なべて世はこともなし
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2001年10月02日(火) 今回の騒動の顛末記

予告の通り、日記へのホームページからのリンクを一時中止させていただきました。苦労してここまでたどり着いたと言う方、誠にもって申し訳ありません。


で、なぜ、こんなことになったかということについて説明する義務があると思いますので、ご説明させていただきます。


9/30日の日記で「日記才人」への投票のお願いをしましたが、それとこれとは無関係です。そのあと、おいらが予測すらしていなかった事件が発生したのです。その事件とは、昨日の朝にさかのぼります。


アメリカでの同時テロ後、しばらく連絡をしていなかったに久しぶりに電話をしたんです。そこで言われたこと。「Taroちゃん元気?」


ん?と思いましたね。だって、Taroの話なんてしてないんですよ。なのにTaroのことをよく知っている。そう、もう、オチはお分かりですね。


親にこのサイトの存在がばれたのです。


いつかこうなるのではと思っていましたが、そのXデーは意外と早かったです。「なんだそんだけのことか」とおっしゃるなかれ。私にとってはかなりの大問題です。だって、この内容ですよ。親に、「心配してくれ」といわんばかり。それだけならまだしも、決して知られたくないプライベートなことに言及している部分だって確かにあるのです(言わんとしているのはむろんMausiのことです)。


断っておきますが、親子関係はきわめて円滑です。でも、その円滑さも、いわゆる親離れというか、ある程度の適当な距離を保つことでその円滑な関係が保てているのです。で、このサイトの存在がばれると、その微妙なバランスが私の中で崩れかけないのです。


で、昨日一日かけて(超ブルーでした)今後の対応を考えました。基本的に選択肢は…


(1)サイト閉鎖
(2)気にしない



という二択です。サイト閉鎖をするにはあまりにたくさんの楽しい方にこのサイトを通じて出会った。しかも、思いがけず、ジオのE-listにも載った。という訳で、それはしたくない、かといって、気にしないわけにもいかない。気にしないようにはできます。が、やはり、心のどこかで親が読んでるかと思うと今まで通りに書けないだろうことは容易に想像がつきます。


そんなこんなで思案に暮れて、とりあえずの緊急避難として、日記へのリンクを外して対応したわけです。幸いといえば幸い、うちの親は完全なアナログ人間なので、リンクのない限りこのページのたどり着ける確率は(誰かおせっかいな人が教えない限り)ほぼ皆無です。そんな訳で、ほんの少しだけ安心しています。


一部のサイトからは「アイルランド真実紀行」は「日記サイト」として紹介されています。ご存知の通り、日記だけがほぼ毎日のベースで更新されているのも事実です。つまり、日記なしではこの「アイルランド真実紀行」は成り立たない、というのも事実だと思うのです。


と同時に確認しておかねばならないことは、このサイトの一つのお約束は匿名サイトであることです。匿名でないと書けないことがかなり含まれています。この匿名性が崩れたら、この存在自体が危うくなるのです。


今後の対応は未定ですが、今のところサイトをこの際思い切って移転させるか、それとも元に戻すかは決め兼ねています。もう少し時間を置いて考えさせて欲しいというのが正直なところです。もっと正直に書くと、昨日の時点で、ウェブ上に新しいスペースを借り、しかも新しい掲示板も借りてしまいましたが、一晩置いてもう一度考えたところ、その早急かつ拙速な対応は、まず過剰反応だし、しかもこのページに定期的に訪問をして頂いている方に対して失礼と思い考え直しました。


そんな訳ですので、どうかご理解を頂けるようお願いすると同時に、いい考えのある方はぜひーメールでお寄せいただければと思います。


緊急措置として、日記もリンクされている表紙をこちらに用意しています。今後ここに引っ越すかどうかはまったくの白紙ですが、いちおうお知らせしておきます。


日記才人のリンクといい、立て続けにご迷惑をおかけする結果となったことを心からお詫びいたします。




全然関係ないですが、スイス航空が潰れましたね。サベナが先だろうと思っていただけにちょっと意外です。賭けてもいいですが、サベナも連鎖倒産します。幾らも入っていませんが、これには財布ごと賭ける自信があります。こうなるとひでかすの勤める航空会社なんかも、すぐにとは言いませんが、中期的には心配です。




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