2003年04月20日(日) |
春の到来を祝う花盛祭 和歌山の丹生都比売神社 |
(共同通信) 大辞林、新語はネットですぐ追加 三省堂がweb版発刊 パンダの糞から優れもの細菌 生ゴミ分解に効果 国立天文台に「立体プラネタリウム」 6月から公開 レース中転倒で重体の加藤大治郎選手が死亡(asahi.com)
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読書。「長い冬」「ノヴァ」「異星の客」読了。
昨日作った茄子と胡瓜と茗荷の梅酢漬はさっぱり美味しくてGood。夏野菜、好きだぁ。 今日はヨーグルトメーカーを使ってヨーグルトを作った。これで家には1.5Lのヨーグルトがあることに。ふふふふふ。
L.I.ワイルダー「長い冬」(再読) 久しぶりに読んだら新訳になってて「とうちゃん」とは読んでなかった。青いトマトのパイとか出てきた。子供の頃には分からなかったけど、この本でインガルス家の出来事の中に時々ワイルダー兄弟が出てくるのは、結婚してからローラがアルマンゾと昔話をして「あのときはこうだった」と聞いたものを書いているのだろう。
サミュエル・R・ディレニー「ノヴァ」(2003-056) ハヤカワ文庫(1988年)
お勧めといわれて読んだんだけど、いまいち嵌れず。感覚シリングスはいいのだけど何故。神話の暗喩が多いのはゼラズニィもだけど何故。残酷な描写にユーモアがないせいかしら。主人公に感情移入できないせいかしら。
R.A.ハインライン「異星の客」(2003-057) 創元推理文庫(1980年)
ハインラインは殆ど全部読んでいたにも拘らず、代表作で読んでいなかった「異星の客」。(原題"Stranger in the Strange Land"の訳として座りが悪いけど定着してるよね。ビリー・ジョエルの曲の訳詞でも「異星の客」になってた筈だ確か。) 久しぶりに本を手に取って何故読まなかったか思い出した。創元はいつも本のカバーの惹き文句がつまらないので読む気が失せたのだ。
ということで10年ぶり位でハインラインの未読本を読んだ。懐かしかった。何故私はこれを読まずしてラザルス・ロングへ行ってしまったのか、というようなラザルス・ロング的なお話だった。ちょっと癖があるけれど。結局ハインラインは分裂するスミスよりも死なないラザルス・ロングになったのだなぁ。(作者の分身チックなのはスミスじゃなくて引退したお金持ちの方ね。)確か「落日の彼方に向けて」あたりにスミス氏が出てこなかったっけ?
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