いいことあった
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2003年02月19日(水) 最大級、弥生時代の竪穴建物跡出土 滋賀・伊勢遺跡

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今日は薄味のおでんと茶飯。冷凍庫で眠っていたお天麩羅や冷蔵庫で眠っていたみそ田楽用こんにゃくなどの整理もついたし、じゃが芋と大根はたっぷり入れて、蛸も入れて幸せ。茶飯はほうじ茶がなかったので緑茶を自分で焙じて作った力作。どうしよう。うまうま。
家人に「たまに美味しいもの作るよね。」と言われて「失礼な。普段不味いもの作ってるみたいじゃない。『たまにしか作らないけど作ると美味い』って言って頂戴。」と反論する。何だかなぁ(笑)
デザートの苺も、「レモン水で洗うと美味しい」と読んだのでポッカレモン入の水で洗い、「洗う前にヘタを取るとそこから水が入って水っぽくなる」と読んだので洗ってから取った。思い込みかもしれないけど美味しかった。

今日の夜の買物と生協の宅配と冷蔵庫の中身が見事にバッティング。

ヨーグルト;本日購入、本日宅配、冷蔵庫の兄貴
チーズ;カッテージチーズ購入、宅配はスライスチーズ、冷蔵庫にはベビーチーズ
果物;宅配で苺・八朔・キウイ、頂き物の伊予柑、兄貴のグレープフルーツ

どうやら先週からの私は乳製品でカルシウム、果物でビタミンを取ろうと思っていたらしいよ。

池澤夏樹「イラクの小さな橋を渡って(2003-015)
光文社(平成15年2月初版)

思ったより薄い本。写真も多いのですぐ読める。写真は「アレクセイの泉」の監督でもある写真家、本橋成一氏のもの。
内容は、報道されないイラクの普通の人達の生活を知りたいと思った池澤氏が、ジャーナリストビザで入国して見たイラクのあれこれについて書いたもの。いつもの平易な文章で、食べること、暮らすこと、ものを作ることなどを書いている。おなじ平易な文章で、イラク(や他の国)で薬が入手できなくなるといかに簡単に人が死ぬかというようなことも書いてある。そして、戦争による人生の機会損失についても。
この本を読まなくても戦争には反対だ。人が死なない戦争なんてものがない限り。でもこの本を読むと戦争について考えると痛くなる。実際に体験することはできないししたくないけど、作家の想像力と表現力を少し借りた。
心からの願いはいつかきっと叶う。皆が心から願えば平和も叶うんじゃないかと思ってしまう。甘いけど。

そして、そんなことと平行して今週初めから考えていたこと。
色々な過去の戦争で、人を人とも思わずに死を冗談にすることができる人達がいる。赤ん坊を投げて銃剣で受け止める話なんてプロパガンダかと思うけど実話みたいだし。たぶんそれらの人達は元からそういう情緒に欠けていて、戦争なんかなくても何かの機会に死を冗談にして過ごしているのだ。
と思うと底無し穴を覗いたような気分がする。

オチはなし。


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