| 2007年01月08日(月) |
暗黒物質の空間地図作製 日米欧などのグループ |
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朝起きたら、家人が床暖房の上で毛布をかぶって寝ていて(悪寒がして)、心配したケロが聖女のように手を握ってあげていた。そして一度会社へ行ったが、2時間ほどで戻ってきて寝込む。
ケロは痒みもおさまってきたらしく、元気元気。でも外へは出せない。
まあどっちにしても私の休日は潰れたんだから、いっぺんに済んでよかったな。
図書館に返す本を特急で読んで、閉館ギリギリに返却。
家人のためにここ数十年思い出したこともなかった「水枕」を買ったよ。ゴムで口を金具で止めながら「これがそんなに信用できるものなら今でも出回っているのではないか」とどきどきしたが、使い心地は結構快適そうだった。
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高楼方子「記憶の小瓶」(2007-4) クレヨンハウス(2004年9月)
子ども時代を語るエッセイ。こういうことあった、あったという気持ちと、「こういう出来事を忘れずにいたからあの作品が書けたのだ」と思わせるエピソードも収められている。文中で「まあちゃん」と呼ばれているので「まあちゃんのながいかみ」(が彼女だって知った時は驚いたよ、もう)が彼女の分身なのかと微笑ましく思ったり。
高楼方子「わたしたちの帽子」(2007-5) フレーベル館(2005年10月)
すばらしいファンタジー。現実とあまり乖離しすぎると「絶対に起らないこと」になるけれど、このお話は絶対に起らないとはいえないと思わせるところが素晴らしい。本当にDさん、「十一月の扉」紹介して下さってありがとう。
高楼方子「時計坂の家」(2007-6) リブリオ出版(1992年10月)
こちらはぐっとミステリアスな推理仕立のお話。読んだ中で一番初期の作品だからか、濃くていい。やっぱりこの作者は「日常の中にあるかもしれないファンタジー」を切実に追いかけているんだなと思う。
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