いいことあった
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2003年11月18日(火) 次世代コンコルド「日欧協力で実現可能に」 仏業界会長

律令時代も税金払えず水田物納、売田券木簡初出土 出雲
録画1回限り 地上デジタル放送にコピー制御方式導入へ
がん細胞の顕微鏡映像をPCで検査 弘前大と企業が開発(asahi.com)

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やはり昨日の外出と来客で疲れたのかなぁ。ケロが寝ながらうなされてるみたいだったので昼から外が暗くなるまで膝に乗せて寝かせた。
私はその間読書。今日は家事はしておりません。(きっぱり。)
そういえば猫が小さいころも膝に乗りたがって、よく膝の上で寝てたっけ。どっちも体温高いので冬の日には結構こちらも気持ちよくなるのだ。

ところで昨日の外出で、池澤夏樹氏が文芸誌でジュブナイルの連載をはじめていたのをぱらりと読んだ。(雑誌名失念。新潮とかと並んでる奴。)池澤氏の主人公のきっちり論理をくみたてて物事を考えていく(そしてそれを文章にする)ところは好きなんだけど、小学生が主人公だと奇異に感じる部分もあり。自分が小学生だった頃はそれなりに大人だと思っていたのにね。

これも昨日の話。最近、乾太くん(ガス衣類乾燥機)を使うと洗面所のガラスが曇るので、どこかダクトが外れかけてるんじゃないかと家人に見てもらった。(私は手が届かないので。)ダクトと乾太くんの間をつなぐテープが全開で外れてた。とほほ。
前に修理にきた人が外したせいか、経年劣化かで、接着剤が弱って外れたようだ。乾太くんの上はよくQが座ってるけど熱風が出るのに大丈夫だったんだろうか。

また今日の話に戻って。生協でくるみパウンドケーキが届いた。去年取って美味しかったので「また頼もう」と思ってたら1年経ってしまった。年1回のお楽しみらしいので今年は2本頼んだのさ。ふふふふ。

帰宅した家人が、私が昨日「ケロのデコを沐浴でぶつけて泣かした」ネタで冗談を言ったため涙の抗議(嘘)。腱鞘炎の手で頑張ってるのよ。わざとぶつけるわけないじゃん。私だって気にしてることを冗談にするな。等々。「手出さないのに口出すな」のバリエーション。
疲れててつい意地悪くなってるようだが、だからって人の嫌がる事を言って良い訳ない。私が不注意なので冗談口で戒めたいのかもしれんけど、育児疲れも出てくる3ヶ月目には応えたわ。
…いやでも、ケロが首振った拍子に手がすべって一瞬お湯に潜ったりすると「お風呂嫌いになっちゃうんじゃないかしら」と心配だよ(^^;


佐々木譲「エトロフ発緊急電(2003-096)
新潮社(1989年10月)

先日読んだ「ベルリン飛行指令」の続編…ではないんだけど、登場人物が重なる。「第二次世界大戦三部作」の第二弾、だそうだ。時系列でも後なので順番に読んで正解。
一言で言うと佐々木版「針の眼」。(斧で指を落としたりはしない。)作中の暗号鍵も「レベッカへの鍵」など髣髴する。佐々木さんは冒険小説好きらしいので、ケン・フォレットへのオマージュだと言われても頷いてしまう。
数人いる登場人物に共感しにくいのが私的にはやや難。この作者の「武揚伝」を最初に読んでしまった身としては物足りなくもある。
最初スペイン内乱のエピソードから始まり、辻邦生さんの「ある生涯の七つの場所」など思い出した。いやほんと、義勇兵より傭兵の方がドライで分かり易いと思うよ。感動的ではないにしても。

中にすごく嫌な奴が出てきて死ななかったので、三部作第三弾で正義の鉄拳をくらっているのかどうかがすごく気になる。


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