今日のちまちま。
ケロがトイレットペーパーの芯を欲しがるので、千代紙を張っておめかし(…)。 ぬいぐるみのキティちゃんが横を向いているのが気になるらしいので、首を正面向きに付け直し。(ボディを作り変えて着せ替えできるようにしようかと思ったけど面倒になってやめた。) ケロのシャツからお姉さんパンツ試作。ケロのQOLとしては、母手作り(リフォーム)のお姉さんパンツを履くよりも、その時間分で手をかけた料理を食べるとか、部屋を居心地よく片付けてもらうほうがいいのだと分かってはいるが。やってみたかったのよ。
宮尾登美子「春燈」(2006-108)
「櫂」に続く、作者ファミリー自伝的小説クロニクル2作目。彼女の本を原作にしたドラマや映画がいくつか大作で作られているのを知っているし、それで「あの人の書くものは」と鼻にしわをよせた人も知っているが、ちゃんと自分で小説で、この人の作品を読めてよかった。着物熱のおかげだ。非常にドラマチックであっても、その細部の書き込みに地に足のついた感じがして好ましい。
「蔵」を初めて読んだ時には時々地の文に作者が登場するのが興醒めな気がしたが、この人はずっとこういう書き方をしていたんだな。次はクロニクル第三弾「朱夏」だ。
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