朝から喉が痛むので風邪薬飲んでヴィックス舐めた。喉を潤すためと口の中が甘くて気持ち悪いのでひたすら紅茶を飲んで水分過多。
ケロが赤ちゃん人形を抱いていたので、そろそろ人形遊びがしたくなったのかと人形用のベッドをどう作るか妄想にふけった。木で作るならグルーガンがあるから両脇は丸い木の棒で柵にしてもいいし、布で作るならクーファン型にしてあげて等々考えた。 そういえば家に花用のバスケットがいくつかあった筈、と出してみたらビンゴ。同じくらいの大きさのバスケット2つに赤ちゃん人形とケロのくまちゃんを入れてみたら(くまはぎゅうぎゅうだけど)入った。ケロは喜んで私の手からとりあげ、ケロの作業台兼ベンチに二つ並べて真ん中に座っていた。そうかそうか。じゃあ白い布とケミカルレースでふりふりのカバーと布団を二つ分作ってあげましょう。 といいつつ保育園に入れたとしたら色々作るものがあるから、そっち先か。
エリナー・ファージョン「銀のシギ」(2005-084) 石井桃子訳 岩波書店(1975年11月)
これも大人になって読み返した方が味わい深い本だな。トム・ティット・トットのお話をファージョンがふくらませて語り直したもの。
エリナー・ファージョン「ガラスのくつ」(2005-085) 石井桃子訳 岩波書店(1986年2月)
随分経ってから、ファージョン全集に追加になった1冊。こっちはシンデレラの話をふくらませて語り直したもの。シンデレラの父親の設定がしょぼくてリアル。
フィリパ・ピアス「まぼろしの小さい犬」(2005-086) 猪熊葉子訳 岩波書店(1989年7月)
「トムは真夜中の庭で」がファンタジーの傑作ならこちらはリアリズムの傑作、と訳者があとがきで書いている。チキチトはとっても小さいという意味のスペイン語だそうだ。(ABBAの「チキチータ」も同じ意味か?) 舞台となる場所が2箇所あり、「ハヤ号セイ川をいく」のセイ川近くの牛追い道沿いにすむ祖父母の家と、ロンドンのテムズ南岸、ビッグベン近くの主人公家族が住むフラット。ロンドンの暮らしがグレーなのは「トム…」同様。男の子には都会は住みにくいよね。 話自体はどうなるのか最後まできっちり書いてあって面白かった。
この中に「なになにするべからず」の決まりがたくさんある公園と番人が出てくる。メアリー・ポピンズでもそうだったけど、公園に番人がいてルールを守らせるっていつごろまで続いたんだろう。(現在はやってないと思う、怒られたことないから。) 最後の方にハムステッドヒースが出てくる。(「火星人襲来」でロンドンを見渡す、あの場所。)
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