なべて世はこともなし
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2004年05月31日(月) Ryanairのさらなるコストカットの仰天手段とは?

オフ会告知

催行は決定しましたが、やるならこういう企画ですから多くの人とわいわいやりたい。前回(あるいは前前回)オフ会に参加されて今回参加の意思を表示されてない方。どうかお気軽にご参加ください。




せーっかく早く会社に来たのに、システムがダウンしていて仕事にならない。というわけで、本日は会社から日記の更新です。実は堂々とサボれて給料がもらえるとひそかに喜んでたりして。


おととい(土曜日)と昨日(日曜日)、しっかり仕事をしてきました。それにしてもアイルランド人って無欲ですよね。日曜日に仕事をすれば休日手当てがついて普段の2倍の給料が入るのに、日曜日に事務所にいたのは私ともうひとりだけ。そのもうひとりとは、なんと壁を塗りなおしにきたペインターさん。…そう、実質ひとりきりだったのです。


それにしてもこの壁を塗りにきたペインターさんの存在意義がよくわからない。ここ数週間、土曜・日曜に勤務して気がついたのですが、土日にけっこう清掃業者さんとかこのペインターさんとかいろんな人が会社に出入りして、たとえばトイレの大掃除をしたりとか、床を磨き上げたりとかしてくださってます。それ自体、そのおかげで気持ちよく仕事ができてありがたいことです。でもねえ、たった2週間前に掃除のお姉さんとおばさんがきれいに磨き上げた壁をペンキでぺたぺた塗りなおすとはいったいどういう了見なんですか?こういうのを無駄というのですよ。


で、日曜日出勤の特権は、ラジオ。会社にArgos(アルゴス)で7ポンドで買ったラジカセ(死語?)をおきっぱなしにしているので、それを休日出勤のときに引っ張り出してラジオを聞いてます。


話はそれるけどArgosは店頭に商品を置かずにその代わりにカタログを置き、そのカタログから注文してその場で賞品を持って帰るシステムの店。万引きが少ないためか値段も他より気持ち安いことが多い。今、「万引きが少ない」と書いたけど、じゃあ万引きは少しはあるんかいな…というと、あるんですよ。これが。


大分前ですが、Irac CentreというショッピングセンターにあるArgosに行ったのですが、ここを含めArgosの店頭には本当にわずかばかりですが商品が展示してあります。で、このIrac CentreのArgosに行ったときに、唖然とするものを見たのです。10歳くらいのガキ二人が、電子レンジを2台万引き(というかほとんど強奪)していったのです。私の常識をものさしにすると、コドモが電子レンジをマン義気したいとは思わないと思うので、このコドモの万引きの裏にはその親か何かがいるのだろうなあ…と思いちょっと複雑な気分になりました。


閑話休題。ともあれ、その安いラジカセでラジオを聞いてたらニュースの時間になりまして。ひとりで脱力してしまいました。


(以下、Snigelのホホホ訳+いい加減な記憶で書いたもの)

「次のニュースです。これからのヒコーキの乗客は新たな支出があるかもしれません。本日Ryanairは『乗客の荷物を減らすように仕向け、さらに運賃を下げるため』に預託手荷物の有料化を発表しました。同社は近日中に預託手荷物ひとつにつき5から50ユーロの手数料を取るとのこと。これによりRyanairはさらなる運賃値下げができると語っています」



…。


こんなメールを読者さんからいただいてます(投稿された方。お返事は数日中に書きますね)。


Rエアーさんですが、以前の日記にも超過料金のノルマがあることなど書かれていましたが、ご存知でしたか、この会社入社のアプリケーションを送るときにCVと一緒に小切手も送ることを。確か100ユーロぐらい取られます。これはコクピットクルーの話。なんでもライセンス等の審査料なんだそうです。さすがですね!


…さすがです。


これは、某機長さんから聞いた話ですが、最近Ryanairは某EU新規加入国からスッチーさんを大量採用したとのこと。なんでも月給が1000ユーロとか。


そのうち「殺人以外ならなんでもやっていい」とか言い出しそうだな。この会社。


ちなみに、この日のトップニュースはこれでした。

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