| 2007年09月16日(日) |
スマトラ地震>木や竹の伝統家屋が被害軽微 耐震性ある? |
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◆日常
ケロは朝からムーミン三昧。DVDを見てない時は「ムーミンごっこ」で配役を私にも振ってごっこ遊び。ケロはいちいち台詞を覚えているが、DVD20枚分の台詞は(いつもいい加減に付き合ってるので)流石に覚えられないので、どのシーンのごっこ遊びなのかいちいちケロに聞かないと分からない。辛い。 (「じゃあおかあさんがムーミンになって(ケ)ちゃんがフローレンになって、おはなのぼーとにのるのね」とか言われても。)
買い物に出かけた先で着ぐるみショーをやっていたのでケロに見るか聞いたが「ちょっとこわい」と言うのでほっとして通過。(マイメロちゃんは平気だったんだけどなー。)
◆百均
しゃぼん玉セット(ケロリクエスト)、外出用しゃぼん玉(蓋の裏についた棒の先が輪になってて、これ1個ですぐしゃぼん玉遊びができるというもの。私はこっちが一押しだったがケロに却下されてくやしいから買ってきた。)、ウェットティッシュ、アイロンスムーザー(スプレーのりが欲しくて買って帰ったら間違えてたぜ、ちっ)、液体肥料、ハイドロカルチャー用土、荷札(昔ながらの紙に針金がついた奴。他のもので代用できると思いつつ)、はさみ、テーブルクロス、蛇口用シャワーヘッド、携帯用和風シール×3
蛇口用シャワーヘッドは長年使った高級品が汚れてきたので、100円なら綺麗なのに交換しようと買ってみた。多少水の切れが悪いが(ストレートにしてもシャワー穴からちょっと垂れる)綺麗になったのでまあいいわ。 はさみも切れの悪いのを使ってて「100円なんだから新しいの買えばいいんだわ」と交換。テーブルクロスもうちでは消耗品。
長年育てたひょろひょろパキラがとうとう枯れてきたので、生き残った枝を水挿し。
◆読書
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「輝くもの天より墜ち」
ようやく図書館でリクエスト順が回ってきて読了。彼/彼女の本は一冊も手許にないけど、文中に出てくる「星ぼしの涙」の概要は記憶があった。あと確か過去に読んだ「汚れなき戯れ」「煙は永遠にたちのぼって」(手元にないので多分だけど)と繋がるイメージも。
何かが来るのを待っているとかツアー客とか語り手が途中で変わるとかでハイペリオンとかデュマレスト・サーガとを思い出して読んでたら「こんな活劇?」と途中で困惑もあり。もっとひどい話じゃないかと想像してどきどきしながら読んでたので、後でもう一度読み返したい。ティプトリーのすごいところは発想の奇想天外ぶりと、類型的でない登場人物の行動パターンのような気がするが、この話はそれでひっぱるにはちょっと長すぎるかも。伏線でびっくりしたりはしたけどね、勿論。長らく未訳だったのにはやっぱり訳があったのだと思う。こんな星でエコ・ツアーしたらだめじゃん。
キップのキャラクターとか、コーリーの完璧な幸せとかについ、ティプトリーや周囲を重ねて読んではいけないと思ったが、倫理感とか義務感についてはさすが元CIA職員と言っていいのかどうか、この人ほどストイックな作家はあまりいないと思った。嘘臭いと言ってはいけない。戦争文学(創作も実話も)を読んでいると、なぜ極限状態でそれができるのか、少なくとも私は無理と最初から投げ出してしまいそうな状況で、真に人間らしい(と信じたい)行動をとる人々がいる。何故それができるのか、自分もそうでありたいけど、できる限りそれを確かめる状況には遭いたくないと心底願う。 (ところでコードウェイナー・スミスとかハインラインとかもそうだけど、この時代軍隊経験のある人のSFにはよく洗脳が出てくるような気がするが、当時は一般的だったんだろうか。また将来性があると思われていたんだろうか。)
あとこの作品だけでなくこの人の作品には美醜についての話が多く出てくる。理解できる美しさが共感を呼ぶという事実、そういうことがおかしいんじゃないかと思う気持ちは大切だと思いつつ、未知の美しさへの共感がなければそもそもSFなんて読んでないじゃん。うーん。
人生「グリーン、ゴー」でいきたい。
※本当にどうでもいいことだけど、ハヤカワ・オンラインでのこの本の紹介の下に「同じジャンルの売れ筋作品」というのが出てて、「タイタンの妖女」「果しなき旅路」「SF入門」「ソラリスの陽のもとに」ってあるんだけど、どういう傾向なんだろうか。そして売れ筋って何冊くらい売れてるの・・・?
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