自分のことは棚に上げといて・・・
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2004年09月04日(土) 映画『LOVERS』

 少なくとも私は「HERO」よりは楽しく見れた。

 一般受けする作品になってます。
 それはアクションを前面に出しているというポーズをとっていながら、
実はやってることは昼のメロドラマと変らない・・・。
 という展開が「冬のソナタ」とか好きな人には是非お薦めできる作品
なんじゃないかと思います。

 キャッチコピーとしては
『エッチな金城くんは好きですか?』という感じ(意味不明)


 どんな話かヒルメロ風に言うなら・・・

 某大手商社に勤務するアンディ・ラウと金城武。

 ある日、産業スパイ組織が彼らの会社を狙っているとの情報を得る。
 スパイと疑われたのは会社近くのキャバクラのNO1チャン・ツッィー。
 彼女を口説き落として、逆に相手の情報を得ようと画策する二人。
 口説き役になったのは金城くん。

 なんとか、一度は囚われていたチャンを引き連れて逃げ出した金城君。
 最初はアンディ君の部下とばたばたやっていたのに、気がついたら
本社情報部の偉いさんがでてきて金城君は正真正銘の産業スパイにされて
しまう。

 そして、そんな逃亡の日々の中「つりばし効果」ともいえる展開に
いつしか愛情を寄せ合う仲へ。

 やっとの思いで産業スパイの側の人間達と合流する。
 その組織の指導者はなんとチャンが居たキャバクラの店長だった。
 うまく取り入れたと思われた瞬間、目の前には捕まったアンディの姿が・・・。

 アンディはその場から連れだされ殺されることに。
 そして金城くんも囚われの身となりチャンに殺害命令が出される。

 しかし、アンディ君、じつは3年前にその産業スパイ組織から派遣された
スパイであり、チャンとは恋人同士だった。

 命令とはいえ、金城くんを誘惑していく彼女の姿を苦々しく見ていた彼は、
2人きりとなった草原で愛の営み求めるのだが、お約束どおりチャンに
拒まれてしまう。

 失意のアンディ君はリーダーの命令で元の職場へ戻っていった・・・はずだった。

 一方、自分の中の混沌とした思いに悩む彼女は、一人金城くんを処刑するために草原へ。
 で、やっぱり殺せなくって金城くんを逃がそうとするチャン。

「そんなことをすればお前が殺される、ならば一緒にオレと逃げよう!」

 そういいながらやることはやる金城くん「あおかん」です(爆)

 けれど、結局は彼と逃げることは出来ないとその場にとどまるチャン。
 とぼとぼと馬にまたがり一人去っていく金城くん。
 その姿が消えるまで立ち尽くしていたチャン。

 しかし、彼女は意を決して金城くんを追う。

 馬にまたがり、彼の姿を追うチャンの身を隠れてみていたアンディくんの
刃が襲う!

『僕のものにならないチャンなんか殺してやる!』

 といったかどうかは知らないが・・・。
 そこに運命のいたずらか、虫の知らせで舞い戻った金城くんの姿が。
 瀕死のチャンをほったらかしにして、戦いに没頭する二人の男達。

 この戦いの行く末は?
 そしてチャンの命は助かるのか? →だから助からないっていったじゃん!




 という感じでテレビで放映されたら、それはそれで見てしまうと
思った今日この頃。


 一番の謎はアレだけ強固な秘密組織の前の頭目をどうやって殺したのかしら?

 という物語の前提を覆す話になるのですけどね。


 ・・・で、どこが感想なの?
 や、投げナイフはすっげーかっこよかったです。



川崎ゆう |HomePage

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