2004年08月24日(火) |
CIA解体は困難と示唆 情報機関改革で米大統領 |
運転中携帯に11月から罰金 飲酒検知拒否も (共同通信) ネバールの首都封鎖、市民生活に影響 五輪=女子レスリング55キロ、吉田が金メダル 五輪=女子レスリング48キロ、姉の伊調千春は銀メダル 五輪=女子レスリング63キロ、妹の伊調馨が金メダル 五輪=女子レスリング72キロ、浜口が悔しい銅メダル 五輪=体操男子平行棒、冨田が銀 五輪=体操男子鉄棒、米田が銅 (ロイター) 巻き貝>貝の巻き方、関与の物質解明 東大チーム (毎日新聞社)
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引き続きサトクリフ読書。
ケロはボール投げができるようになった。ボールプールのボールを投げてくれる・・・拾うの大変。
ローズマリー・サトクリフ「ともしびをかかげて」(2004-102) 岩波書店(2000年)?再版の年かも
ローマ軍がブリタニアから撤退したところからの物語。アクイラ家の子孫のアクイラ(父の名はフラビアン)がブリテンとローマの間で辛い選択をし、そこからたどる数奇な運命、とでも言おうか。緑のイルカの指輪がまた折々に登場する。彼が一番辛い運命を辿って、しかも友達いないし。彼はこの後「落日の剣」にも登場。
ローズマリー・サトクリフ「辺境のオオカミ」(2004-103) 岩波書店(2002年1月)
時代はちょっと戻って、ヘイドリアンズ・ウォールの向こう側で活躍する「辺境のオオカミ」と呼ばれる地方部隊の二百人隊長として赴任したアクイラ家の子孫アレクシウスが、部下の心を掴み、周辺の部族とも親しんだところで起った事件によりある決断を下す話。 ここに出てくるルシウスは「山羊座の腕輪」の「ブリタニアのルシウス」の一人であり、そうだとすればアクイラ家の傍系の筈なので本人達は知らないだろうけど遠い親戚の筈だ。
著者によるあとがきによると、サトクリフは西部劇が好きだったとか(さもありなん)。とある西部劇の中の一エピソードに「もったいない。このエピソードひとつで本が一冊書けるのに。」と思って自分で書いたらしい(笑)
ここまで読んで、また「山羊座の腕輪」と「シールド・リング」を読み返したくなった。時代順に並べた読み方ガイド、誰か作ってくれないかな。
今まで読んだところでは(と書いている今日は実は29日) 後日加筆した
アクイラ直系 フラビウス(フラビアン) アクイラ 第九軍団のワシ->銀の枝->辺境のオオカミ->ともしびをかかげて->落日の剣->ケルトとローマの息子->夜明けの風->剣の歌->シールド・リング
アクイラ傍系 ジャステヌス(ジャスティン/ジェスティン) ルシウス 第九軍団のワシ(多分)->山羊座の腕輪->(銀の枝->辺境のオオカミは山羊座の腕輪の300年の間に含まれる)->ヴァイキングの誓い(多分)
最初は「山羊座の腕輪」の銀の腕輪が、第九・・・でもらった金の腕輪と同じものかと勘違いしていたけどブリタニアのルシウスの初代がヘイドリアンズ・ウォールの向こうのピクト人の反乱の際の功績でもらったものなので別だった。が、「銀の枝」の最初の方で「二つの家系は何度も姻戚関係にある」と言っていたのでアクイラの子孫と思ってもいいと思う。
サトクリフも楽しんで書いたんだろうな。今は執筆順に読んでるけど、また年代順に読み返しても楽しいよな、きっと。
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