I は保育園に通いだした。徐々に慣れてきているらしいが、園にいる間の様子はよくわからない。
はじめは泣きっぱなしだったのが、いまはひとりで遊んでもいられるようだ。中でどんな保育がされているのかはよく分からないが、信頼するしかない。 いや、これは悪い意味ではなく…そう、自分が尽くすベストな育児に、大きく後退するようなものではない、むしろ自分の育児よりなにか効果が高いのでは、と信じるしかない、という意味。
ま、そんな毎日頑張っているI のいない隙を狙って、私は買い出しの日々だ。
Iがいると重い荷物が持てないので買い物が最小限になってしまうからだ。それに試着もできない。狭い店にもはいりにくい。
I をみてくれるQ と行けばよいのだが、平日の激務による身体的・精神的疲労で、休日は持てる力の三割も発揮できない人だからどうしても買い出しは後回しになる。
時間が限られているからこの買い出しもなかなかに疲れる。が、私がひとりで動けるのも勤務の始まるあとわずかな間しかない。
そんな不自由さとともに大きくなっていこう。
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