なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年09月08日(日) |
車が凹めば心も凹む。玉突き事故顛末記(1) |
先週から書く書くと大騒ぎしていた「大事件」、ついに、とうとう、ようやく、書く気になったのでご報告です。
話は先週の木曜日、つまり8/29までさかのぼります。会社が終わり、ちょっとだけジムに顔をだして、いつもの通勤路を自宅に向かって走っておりました。夕方の通勤ラッシュの中、私はゆっくりと走っていました。で、Heuston Station駅近所のN4(国道4号線)のアイルランドにしては珍しく片側3車線ある大通りの追い越し車線で信号待ちをしていました。
で、信号が青に変わりゆっくりと動きはじめたのですが、なぜか次の瞬間
ドン!
というすごい衝撃。やってしまいました。追突事故。
で、私がハザードをつけて車から降りると、前の結構新しいフォードに乗ったおばさんが降りてきて、私の顔を見るやいなら
「もう一台前のにぶつかったわよ!」
…車3台が絡む玉突き追突事故…というやつです。しかも突っ込んだのは私。
言い訳にもなりませんが、私、アイルランドでは日本に比べてかなり気をつけて運転しているつもりです。特にこの日は会社帰りで慌てていなかったので、かなりのんびり運転してました。事故とはそんな時に限って起こるもので…。白状するとCDを替えようとしていたんですよね。そのコンマ何秒の脇見をしたばかりに…。
車から降りると…あーあーあー、私のボロ車、バンパーは潰れ、ボンネットまで捲れあがっています。相手の車は私のほどではないにせよ、後ろのバンパーに傷がしっかり入っています。
で、一番前の車のおじさんが降りてきたところで私は…
「とりあえずケーサツを呼びましょう」
自分でも結構驚いたのですが、意外なほど落ち着いていました。自分を客観的に見ているのがよく分かります。で、アイルランドで初のエマージェンシーコール。(ちなみにケータイからは112です。)
で、とりあえずどうすべえかと思い、何はともあれ自分の保険会社に連絡。電話の向こうのおねえさんは
「保険番号12345678ですか?今探してるんですけどねえ。見つからないんですよ」
…あんたなあ、3ヶ月前から保険に入っているはずだよ?つまり私は無保険で運転していたとでも言いたいの?日本同様、無保険運行はアイルランドでも重罪です。
で、私が特攻隊した前の車、中には同乗者…子供が二名。12歳くらいの女の子と8歳くらいの女の子。なぜか自分用のケータイを持ってます。とりあえず怪我はしてなさそうなので一安心。
で、一番前の車といえば…どこに傷が入ったかわからない。たぶん触ったくらいなんだろうなあ。
で、混んだN4の追い越し車線にハザードをつけたまま放置する3台の車。3人で保険番号や住所の交換をしたものの、ケーサツはやってきません。
確かに物損のみの事故の場合、ケーサツを呼ぶ義務はありません。とはいえ、私の頭の中ではあとでのごたごたを防ぐためには「証人」としてケーサツを呼んでおいた方が賢いと思ったのです。
さあ、ケーサツは来ない。保険は入っているかどうかもわからない。このあと私はどうなるか…はその2に続く。
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