なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2001年04月25日(水) |
気になるニュース(その3) |
日付変わって4/24ですが、このシリーズを続けましょう。
今日の気になるニュースは、
「イギリスで口蹄疫に人間感染か?」
東スポなら「か?」の部分が折り返されて見えないんだろうけど、そんなことはまあいい。
この感染が疑われる男性、どうも、感染した(あるいは感染した疑いの)動物を廃棄する(=殺す)という仕事に従事していた人らしい。まだ100%感染が確認された訳ではないけれど、もし、本当に感染しているとすればこれは大変な問題だと思う。確かに、感染しやすい環境下に居たには違いないが、だからこそ、何らかの予防措置が取られていたのではないか?原発で働いているからといって、被爆していいというものではない(それは少し違うか?)
何よりも問題なのは、もし人間に拡大するとなると…という健康不安の発生だと思う。まさか感染の疑いのある人間を家畜同様殺すなんてことはできっこないから、これはどうしたものかということになる。もちろん、「人間に感染するのはマレのマレだから大丈夫」という理論もきっと成り立つだろうが、そんな理屈では、人間の不安は解消しない。おりもおり、この口蹄疫騒動の前には狂牛病パニックがイギリスからヨーロッパをはじめ世界各国に起こったのだ。
今から二月ほど前、この口蹄疫騒動が始まった頃、おいらは半ば冗談で、「人類がベジタリアンにならなきゃいけない日も近いかもね」なんて友人と話したが、なんだかそれが不気味な現実味を持ち始めた気がする。これはおいらだけの意見ではない。ご当地イギリスを除くヨーロッパ各国の牛肉消費量は激減した。たとえばドイツでは、牛肉の消費量は前年比40%減だとか。そういえばおいらももう相当長い間牛肉を食べてない。なんとなく不気味だから。
ところが、口蹄疫のおかげで、なんだか肉全体が汚染されている気がしてならないのだ。のみならず、家畜が大量に殺されるニュースを毎日見ていると、自然と肉を食べる気はなくなってくる。このまま行けば、おいらがベジタリアンになる日も遠くない気すらしてくる。実際、ここ数ヶ月、スーパーに買い物に行っても肉は買わない。外食の時だけになった。
なんだかまとまりがなくなったけど、とりあえず、おいらは、このニュースをちょっと寒くなる思いで聞いてます。
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