なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年01月10日(木) |
ドケチ大家の安物買いの銭失い |
金曜日です。明日は土曜日です。…出勤です。最近クリスマスを挟んで6-7連続土曜出勤をしています。偉いなあおれって(言わせておいてください)。
突然うちのボイラーが止まったのは数日前のこと。ボイラーが止まるということは、お湯が使えなくなる(ただしシャワーは瞬間湯沸器使用なので使える)。で、何よりも暖房が止まる。
ちなみにコドモの頃部屋に暖房のなかった私にとって、暖房がなくてもそんなに困らないのだが、同居のドイツ人の女の子が本気で寒がっていたので、仕方なくサービスを呼ぶ。果たしてサービスはすぐにやってきた。
「うーん、これはボイラーの『頭脳』の交換ですねえ。端末がいっちゃってる。350ユーロかかるね」
350ユーロ?
そんな大金払えないので、大家に電話をする。大家、怒る。
「その部品なら2-3年前に変えたばかりよ。なんでそんなにすぐに壊れるの。お金は払うけどちゃんと理由を聞いてちょうだい」
おかんむり。で、昨日、ボイラーがボイラーの中に入っている基盤を持ってやってきた。
基盤交換にかかった時間はわずか10分。ボイラーは何事もなく動き始めた。で、私は、仕方なく大家に聞けといわれた質問をしてみた。
「うーん、確かにこの部品は97年に交換されてるね(4年前じゃねえか>大家)。確かにもう少し長持ちしてもよさそうな気はするね。ただねえこのボイラー、2ベッドルームアパート用のボイラーで、本来使うべき大きさの倍の大きさの家に使われているからねえ。過労気味なのかもよ」
うーん、何とまあ、この家がいつも寒いのにはこんな理由があったのね。大家、ケチだから普通取りつけるべき半分の大きさのボイラーを据え付けて、そのボイラーを酷使しているから問題が起こるわけだ。
ちなみに、半年くらい前にもガス漏れ騒動があった。その時にも修理に相当なお金がかかっている。これは、「安物買いの銭失い」のあまりに典型的な例ではないか。
とりあえず、大家さん、立て替えた350ユーロ早く返してください。
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