なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2003年09月04日(木) |
え?知ってた?パスポートのお話 |
「仕事の効率を15%上げるするにはどうすればいいか」
最近会社でそんなプロジェクトの担当者になりひとりで頭を痛めています。で、こういうプロジェクトというのは掛け声やポーズだけというのが相場ですが(私がそう決めましたが何か?)どうも私の勤める会社はそうは思っていないらしく、今日も2時間30分以上にわたる会議に参加して喧々囂々やってました。で、その会議の後は失われた2時間30分を取り戻すべく血眼になって仕事をして…はっ、
こんなくだらん会議をしてなきゃ仕事の効率が上がったのに
…と、まあアイルランドくんだりまで来て何のことはない単なるリーマンをしている私。
私の現在の実現が不可能ではないと思われる夢は「出張がある仕事をすること」。はい。出張をしょっちゅう強いられている方は今ごろ「アホか!」とお怒りでしょうが、でも毎日8時間、ずっとコンピューターの前に座っているとたまにはヒコーキに乗ってどこかに出張に行きたくなる。考えてみると、ヒコーキに乗っている時間も「勤務時間」とみなされるなんて夢のようです。願わくばは日本まで年に4回くらいビジネスクラスで出張してビジネスラウンジでふんぞり返ってみたい。
で、海外出張といえばパスポートが必要ですが(かなり無理のある話題転換)、なにやら日本大使館が在留邦人にメールを送っているらしいです。(ただしちゃんと在留登録をしている私のところには届いてませんが…ちょっと日本大使館さん聞いてます?)なんでもその内容はパスポートに関することだそうで。
なんでも来月からアメリカの法律が変わって、MRPではないパスポート保持者はアメリカ入国に際してビザが必要になるそうな。(正確な情報は外務省のページより)MRPとはMachine Readable Passportの略だそうな。フツーのパスポートはこのMRPらしい。が、ごくまれにこのMRPではないパスポートを持っている人がいるらしい。見分け方は極めて単純明快でパスポートの最初のページ(写真が載っているページ)の一番下に>というマークと数字、アルファベットで何か2行にわたって書いていたらMRP。もしMRPではない場合、ここに
THIS JAPANESE PASSPORT IS NOT MACHINE READABLE
と書いてあるそうな。
で、私のパスポートには光り輝く
THIS JAPANESE PASSPORT IS NOT MACHINE READABLE
の文字。
…あらま、私は今後アメリカにビザなしでは行けないのね。
私のパスポートは在アイルランド日本大使館で発行されたもので、パスポートははっきり言ってちゃちい。まずTHIS JAPANESE PASSPORT IS NOT MACHINE READABLEと書かれているのもさることながら、顔写真自体もなんと写真そのものを貼り付けてその上からラミネート加工している。おかげでたまにパスポートがニセモノだと疑われることもある。
で、今回のアメリカの決定により、日本大使館は便宜を図ってパスポートを無償で交換してくれると思いきや…しっかり15000円(相当額)を取るそうで。
私のパスポート、残りページがあと3ページしかないのでこれを機会にパスポートを交換しようかと思ったが、なんと今後数年のうちに「電子化された生体情報が搭載」(在アイルランド日本大使館が出したお知らせより転載)されたパスポートに切り替えが進むとかで、つまり今回MRPに変えても数年のうちに再びパスポートを更新しなければならないことになりそうで。
結論。放置。
ひでかすいわく、パスポートの残りページがないと入国拒否されても文句を言えないそうな。あと数ヶ月で残りページがなくなる私は結局大使館に行かねばならないのかな。今度の選挙のときにでもいっぺんに済ませることにしよう。
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