2005年06月11日(土) |
オオサンショウウオを救え 250匹台風で流される |
(共同通信) 近隣諸国への配慮を要請=遺族会、靖国で異例の見解 (共同通信) BSE検査で陽性反応=米農務省 (ロイター) 7千年前に神殿文化? 欧州で150以上発掘 (共同通信) #MASTERキートン…。
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ケロの薬@シロップ、昨日帰ってからまず一口飲んで「もういらない」と首を横に振るのを「これ飲んでからおやつ食べよう」となだめたりすかしたりして何とか飲ませた。夜の分は家人が一口ごとに「乾杯」と言ってグラスをぶつけながら飲ませた。今日の昼の分をまた「飲まないと駄目」と脅して飲ませた後でどんな味なのかグラスを洗う前にちょっと味見。 …甘苦い変な味。これは飲みにくいわ。
今日は朝から電車に乗って診断書を取りに遠くの小児科へ。何だかんだで小一時間かかるなぁ。これじゃ保育園早退しないと行けないから、やっぱり普段は別の小児科を開拓しなくては。でも時間外には院長の携帯に電話を転送していたり(後日電話診療代を払う)、若くて最新の知識を学び、熱意に燃えて、すごくいいお医者さんだと思う。ほんと近所に住んでなくて残念。
そして病院ハシゴ。次は皮膚科。「2週間くらい前から毎日手の違うところに湿疹が出来るんです。ケロの手にも湿疹があるんです。(小児科では心配ないって言われたけど)」と訴えたら、私のは汗泡、ケロのは砂かぶれという診断。同じ塗り薬(ただしケロの方は弱目)を出してもらった。 私の汗泡は実は時々なるけど普段はこんなにひどくない。砂かぶれという病気を知らなかったのでgoogle君に色々聞いてみたら「原因不明」「金属アレルギーという説もある」「風邪の治りかけになる」「保護者の手にもできることがある」などなど。確かにケロは風邪治りかけだったし、私の手のもケロから移った砂かぶれじゃないかしら。まぁどうせ同じ薬みたいだけど。
小谷野敦「間宮林蔵<隠密説>の虚実」(2005-098) 教育出版(1998年10月)
間宮海峡を発見した間宮林蔵の伝記と、後年の学者達による研究の中で出てくる「隠密説」の扱いについての本。「間宮林蔵について既に知っている場合は最後の部分だけ読んでもらいたい」という真摯なんだか適当なんだか分からない著者。脚注がやたら多いのなんかも、著者が割と前面に出た伝記。(15歳に見える蝶々夫人を見たことがないと脚注にあるが、今にも死にそうな椿姫も見たことないぞ。)
とはいえ「隠密説」の部分を読むと、著者が前面に出ている方が間違いなくていいかもなんて思っちゃう。どうしても伝記は前に書かれた資料を参考にしていくので、最初に誰かが書いた文章のイメージが広まってしまうようだ。実は間宮林蔵ブームが起こった昭和十年代、きっかけはどうやら演劇だったらしい。そしてその演劇のイメージで林蔵像が出来上がってしまったけど、実はその林蔵はプロレタリア文学の転向者のメタファーなんだよ、ということを書いた本だった。
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