今年初の海。ケロは保育園を休ませ、去年の水着を着せたらきつきつだったので来年のつもりで買ったサイズ100のピンクの苺柄の水着を着せた。ぴったり。
「うみ、いきないの(行かないの)」「うみ、こわーい」というのをだまくらかして「入らなくていいから、お砂のとこまで行こう」「抱っこでいこう」と段々海に近寄り、最終的にミッフィーの船型浮き輪に入れてちゃぷちゃぷした。最後には「楽しかった」と行ってくれたので成功。 砂遊びセットは嬉々として遊んでいたが、私が拾ってきた貝殻は「こわいー、ぽいして」と断られてしまった。しくしく。
私は次の日仕事とかいう縛りがないので一人でへらへら泳いで、気づけば手足だるだる、背中真っ赤になっていた。しまった。手の届くところまでしか日焼け止め塗ってなかった…。
宮尾登美子「朱夏(上・下)」(2006-115〜6)
自伝的作品3作目。結婚から満州での生活、引揚げまで。第二次大戦の戦記ものは少し読んでいたけれど、満州からの引揚げについては周辺部だけなぞっただけで詳しく知っていなかったので、考えさせられた。勿論、生きて帰った人だけが引揚げ体験を語れるので、亡くなった人がどういう体験をしたのかは分からない。もっともっと大変だったのかもしれない。 藤原ていの「流れる星は生きている」も読んでみようと思ってから長い間手がでていないが、この夏は読んでみようかな。
|