2003年12月05日(金) |
世界最古のオス化石を発見 4億年前のウミホタルの仲間 |
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目覚ましで起きた。 今までケロ時計で生活していたけど、最近ケロ時計が遅れ気味だし夜一気に眠れるようになったのでそろそろ自分のペースで生活しようかと。それに冷凍冷蔵庫の整理にはお弁当作るのが効くしね。 まあこうやって何か段取りをすると見計らったように子供が狂わすという話も多く聞くので、できる範囲で。
起きた時から喉の奥が乾いた感じ。風邪ひくと困る〜。生協で買ったプロポリスのど飴を舐めている。変な味だし喉にしみるけど効くといいな。先シーズン買ったティーツリーオイルで吸入でもしてみようかしら。しかしあの吸入器もう10年以上使ってるからそろそろ新しいの欲しい。
ケロの病院へ。前回の照射で青く残った箇所と、左手の甲にもレーザー当ててきた。20ショット=2万円(+消費税)。保険の効く病院捜せばタダなんだけど、歩いていけるし先生も感じが良いし。今回は両手だったせいかケロの泣き声が長かった。が、また出てきた時には泣き止んでた。 ついでに私のインフルエンザ予防注射も受けてきた。3,500円。去年打ってるから今年は1回でも良いらしいんだけど2回打った方が良いと言われた。 次回の診療は、私の予防注射2回目に合わせて年末。
図書館へ。貸出手続きをしたらリクエストの本が丁度来ていたのでそれも借りた。
篠田節子「百年の恋」(2003-102) 朝日新聞社(2000年12月)
丁度昨日NHKのドラマが終わったところ。ケロが(お腹動いて)辛そうにうなされてたので抱っこして一気読み。 三高の女性と三低の男性の結婚・妊娠・出産・育児の話。仕事とのかかわり、性別による役割分担などについて。ドラマのお蔭で梨香子は頭の中で川原亜矢子さんの声と表情で喋っていたが、真一は筒井くんだと小奇麗すぎるかな。原作ではもっと***。真一が梨香子と結婚して子供が生まれて世間に人並の扱いを受けるというのは意地悪いけど世間の真実臭い。しかし真一がちょっと優しくしてもらうとすぐつけあがるっていうのが世間の真実だったら嫌。
丁度自分が産後なので、育児に関する箇所は「わかるわかる」。しかし私、育児の閉塞感はまだあまり感じてないのよね。自分で気付いてないだけかな。
このお話では男女の立場が逆転している意外性が面白いが、性別に拘らず収入差と家事分担については誰と暮らしても問題にはなる。真一の仕事は量的に少ないし在宅勤務が多いのもあり、家事と育児を(本人納得いかないまま)しているが、梨香子は苦手なのもあってやってない。家事の平和な原則は「気になる方がする」ではあるが、収入格差が4倍なら家事の1/4は梨香子がやってもいいのでは、しかし仕事の価値は収入だけでは計れないわけで、収入が少ないからといって真一が家事を負担するというのもおかしい気がする。 梨香子が男であれば文句を言われないかというとそんなことはない。…いや、もちろん世間ではどうかは知ってるけどね。
でも、梨香子がしてもらった家事に一向に感謝したり謙虚な気持ちを持たないのは、彼女は別に他人にしてもらわなくても生活できていたから。家事の必要度は人によって違うのだな。問題は育児だけか。
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