なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2001年10月11日(木) |
2週間遅れでニムダが直撃!ウィルスを広めたバカタレの意外な正体とは? |
昨日のコンピュータウィルス「ニムダ」事件ですが、意外な方向に話が展開してきました。考えてみると、この事件には2つの問題があるわけです。
(1) 誰がなぜ、ウィルスメールを開けたのか。 (2) ITチームはなぜ、2週間も前に大流行したウィルスを今更防御できなかったのか。
…なんだか小難しそうな話になりそうだなあ、と身構えている方、どうかご安心ください。小難しい話をしたくとも、作者にはそんな知識はございません。
で、まず、問題点(2)「なぜITチームは防御できなかったか」この会社、いちおうインターネットを食い物にしている会社ですから、そのテのセキュリティに関しては先進のはず。実際、会社用のメールアカウントに関しては、社外から来るアタッチメント付きファイルに関してはすべてブロックしてしまいます。反面、ネット上のメールアカウントプロバイダ(Yahoo!とかホットメールとか)に関しては事実上野放し状態。どうもここからウィルスが入り込んできたのではないかとITチームは疑っています。
実は2年前、かの有名なウィルス、メリッサが猛威を振るった数ヶ月後、この会社にメリッサがヒットして、ITチームのずさんさが白日の下になったという大事件がありました。なんと、データのバックアップを10日間近くに渡って取ってなかったとやらで、バックアップをとっていなかったその10日間のデータの多くが失われたのです(信じられないような話ですが本当です)。
で、問題はその後。それまで野放し状態だったデスクトップの壁紙やスクリーンセーバーは全部禁止。その他ダウンロードや新規ソフトウェアのインストールに厳しい制約がつくようになったのです。で、まあ、今回も、なんだかそのテの制約が増えるのではないかと危惧しているわけです。何せ、おいらのコンピュータ、社内のルールに照らして違法なものの見本市ですからね(このホムペのデータからネットスケープのプラウザ2種類などなど)
で、問題(1)どこのバカタレがこのウィルスを開けたのか。実際私の楽しいインターネットライフに制約がつくようになったらそいつは町中引き回しの上はりつけものです。ま、200人以上が働く会社、だれがやったかなぞわかるはずもない…と思いきや、犯人は身近にいました。
おいらのアホスーパーバイザー
身近も何も隣りの席やんけ!
今朝、出社してみると、彼女のコンピュータのディスプレイ上に、A4の紙が張り付けられており、そこには、
「使用禁止 ITチーム」
とでかでかと書かれていたのでした。
で、おいらも好きな人にはとってもいい人ですが、嫌いな人には究極までイヤミなやつですので、朝8時過ぎにのこのこやってきたアホスーパーバイザーに
(純粋な声で)「どうしたの?このコンピュータ」
と聞いてみました。すると彼女、
「知らない」
ととぼけてくれます。実に香ばしいお返事。とぼけ方が実に下手です。
「ボクはみんな知っているんだよー。けけけ」
といわなかっただけ、おいらの性格は曲がってないと思ってください。その後、ジャージ姿のITチームのおねえさん(こんな格好をしているのは言うまでもなくアイルランド人)がずっと、アンチウィルスソフトなどを使って格闘してます。
PS 家を出るかばか犬Taroを追い出すかと詰問されたKさんのさらに腹立たしい報告が入ってますが、これは明日のネタに回したいと思います。
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