2005年04月24日(日) |
ヒト型ロボットと赤ちゃん出会い、米保育園で実験 |
熊野古道、地権者が抗議の落書き 世界遺産登録に反発(asahi.com)
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2ヶ月の赤ちゃんが喋った話 http://www.ananova.com/news/story/sm_1304575.html?menu=
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自治会の総会。自分が役員になったので初めて出席してみたが、自治会関係者で合計10名。はははー。皆さんの関心はそんなもんよね。
議事進行はスムーズに流れたが、またその後の話が長かった(同じ話を3回リピートする方は欠席だったが)。皆それぞれ真剣に問題を検討しているようで責任は負いたくないのだった。何かうまい手があればいいのにね。 しかし雑談になってからはケロはいつものお友達ちーちゃんと遊んでいたので割と平和。同じ隅の机の下に座る、宇宙語で会話をする、布巾を持って部屋をぐるぐる歩くなど、大人には何が楽しいのかよく分からないが仲良くしてくれて嬉しいわ。 解散後、皆で外の様子を見に出てからも、公園でシーソーに乗ったり(動かしてたのは黒子)、また二人で何やら遊んでいた。ちーちゃんがアリを「わんわん」と言い張るのでどこの家も一緒だなーとにやり。でもケロまでアリを「わんわん」と言い出した。動くもの皆わんわんじゃないんだよ。
寝起きに機嫌の悪かったケロが何か思うとおりにならないことがあって私をぶったので「ぶたないでよー。お母さんぶたないでしょー。」と苦情を言うと、にこーっと笑って抱きついてきた。その媚の売り方はどこで覚えてきたんだ。可愛いから許しちゃうよ。
白神こだま酵母の袋を冷凍庫で見つけたので、すごく久しぶりにこだま酵母でパンを焼いた。肌理が細かくて美味しいパンができた。成功すると美味しいんだけどほんのちょっとの手間と失敗の可能性がねー…って、これ土鍋炊飯と同じじゃないか。 夜は強力粉がなかったので薄力粉と卵でパンを焼いた。どんな味か明日朝のお楽しみ。
内田樹/平川克美「東京ファイティングキッズ 」(2005-064) 柏書房(2004年10月)
最近私が痺れている内田樹氏と平川克美氏の2003年9月から2004年5月までのメール(blog?)をおこした本。ちなみにこれの続きは「悪い兄たちが帰ってきた Tokyo Fighting Kids Return」( http://blog.goo.ne.jp/maingmen/ )で公開されている。これを読んでようやく内田樹氏が仏文学者だと知ったわ。話がぐっちゃんぐっちゃんに混じって面白いけど、この本をお金出して買った人はひょっとして怒らないのかなと心配になったりもする。 読みかけの時にも日記に書いたけど「本来自分の持つ意見と異なるものも多いのに引きずられる」というか、最終意見が違うとしても相手の言うことにも一理あると思わせるのは何なのだろう。そして何故今ここで「世界と物語」なんだ。
エリナー・ファージョン「ムギと王さま 本の小べや1」(2005-065) 岩波少年文庫(2001年5月) エリナー・ファージョン「天国を出ていく 本の小べや2」(2005-066) 岩波少年文庫(2001年6月)
何だか貪るように子ども時代に読んだ本を再読している。何故か同じ書棚の「ダレン・ジャン」に手が出なかったり。いつまでも御伽噺みたいな話ばかり読んでいたいのさ。
2001年に改版されて「本の小べや」全作品が2分冊になって文庫になっていた。おそらくハードカバーの「ムギと王様」と同じ内容。
伊藤遊「鬼の橋」(2005-067) 福音館書店(1998年10月)
この著者の「えんの松原」について夢の図書館新館さん(http://www.enpitu.ne.jp/usr/1551/)で以前レビューを読んでいたので、図書館で見かけてこの本と2冊借りてきた。でなければ自分では手を出さないような装丁(怖い)だが、第3回児童文学ファンタジー大賞受賞作だそうだ。聞いたことない賞だなと思って調べたら小樽のNPOが主催していて第1回受賞作が梨木香歩「裏庭」。第3回がこの「鬼の橋」でその前後8回は該当作なし…。なんかものすごく硬派で水準が高いみたいで気に入ったぞ。今後大賞受賞作があったらそれは読む価値があるってことだ。
でこの「鬼の橋」。時代は平安時代。主人公は小野篁(おののたかむら)。何も事前情報なしに読み始めた方が面白い本なのでこれ以上は書かないがとても面白かった。 本文中に「つゆくさが染物にむかない」とだけ書いてあるのに蛇足ながら説明を加えると、露草の色は洗うと抜けてしまうから。(逆に下書きをするのに使ったりする。)
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