なべて世はこともなし
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2004年06月22日(火) バスオフ。オフ会報告

6/20のオフ会報告です。


まず向かったは、ダブリンバスの某営業所。




この日借りたのは、屋根のある車庫に保管されていたウェディングバス。このバス、真っ白に下のほうが灰色という特別塗装でして、その名の通り、結婚式の貸切のためにデザインされたバスです。…言うまでもなく結婚式の貸切専用ではなく、平日は通常の運行に利用されてます。




意外といえば意外、中は案外きれいです。




良く見ると。バスの下に点検用の穴があいてます。さっそく「運行前点検」と称して実は単なる好奇心でバスの下の穴に潜る私。推定、ダブリンバスの下に潜った最初の日本人ではないかと。別に数本のパイプやチューブが見えるだけで大した物はありませんでしたが。




本文とは関係ないですが、これがダブリンバス某営業所の喫煙所。ご覧の通り、ここでも喫煙者はこれでもかというくらい冷遇されてます。




午前11時。集合場所のWestmoreland Streetにて。




それにしても私をして驚いたのですが、今回のオフ会参加者はなんと31名!このホームページ始まって以来の最高記録です。私も完全に下の写真のように幹事モードに入ってます。




今回のオフ会は二部構成でした。つまり、第一部は定期観光バスが回る市内のルートをたどるというもの。市内の「定番商品」巡りというやつです。ただ巡るだけではダブリンに住んでいる人々には満足してもらえないと思い、いろいろなカルトネタを用意。ついでに車窓からのクイズも用意(ちなみに優勝景品は40ユーロのギフト券。2位は25ユーロ3位は差し入れのワインと参加費15ユーロに比してけっこう豪華)。全10問はこんな感じでした。オフ会に参加されてなくて、我こそはと思う方は挑戦してみて下さい。最初に10問目を除く9問に全問正解された方には、作者の「指さし」を謹呈します(〆切6/30。全世界どこでも配送します)。チャレンジは作者まで「クイズ答え」を件名にしてお送りください。


Q1 次のアイルランドの作家のうち、ノーベル文学賞を受賞していないのは誰?

(1) ウィリアム・バトラー・イェーツ
(2)オスカーワイルド
(3)サミュエル・ベケット
(4)シェイマス・ヒーニー

Q2現在6学部90学科を擁するトリニティカレッジですが、学生の男女の比率はどのくらいでしょう。

(1)男7、女3
(2)男6、女4
(3)男女半々
(4)男4、女6

Q3 Dame Streetの店Lucky Coady'sの名前の由来は?

(1)ここに大当たりが続出する宝くじを売る店があったから
(2)Coadyさんが1916年のイースター蜂起のときゆいいつ店を閉めずに大もうけしたから。
(3)タダ同然で買った店だったのに、となりにダブリンでもっとも賑わっていたパブができて相乗効果で大もうけしたから。
(4)単なる「開運」を願った名前。

Q4 次のうち、「ギネス消費ベストスリー」に入らない国はどれ?

(1)アメリカ
(2)イギリス
(3)アイルランド
(4)ナイジェリア




Q5 LUASは一体何の略でしょう。

(1)ゲール語で「speed」という意味。
(2)Local & Urban Access Systemの略
(3)Literally Useless Annoying Shitの略
(4)Harcourt Street Railway Lineの愛称がLUASだった

Q6 キルメイナム地区に数年前に計画され、住民の強固な反対のおかげでボツになった計画は何でしょう。

(1)大規模ショッピングセンター
(2)イミグレーションオフィス
(3)ダブリンバスの車庫
(4)RTEの新しい本社

Q7 フェニックスパークのまわりを1周すると、次のうち、どの距離とほぼ同じになるでしょう。

(1)オコンネル橋からブレイ(19キロ)
(2)オコンネル橋からHowth(16キロ)
(3)オコンネル橋から空港(11キロ)
(4)オコンネル橋からダブリン港(6.5キロ)

Q8ダブリン動物園で起こらなかったことはどれでしょう。

(1)第二次大戦中、物不足のため、薪にことを欠き、フェニックスパークの木を切り倒して、tropical housesの暖房に利用した
(2)同じく戦時中に、食糧不足のために、食べ物にことを欠き、一部の動物を殺してライオンなどに与えた。
(3)1990年代の始めに、あまりの動物の待遇の悪さから、ダブリン動物園廃止の市民運動が起こった。
(4)1950年代夜中にライオンが逃げ出し、数日間フェニックスパークの森の中に隠れていたため市民がパニックになった。

Q9ダブリントンネルの制限高は一体どれ。

(1)4.0メートル
(2)4.5メートル
(3)5.0メートル
(4)5.5メートル

Q10 本日の目的地はどこでしょう。



第一部のルートは、オコンネル通り、トリニティカレッジ、ミリオンスクエア、セントスティーブングリーン、ダブリン城、クライストチャーチ、セントパトリック大聖堂、ギネス工場、現代美術館、キルメイナム刑務所、フェニックスパーク…でした。



フェニックスパークを通過中。あいにく小雨が舞ってます。

このあと、リフィー川に沿って河口まで下る予定でしたが、ゲーリックフットボールの試合のせいで川沿いの道は大渋滞。やむなく予定のルートから離れ遠回りをしてお昼ご飯の会場Dollymount Houseへ。

昼食は1時間30分。ただしパブがげろ込みだったので、昼食をセルフサービスのカウンターで頼むのに20分くらい並ぶ羽目になりましたが。

参加者の皆様が昼食を摂られている間、運転手さんは路上駐車した車両の防護のため車内待機。ちょっと罪の意識を感じた私は運転手さんにつきあって、車内でサンドイッチをそぼかじりながらクイズの採点。



このカルト的クイズ、素朴に驚いたのですが、最高得点は7点。すごいと思いました。


このあとバスは、第二部としてM1からN1と向かい一路北上。向かったのはダブリンの北約30キロにあるArdgillan Castleアードジラン荘園。テイラー家が1738年に建てた3階建てのお城。建物自体にはたぶんそれほどの価値はないけど、海の見える丘に建ったロケーションは素晴らしいの一言に尽きる。



城の見学のあとに記念撮影。こうやって見ると、よくもまあというくらいたくさんの人に集まってもらいました。


参加者の皆様にお詫びです。今回、31名という大所帯の幹事になったがゆえに、ひとりひとりの参加者の方とゆっくりお話をする機会に恵まれませんでした。せっかく参加してもらった皆様には申し訳なく、心残りです。もっとも、集合時間厳守、バスは借りたときも返すときも同じ状態(全然汚れてない)という非常に(言い方は悪いですが)手のかからない方々だったので、たぶんアイルランド人5人のグループの世話をするより、日本人30人のグループの世話をするほうがたぶん楽だと思いました。


バスツアー。今後の企画の予定はありませんが、もし30名以上の希望者がいる場合、ご希望があれば企画しますのでご相談ください。また、次のオフ会のいい企画があれば、ぜひ作者までお知らせください。参加者の皆様、ご参加ありがとうございました。

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