおおよそについて書きましたが、今日からが本題。Tescoがいかにどうしようもないスーパーかについて、熱く語らせてもらいます。よろしければおつきあいくださいませ。 ポップ:半額!ひとつ1.68ユーロ。 レシート:3.19ユーロ(二つ買ったので3ユーロ余計に払った計算) で、チキン。 ポップ:二つで5ユーロ。 レシート:3.42ユーロ。(これまた二つ買ったので、1.84ユーロ余計に払った計算) ヨーグルト(残念ながら証拠写真はありませんが) ポップ:特価1.69ユーロ レシート:2.49ユーロ(80セント余計に払った計算) つまり、本来払うべき値段は25.26ユーロで、それに対し7.24ユーロ余計にこいつらは請求して涼しい顔をしている訳です。おおよそ3割増…なんですよね、別の言い方をすると。 ちなみに、数年前にアイルランドの日刊紙、Irish Independent上で、Tescoたたきが行われました。こんな感じで余計にお客に支払わせていたのがバレて、紙面上でこれでもかというくらい叩かれたわけ。で、その直後は、さすがのくされTescoをして殊勝にも 「万が一、高い値段を請求した場合には、その商品は無料で差し上げます」 なんて掲示をしていたけど、喉元過ぎれば何とやら、はたまた人の噂も75日、この騒動が落ち着くやいなや、目立たぬようにちゃっかりとこの掲示は店から撤去され、で、懲りもせずにこういう不当な値段を涼しい顔して請求してきたわけ。 とにもかくにも、さすがに7ユーロの超過請求、あるいは3割増の不当請求には黙っていられない。Tescoに電話します。 日本だったら、強い口調でヘビークレームにしたら、たぶん店の幹部あたりがすっ飛んできますよね。実際、私も某店に勤めていた頃、客先訪問を何度かしたことがあります。言うまでもなく私はくされTescoの店員が私の家まですっ飛んでくる姿なんて想像してませんよ。ともあれ、電話して、担当者の名前を取って、後日店に行って返金してもらおうと思った次第。ところが… 電話、出やしない。 やむなく、疲れ果てた で、ようやくたどり着いたTescoのカスタマーサービス。 ここにいたのは、こういうことを言うのはよくないとは思うが、いかにも頭の悪そうなお姉さん。いかにも面倒くさそうな口調で 店員:「なんか用?」 用があるからここに来たに決まってるだろうが、ボケッ と言いたくなるのを必死にこらえて事情を説明。すると、マイクを使って、別の店員を呼び出す。で、別の店員が売場までのそのそと歩き(店員時代の私なら走るが)、値段が間違っていることが確認される。 店員:「で、どうしてほしいわけ」 …ここまで来ると、私ももうキレるを通り越して心の底から呆れ果てる。こっちもぶっきらぼうに 私:「返金」 で、結局これらの商品を返品してその分返金をするということになった。信じられないことには、このうちへの往復での小1時間のうちにとけてしまった冷凍食品を当たり前の顔をして売場に戻してましたが。 ご存知かとは思いますが、冷凍食品、一度とけたものを再冷凍するのは御法度です。食中毒の原因になります。これまた私が別の店で店員だった頃、店頭のアイスクリームの冷凍庫が故障して20分ほど冷凍庫の電源が切れるというちょっとした事故に見舞われたことがあります。で、これらのアイスクリーム、とけはじめていただけなのですが、すべて廃棄処分となりました。 私の言いたいことは、もうお分かりと思いますが、一度とけた冷凍食品を売場に戻すなど論外なのです。客の目に見えるところで商品をこういうふうに扱う店、客の目の届かないところでは一体どういう商品の扱いをしているのか想像もつきません。あまりのひどさに呆れ返った私は思わず上で紹介した証拠写真を撮って帰ってきたわけです。 これを読んで、あなたはまだくされTescoで買い物をしたいですか? ちなみにこの話には後日談がありまして、この一連の出来事、私は正式なクレームとして去年の10月にTescoの本部に送りました。それからかれこれ1年近くが経とうとしていますが、未だに返事は受け取ってません。そう、Tescoは客のクレームにもまともに対応できない会社です。Tescoはくされエアフランスと並びクレームの手紙を完全に無視した数少ない会社の一つです。 敢えて言わせて下さい。 ざけんな。Tesco。月夜ばかりじゃないからな。 で、くされTescoの話はまだ次回に続きます。ともあれ、それでもTescoで買い物をされるという方レシートの確認はお忘れなく。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝) |