2004年08月16日(月) |
全米興行収入、「エイリアンVSプレデター」が初登場1位 |
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朝9時を過ぎたところで某信託銀行に電話。住所変更届を送ってきたのはどういうわけかとネチネチと。この件は誰かの入力ミスが原因とにらんでいるのだが、某信託銀行と某証券会社で何度かたらい回しにあっているので、担当者に恨みはないがこちらのやるべき事はやった筈と主張。一応送り返すことにはなったがそろそろ決着ついて欲しいぞ。
会員制ディスカウントストアの1ヶ月フリーパスをもらっていたので、家人とケロと出かけてきた。すごい混雑(カートに土足の子供を載せた人達の)にひるんだが、一応一回り。こざるのジョージやピーターラビットの箱入り絵本が安くて魅力的だったが、英語・・・。強烈な色合いのアメリカ製おままごとセットのケーキ・アイスなど欲しくて身悶えしたが、子供に与えたいおもちゃではないんだよな。他にも「アメリカの子供はいいなぁ」と思うようなおもちゃが色々あったがケロの月齢には合わないので、しばらく前からどうしようかと思っていたボール100個だけ購入。その他普段使う商品をほんの数種買った筈が会計は6千円台。箱売りの店だからね。
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ちょっと休んでジュースでも、と思ったが、あまりの混雑に欲がうずまいて当てられそうで避難。近所のいつも空いてる某所に行き、クリームソーダ飲んで一息ついた。
ケロをキッズコーナーで遊ばせたが、年上の女の子2人が激しく遊んでいて、大きな発泡素材の積み木を高く積んでいた。赤ちゃんいるのに危ないな、と思っていたら案の定崩れて別のはいはい赤ちゃん脳天直撃。あわてて保護者が走ってきて赤ちゃんを抱き上げ、その子のお兄ちゃんらしき、まだ言葉が宇宙語の男の子がやってきて女の子達に「うちの赤ちゃんをいじめるな」のようなことを(宇宙語で)言っていて「お兄ちゃん格好いいっ!」と惚れた。 しかし年上の女の子2人(命名"意地悪姉妹")は誤りもせず、その子たちの保護者も謝りもせず。うーん。
ケロはその後すべり台に興味を持ち移動したので補助してあげてたが、意地悪姉妹がやってきてまた邪魔にされた。でも私はおばちゃんなので(←こういう時だけ)「ごめんね、ちょっと待ってね」とケロを並ばせておいた。じゃないと突き飛ばされそうな勢い。 で、危ないのでまた積み木に戻ってケロ遊ばせてたら意地悪姉妹の妹の方が「お姉ちゃん、ベッドが崩れちゃった」とケロが遊んでた積み木を取り上げ・・・貴方達、絵に描いたような意地悪姉妹ね。
子供社会では、体力差でヒエラルキーができるんだね。子供にしてみれば、小さい子は動きが鈍くて邪魔なだけだって分かるんだけど。厳しいわね。 オトナとしては家にケロ用に一大プレイランド作ってあげたくなったよ。過保護。
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帰宅後ケロはボールに大興奮。おかげで夜泣きした。
ローズマリー・サトクリフ「三つの冠の物語 ヒース、樫、オリーブ」(2004-097) 原書房(2003年6月)
ローズマリー・サトクリフ「シールド・リング ヴァイキングの心の砦」(2004-098) 原書房(2003年12月)
文章がどうも・・・と思ってたらトールキンやモンゴメリの翻訳で悪名高い山本史郎氏の訳だった。この人は有名な英文学者なのかもしれないけれど、日本語 に問題がありすぎるよ。文体の統一がなってなくて気持ち悪い。
三つの冠の方は中篇3篇。オリーブの冠はオリンピックに参加するギリシャ人のお話でタイムリー。ヒースの話が一番好きだ。
シールド・リングの方はノルマン人侵攻時、ドゥームズデイブック(ってノルマン人の土地台帳だったのね!/そろそろコニー・ウィリスの奴も読んでみようか)に何故か湖水地方が抜けていて、そこには実はヴァイキングの子孫がいた、という史実を題材にした話。 面白かったけど拷問はやっぱり痛いわねえ。私ならすぐ喋っちゃうと思うけど、どうかな。<日本人>の境界に出てくる虐殺の話とか、シルマリルのモルゴスの拷問とか、最近痛い話ばかりを読むので色々考えてしまうのよ。何かの為に命を賭けるだけの強さがありますように、でもそんな目に遭いませんように、と祈ってしまう。
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