2004年02月17日(火) |
2千頭生息のボルネオ象、独自進化? 体小さく耳大きく |
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朝目が覚めて早速「高慢と偏見」の続き。おかげで読み終わってから眠くて、昼間は寝たり起きたり。かなり駄目駄目。
家人のリクエストでステーキ。先日買った100gで980円の肉は売っていなくて、280gで1,780円という奴を買ったら、それなりの味だった。(美味しかったけどこの間の方が美味しかった。) 「肉の味は値段に比例するのかな」「『今年は牛の当たり年』とかないから、獲れすぎて値落ちするとかありえないしね」。 水菜とベーコンのサラダも我ながら美味しくできたよ。
昨日と今日の読書。
ブルース・スターリング「塵クジラの海」(2004-032) ハヤカワFT文庫(2004年1月)
サイバーパンクの作家として有名らしい。初めて読んだ。これはデビュー作だそうでサイバーパンクではなく、FTに入ってるがテイストはSF。 巨大なクレーターの中にだけ大気がある水無星、そのクレーターに広がる塵の海、その中を泳ぐ「塵クジラ」や「パイロットフィッシュ」「鮫」「磯巾着」等の生物。セックス、ドラッグ&「白鯨」。甲殻類の群れにうげってなるの。キシキシキシ。(うげっ。) 何かとっても気張って書いた様子が伝わって、微笑ましいといえば微笑ましいんだけど、甲殻類でうげってなったのと、いい子ちゃんの私にはちょっと苦手な部分が多く、読んでてちょっと辛かった。
ジェーン・オースティン「高慢と偏見」(2004-033) 岩波文庫(1950年12月)
改版しようよ、岩波文庫さん(笑) 私が読んだのは1993年に出た第52刷だけど、旧字なんだな。久しぶりに読むとペースが乗るのに時間かかるのよね。 と文句を言いつつも、ベネット夫妻の会話から引き込まれて一気読み。あー面白かった。オースティンとサキが好きだという人にはちょっと心を開いてしまうな。
前に読んでからもう10年以上経っているので、前はもっと憤ったような箇所が今読むとただ切なかったりした。前に面白かった箇所も切なかったりもした。ああ、読むべき本はいっぱいあるのに、再読したい本もいっぱい。 そして、ベネット夫妻に注目してクリスティの「春にして君を離れ」と読み比べるとまた面白いかも。
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