なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2003年03月11日(火) |
ジムのスピンコースに初挑戦し地獄を見る |
昨日の日記に「訳あって死んでます」と書きました。…冗談抜きで死んでました。何が起こったか。まあ聞いてくださいよ。
会社が終わるとジムへ。このごろマンネリ化してきてあまりやる気もないしなーなんて思っていたところに目についたポスター。
「たくさんのコースがあります」
ふむふむ、合気道からボディポンプ(早い話がワンツーワンツーダンスのことらしい)、さらにはサルサにいたるまでいろんなコースがある。ただし、合気道やサルサは別料金。
ふーむ。これ、いっちょうやってみるか。
…と思ったのがそもそもの間違いの始まり。
なんとなく合気道とかそういう柔術系はパス。行くとこんな会話が繰り広げられそうで怖いのだ。
インストラクター:「おお、君は新人?どこから来たの?日本?おお、合気道の本場じゃないか。さぞかし経験豊富なんだろうねえ」 私:「…初めてです」 インストラクター:「ああ、でもXX流のXX師範の話は聞いたことあるだろう?」 私:「誰っすか。それ?」
だあ、恥ずかしい、恥ずかしすぎる!でもこういう先入観って、けっこうありますよね。かくいう私も先入観でものを見てることかなりありますから。
かといって、ワンツーワンツーも運動オンチなのがもろばれのようで怖い。そんなこんなで二の足を踏んでいたときに目についたコース。
スピン
要は、チャリンコ。競輪の選手のトレーニングのような感じのバイクに乗ってチャリンコをこごうというあれ。
おお、いいかも。
なにせ、チャリンコはこげばいい。ワンツーワンツーのように複雑怪奇な動きを要求されることも、はたまた合気道のように勝手に強いと思いこまれることもない。これはまさにおあつらえ向きコースというべき。
かくして行きました。スピンコース。
行くと狭い…さあ12畳といったところでしょうか…の部屋には20台近くのバイクがおいてあり、もう人は集まってます。で、空いているバイクに乗ろうとすると体に無駄な脂肪がまったくついていないうら若きアイリッシュの女性インストラクターがやってきて…(萌え)
インストラクター:「初めて?」 私:「はいっ(はあと)」
するとインストラクターは私の腰の位置にサドルを合わせてくれる。…合わせてくれるのはいいけどサドルの位置が思い切り下がった。
俺ってそこまで足短かったっけ?
カナーリ(´・ω・`)ショボーン。
で、このインストラクターさん、私のサドルを調整するとインストラクター用のバイクにまたがりそりゃもうその顔からは想像もできないような腹の底からの大声で…
インストラクター:「準備はいいかーい」
というわけでテクノ系というのか何というのか知らんが私の趣味とは対極にある音楽がかかり全員でペダルを漕ぎ漕ぎ。
インストラクター:「さー、ペダルのつまみを一段階あげてー」
…ハンドルの付け根のところにつまみがついていて、それを時計回り方向に回すとなるほどペダルが重くなった。
インストラクター:「さあ、30秒間全力で漕ぐのよ。30…………20………」
…開始5分で私は死にました。とにかくみんな必死の形相でペダル漕いでます。死にそうな参加者をよそにこのインストラクターのお姉さんはさらに元気。
インストラクター:「さあ、サドルから立ち上がって!いくよー」
私が死にそうな形相でペダルを漕いでいると何時の間にかインストラクターのお姉さんは私のとなりに来てます。で、ひとこと。
インストラクター:「これじゃあペダル重過ぎるよ」
と言ってさっきのつまみを思い切り反時計方向に回し…
…一気に楽になりました。
が、それから30分。都合40分の間ペダルを漕ぎ続けた私。終わってチャリンコから降りたとき、思い切り酔っ払いのオヤジのようによろけてしまいました。
で、とにかく喉の乾いた私。コーラを買い飲もうと買いました。で、ボトルのコーラを半分くらい飲んでシャワーを浴びて着替えて外に出ます。
で、残りのコーラを飲んだ瞬間…
ひとくち下濾(←わざと訳のわからんあて字にしています。わかる人だけわかってください)
自分の年を痛感したスピンコースでした。ちなみに翌日(つまり今日)どうかなっ てるかと思いきや割と平気でした。
それにしてもあのインストラクターのお姉さんの元気はどこからくるんだろう。
追記:昨日の日記に出てきたセルビア共和国。なんだか大変なことになってますね。アイルランド真実紀行のベオグラード支局からたった今入った報告によると(笑)ベオグラード市民、あまり悲しんでないそうです。
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