なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2001年10月17日(水) |
地球資源を守る募金の為に地球資源を無駄にするアイルランドのスーパーのアイロニー |
最近良く出てくるスーパーTescoでの買物ネタです。
少し前から買い物袋を持参するようになりました。理由は、袋が無駄になるから。…といってもあまり「環境のことを考えて」と言うわけではないのです。貧乏性でポリ袋を捨てれないので、ついと流しの下なんかにとっとくのですが、すでに、流しの下が完全にポリ袋に侵食されてしまったのです。しかも、持参した布の袋の方が、持ちやすくて重く感じないし。
で、前にも書いたと思うのですが、この国で買物袋持参で買物に行く人などほとんどいません。で、この国のレジ係というのはどんなに列が長くなっても、の・ん・び・りーーーーとレジを打ちます。そもそもの問題点は、レジ係が椅子に座って作業しているのです。椅子に座るとやはり立ってるよりものんびりしてしまいますよね。学生時代某大型店で、機械顔負けの勢いでレジを打っていた経験のあるおいらには信じられません。
で、特に混んでいる時なんかは、レジの後ろで買ったものを袋詰めしてくれる係の人がいてくれたりします。この係が実に曲者なのです。
この係、どう考えても何も考えずに作業しています。ゆえに、一つか二つの商品を袋に叩き込むと、次の袋につめ始めます。気がつくと、例え袋二つに余裕で納まりそうな買物でも、袋が6つ7つになることもあります。で、この係の人に「わし袋持参しとるけんね」というと、本当に化け物を見るような目で見られることがあるのです。そして、所在なげに立って、「どうして私の仕事を取るのよボケ」と行った感じで見られる感じすらします(これは被害妄想かな?)この人にそう言うのには実に勇気が要ります。
で、実は、それ以上の曲者が、レジの後ろで待ち構えていることがよくあるのです。それは、
ガキ
へ?と言う方にもう少し書くと…
ボーイ(ガール)スカウトふうのガキ
まだほとんどの人は「へ?」といわれていると思うからもう少し説明。
よく街を歩いていると、「アフリカの子供を救え!」とか「ポリオの人に愛の手を!」などと募金を呼びかけている人がよくいる。それ自体べつに否定はしませんが、誰が考えたか知らないが、スーパーのレジで、子供をダシに使い、「ほら、袋に入れてあげるから、募金せんね」という実に実に巧緻な知恵の回る輩がレジでコドモを使い募金活動を始めたのです。
むろん、払う払わないは任意なんでしょうけど、でも、袋に入れてもらい、かつ、前の人も払ってたら、やはり私だけ払わないというわけには行かないザマス。で、50ペンスだかを払うのはともかくとして、このボーイ(ガール)スカウトに袋詰めさせると、ひとつの商品につきひと袋といった勢いで、レジを離れる時には袋まみれになってしまうのだ。で、ちょっとスタイリスト(=かっこつけ師)なおいら、こいつらの前では、黙って袋詰めしてもらって、かつ、いくらかの小銭を払って彼らの前を去り、隅の方に行って、持参した袋につめ直し。…称してバカタレといいます。
Tescoさん、10あるうちの一つのレジで構いませんから、「ボーイ(ガール)スカウト禁止レジ」を作ってくださいませんか?
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