なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2004年06月28日(月) |
抽象的に愚痴る...という最悪のタイプの日記 |
ちょっとイライラしてます。仕事上でのことです。
詳しくは書けませんし、思い出したくもないのですが、抽象的ながら一つ言えることは、よく言われることですが、
「社会的地位と人間の徳は比例しない」
ということ。社会的に低い地位にあるとされている人でも立派に尊敬するに値する人を私は多く知っているし、その逆も知っている。何が言いたいかというとですね、うちの会社のお客さん、基本的に社会的地位が高く、かつ収入も高い…という人がほとんどです。
「それゆえ」と順接でつないでしまうと問題があるかもしれませんが、「それゆえ」人を見下すような態度を取る人が多いんですよね。かつ、「自分は頭がよく、いつでも正しい」と思っているからさらにタチが悪い。
私の場合、ずっと、社会的地位は低い(とされる)ヒラのリーマンのまま終わりそうですが、かりに高い地位を得たとしても、人を見下すようなことはしたくないといつも思ってます。いつも心がけて、掃除のおばちゃんを始め、いろんな人に「ありがとう」と言ってます。まあ、こういう見方ができるのは、自分がガイジンという社会的に弱い立場に居るからかもしれませんが。
ついでに言うと、小心者の私は、いつでも「自分が悪かった」と考えてしまいます。この考え方は、アイルランドに住む上ではよくないですが。何せ、この国の人は、まかり間違っても「自分が悪かった」なんて考えないように見える人たちですからね。
ちょっと愚痴っぽくなったついでに続けますが、吉岡忍さんという方を御存知でしょうか。(以下、以前に書きかけてボツになり日の目を見ていないと信じて書いてます)。この方、「墜落の夏」という日航ジャンボ機墜落事故を追った本を書いて講談社ノンフィクション賞を取った作家さんです。
この人の、独特の文体、特に文の始まり方がちょっと好きなのですが、この人が、「自分以外はみんなバカ」という見方を今の人間はしているのではないか…というとても興味のある物の見方をされてます。
私もいつもこの日記を書きながら、「自分はいつでも正しい」なんて思い上がったふうなことは書くまいと自分なりに気をつけているつもりです。基本的に「自分はアホタレ」という視点に立ってこの日記を書いているつもりです。もし、私の日記に思い上がりが感じられるようなときは、ぜひ教えていただきたいと思います。
本当は書きたいことがあったのですが、11時間イライラしながら仕事をしてたので、なんだか疲れました。あしたも11時間仕事なので、申し訳ありませんが、いまからベッドにごろんと寝転がって本でも読ませてもらいます。意味不明な日記ですいません。
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