2007年03月25日(日) |
勝負砂古墳で天井石が落下 岡山、石室内の副葬品は無事 |
- 共同通信 能登沖地震>緊急速報、6強の3地点で間に合わず 気象庁 - 毎日新聞社 「ネットカフェ難民」とは「隠れたホームレス」だ - J-CASTニュース
◆日常
先日「サプリの効果か〜」と自慢していたが、昨日と今日はやや不調。休日で気が抜けてるのもあるけど、スギからヒノキへの端境期だったからかも。
◆読書
村林益子「ます女きもの手控え」(2007-26)
同窓会新聞のコラムみたいな、文章を書きなれない人のとりとめない語り口ではあるけれど、この方の和裁はすごくいいようだ。志村ふくみとか吉岡幸雄とかの交流が書いてあるので腕は間違いなさそう。礼儀作法や昔のことを語られるとあれこれのバイヤスとかちらと気になるが、大正生まれの方にそう言っては酷か。
某身内にウールと木綿の着物を貰った時、「これは単の季節用」「ウールと木綿は単で良いって聞いたんですが」「袷の時期は袷だった」という会話があった。それから気をつけているが、石川あき「昔のきものに教えられたこと」では久留米絣など糸の細い上物の木綿に絹裏をつけるのは贅沢で着心地がいい、と書いてあった。(と思う。手元にないけど) この本では木綿には木綿の胴裏に裾回しも木綿かメリンスと書かないと試験ではバツだが、自分は羽二重か紅絹の胴裏とチェニーの裾回しをつけて着る、ということが書かれていた。やっぱり袷の季節は袷なのか。うむむー。 ウールについては単で着ていいみたいだが、着心地のために下前から脇まで広幅の洋服用裏地をつける話も載っていた。
中に出てくる7年かけて作った和裁書、アマゾンでも評判が良いが非常に高い。(普通の和裁書の5倍くらい。)古書を見つけたので思い切って購入。
◆着物
某オクではりきって競り合った(と言っても銀座ランチ1回分くらい)帯と、ついでの帯(同じ出品者だったので送料かけるならこれもと気楽に入札)が到着。
うーん、久しぶりに素晴らしく満足な品々だった。幸せ。
実は昨日もそのままでは着られない羽織を落札してしまったのだけど、これはまた悉皆屋さんに「幾らかければ着られるか」相談しなくては。
大島の仕立替えを検討していて、ウェブでみつけた、「袷の大島紬の解き洗い張りから仕立まで込みで\23,100」の悉皆屋さんに問合せをしていた。その回答を頂いた。 この値段で仕立は手縫い。(国内かどうかまでは確認していない。)もう一点、「丈の長い袖と身頃の交換で身丈を伸ばしたいがそういった仕立もお願いできるか」というのには、「胴継ぎ加工は\2,100で袖の残布を使う。袖と身頃の交換では身丈は伸ばせない。」という回答を貰った。 前後身頃に継ぎを入れると4箇所の縫代が要るのでそれほど丈が伸ばせない。それに出来る限り鋏は入れたくない。そう思って袖と身頃の交換(縫代は後ろ1箇所だけ)でやってもらおうと思ってたんだけど、どうして駄目なんだろう。柄合わせとかで問題が出るからかな。こういうわがままを言い出したら、結局自分で縫うのが一番(失敗しても自己責任)なような気がするが。
コンサルティング料を含んでいいから、多少高くても相談ができるところがいい。更に、仕上がりの悪いところに出すのは不安なので、一度「捨て着物」で試しに仕立直しをした方がいいかも。(そんなことするなら高くて信頼できるところに仕立てに出した方がいいという話もあるが。何事にも初めてはあるからね。)
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