なべて世はこともなし
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2004年01月05日(月) ドイツの素晴らしいアイディア賞品。喫煙者の新必需品とは?

今日月曜日は今年の仕事始めでした。会社にみんなが戻ってきてクリスマスホリデーの話をあれこれと…(仕事はそっちのけ)。で、この時期の日本でよくあること

「新年の誓い」


小学校の時の冬休みの課題でありましたよね。「新年の誓いを3つ立てなさい」なんて。で、


「早寝早起き」
「友達と仲良くする」
「勉強に頑張る」



なーんてあたりさわりのない目標を立ててセンセイに提出して提出した端から忘れていく…。これがオトナになると…


「今年はタバコをやめる」
「5キロ痩せる」



はいはいはい。人のことは言えませんよ。去年の今ごろはうちの元フラットメイトのSamanthaと「ダイエットバトル」なんてやってましたからね。(詳しくは去年の1月の日記にて)今日ジムに行ったのですが、まあ日ごろにないくらい大盛況。まったくいつまで続くか見物ですが。


で、ダイエットの話は明日に譲るとして今日のお題はこのホムペのほとんど名物と化したタバコのお話。毎年いますが今年は多いですよ。会社内でも…。


「今年こそはたばこを止める」


2月から公共の場所での喫煙が禁止されるアイルランド。今年ほど禁煙の誓いが立てやすい年は確かに後にも先にもないのではないかと思います。私の会社の私のグループには私を含め総勢7名がいるのですが、このうち喫煙者は3名。そのうちの2名までが新年の誓いとして禁煙を宣言。私が自分の近所の狭い範囲だけで判断するとアイリッシュの喫煙者の半数以上が禁煙を宣言したのではないかと思われます(←根拠なし)。


こうなることは私にも予測済でした。というのも、去年の段階から結構多くの人が「来年になったらタバコをやめる」と言い続けていた人がけっこういるんですよね。まあ、アイルランドのタバコの警告は




こんな感じですからね。さらに公共の場所での禁煙という追いうちがかかるとそりゃたばこをやめようという気になるのも分かります(政府の思うつぼですが)。


で、これって実はアイルランドやイギリスだけの話じゃなく、実はドイツでも同じように




こんな警告が入ってます。この警告文の拡大表示はEUの規制により決まったらしいんですよね。だいたいこんな警告を見ながら吸ったらうまいタバコもまずくなります。肺ガンの心配より精神衛生のほうがはるかに悪影響を及ぼしそうです。そんな心配をしていた私がドイツで発見したとんでもない優れもの。




なんでしょうね。これ。実はですね、タバコの警告の部分を隠してしまおうというアイディア賞品なのです。




左が使用前で右が使用後。効果てきめん。あのおどろおどろしい広告がおっぱいに早変わり。何がYESSS!なんだかという気もしますが。


すばらしい!これこそがアイルランドの喫煙者の救世主になるに違いない!


ひとりスーパーのレジ付近で涙した私は5種類ほど友人に買って帰りました。(本音:これほど安いお土産はない。何せたった40セントだもんね)


で、今日同じ会社のグループの中で唯一たばこを止めると宣言していない喫煙者にその頑固さに敬意を表してこれをプレゼントしました。ところが


アイルランドとドイツのタバコの箱のサイズが微妙に違う。


待て待て待て。タバコの箱のサイズなんて万国共通じゃないのか?そう思った私。ドイツの箱を良く見て愕然とした。


ドイツのタバコは20本入りじゃなく19本入り。


なんですか。その半端な数字は。


勝手な推理ですが、タバコ税の値上げをタバコの本数を減らすことで実際の一箱あたりの価格に転嫁されるのを防ごうとした苦肉の策かもしれません。だとしても半端な数字です。


ともあれ、このドイツで買ってきたオビ、アイルランドのタバコの箱には残念ながら合いませんでした。ま、こんなもんあってもなくても吸う人は吸うだろうけどね。ともあれ、みんなの禁煙宣言がどうなるか注目してます。禁煙宣言された方はぜひ掲示板まで。

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