なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年01月25日(金) |
やはりダブリンは狭かった。ダブリンではありがちなお話…。 |
なんだか忙しい一日でした。まず、会社を早引けして歯医者へ。歯医者では最後の治療をしてもらいました。何だかんだで歯の治療は完了。で、センセイは何やら紹介状なるものを書いてくれました。
センセイ:「Snigelさんの歯ねえ、ほら1本並びが悪いのがあるから、治したらどうかと思って。知り合いの矯正歯科の先生に紹介状書いといたから」 私:「はあ…」 センセイ:「まあ、安くはないけど、一生のうちで一番有意義なお金の使い方だからぜひともやるべきだよ」
うーん、確かにこの並びの悪い歯にはいつも何とかしたいと考えていたものの、思うだけで何もしてませんでした。確かに何かをする価値はあるかもしれないなあ。そこで…
私:「いくらくらいかかるんですか」 センセイ:「まあ、私は専門じゃあないからなんだけど、たぶん30-40万円くらいじゃないかなあ」
…一瞬卒倒しかかったものの、確かに有意義なお金の使い方かなあ…とも思います。そこで、まあ、話だけは聞いてみようかと、この紹介されたセンセイに電話をしてみるつもりです。ちなみに日本で歯科矯正をされた方、この30-40万円って値段は一体どんなもんなんですか?念のために申し添えますが、Snigelの銀行口座にはそんな大金ある訳ありません。
で、一度帰宅した後、麻酔も切れた午後9時過ぎに改めて外出。考えてみると、かなり久しぶりに金曜日の夜街に出かけました。行き先はオコンネル橋のたもとにあるパブMessr Mauire。
バスを降りてオコンネル橋のたもとの信号で信号待ちをしていると反対側の歩道から手を振る人が数人。…うちの同居人とその友人ご一行様。前にも書いた通り、ダブリンってホントに小さな街だから、こうして知り合いにばったり出くわす可能性が高い。
で、そのご一行も合流して、約束をしていたMessr Maguireへ。金曜の夜の10時前。そりゃもうというくらい混んでまして。ついでに音楽が耳をつんざくばかり。話をしたかったらほとんど叫ばないと聞こえない。私はこういうパブは大嫌いなのだが、こういうパブを好む人の方が多いようでして…。
当然、座るところなどある訳もなく、4フロアあるうちの一番下、地下のバーの近くの一隅に立つことに。
混んだフロアーのうちの半分は、どうもプライベートパーティに貸し切りのようで、壁には
Von Voyage Fiona
と書いた紙が貼ってある。一緒に行った友人と、
「あのFionaって誰?」 「知るわけないじゃん」
なんて話す。
で、バーに行き注文をしていると、突然横から、
「あー、Snigelじゃあない!」
と叫ぶ女性の声。
みると、そこには見覚えのあるアイルランド人女性。
… … …
考えること0.2秒。ああ、昔一緒に働いてた同僚だい!
いろいろ世間話をしていると、実は例の「Von Voyage Fiona」は彼女の妹であることが判明。…ダブリンはとっても狭いと再確認させられた夜でした。
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