いいことあった
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2003年03月08日(土) 田植え 超早場米で始まる 寒風の中、宮崎・日南で

黄砂 温暖化でゴビ砂漠付近からの飛来量増加 東大チーム発表
ネット人口 日本人の2人に1人超える 02年末
パソコン 液晶がブラウン管上回る デスクトップ型モニター (毎日新聞社)

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前夜は(家人に)静かな夜のため、ソファで上体を起こして布団をかぶって就寝。
2時まで読書して7時頃起床。間はもちろん30〜1時間おきに咳込んで起きたけど。
昼間も読書とうたた寝を重ねて体力温存を図る。咳で腰も腹筋も痛いが、鍼のお蔭で「顔のむくみがとれた」と家人に言われた。
そんなにむくんでたの?(実はそう言われて木曜日に首に置き鍼を入れられていた。)

夜は平日に気力がなくて手をつけていなかった空豆で空豆ごはん、たこときゅうりの梅酢、ほうれん草のお浸しなど。どれもうまうま。(げほげほ。)

アーシュラ・K・ル・グウィン「風の十二方位(2003-026)
ハヤカワSF文庫(1980年7月初版)

短篇集。長篇の外伝や、長篇の元になった短篇など。

セムリの首飾り(『ロカノンの世界』のロカノン。風虎。)
四月は巴里(孤独な心と魔法。巴里って素敵。)
マスターズ(修士と秘蹟、数の知識。)
暗闇の箱(10時10分前の戦い、海から戻った暗闇の箱。)
解放の呪文(アースシーの囚われた魔法使い。)
名前の掟(蒸気を吐くチビデブの魔法使い、ミスタ・アンダーヒル。)
冬の王(惑星「冬」の王の物語。『闇の左手』も再読するか。)
グッド・トリップ(ドラッグで山にのぼる。)
九つのいのち(クローンのチーム、「おやすみ」。)
もの(煉瓦職人のリフ、やもめの女と子供。)
記憶への旅(ちがう名前をみつけてしまった。)
帝国よりも大きくゆるやかに(レンダー症候群のオスデン、星の探検。このレンダーはR.ゼラズニィ「ドリームマスター」の主人公チャールズ・レンダーから借用したものだそう。)
地底の星(グエンナールの天文台、地底の星。ちょっと涙。)
視野(火星の遺跡からの帰還。「帰ってきた男」のような星新一のような。)
相対性(のびたりちぢんだりする樫。「折れてもたわむな」)
オメラスから歩み去る人々(『カラマーゾフの兄弟』)
革命前夜(よきオドー主義者である必要のないオドー)

E.E.スミス「銀河パトロール隊」「グレー・レンズマン」「第二段階レンズマン」(2003-027〜9)
創元推理文庫

絶版だったけど、最近改訳が出たらしい。私が読んだのは懐かしい古い方@図書館書庫より借出。
いま読み返すとヒロイズムやら赤毛の美女やらご都合主義やらガジェットの著者解説やら恥かしいだけど(ごめんなさい)「クリア・エーテル」なんて挨拶にはちょっと懐かしいものを思い出した。


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