2002年08月19日(月) |
夏休みの宿題、相談に乗ります 国立天文台が「相談室」 |
(表題 asahi.com)
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昼間、数年前に音沙汰しなくなった人からの突然の電話に驚愕。想い出は美しくなりかかっていたのが現実に引き戻された。 自分も相手も本質は変わらないから、だからといって何ということもないのだが。
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夜、知人宅のADSLモデム設定に。有線では繋がったが無線の設定がよく分からない。時間切れのため「また近い内に来る」といってLANケーブルで繋いだ状態で置いてきた。WindowsXPなんて分からないよー。YahooBBなんて分からないよー。無線LANも分からないよー。(弱音。) 私に出来ることがあるとしたら、基本的なマニュアルが読めるということだけじゃないか。(それでもやらない人はいっぱいいるの、知ってるけど。)
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寄り道の帰りにバイクで走ってたら携帯電話が鳴った。歩道に乗り上げて話をして電話を切ったら、歩道にいた見知らぬ人が声をかけてきた。 「あのう。」「何でしょうか。」 私は何故かよく道を訊かれるので、またそうかと思ったら違った。 「ちょっとそのバイク、またがってみていいですか?」
・・・。「またがるだけなら。」
鍵を抜いて(乗り逃げされたらびっくりするから)どうぞと勧めると、彼は差していた(雨が降っていたのだ)傘を地面に置いて、濡れたバイクのシート(私は河童だった)にまたがって、何事か幻を見ているらしい。 しばらくして燃費など訊いてお礼を言って降りていった。
雨の夜の不思議な出来事・・・だと思ったら、バイク乗りには時々あることらしい。私は初めてだったのでちょっとびっくりした。
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読書。
和泉式部「和泉式部日記」(2002-105)☆☆☆
本当は「讃岐典侍日記」を読もうと思って間違って借りたのだが(^^ゞ 読んだことがなかったので読んでみた。面白かった。
いとやんごとなき際にはあらぬが、教養があって恋の噂の絶えない和泉式部に、元の恋人の弟である敦道親王が文をおくったことをきっかけに始まる交際の日記・・・なのだが、三人称で表現された物語になっている。(本人が書いたのではないという説もあるらしい。)
これ、メールみたいで面白いわねー。
近所に住んでいたのか、風情のある気候や天候の時に、それに即した歌を詠んでは「あなたもご覧になりましたか」と送りあう二人。(お小姓はいちいちお使いが大変だったと思うけど。) で、当意即妙な返事が来る度に親王が「やっぱりこの女、面白い」と思いを傾けていき、とうとう親王邸に迎えられていくまでのお話。
本文よりずーっと長い解説がついているが、解説を読んでも読まなくても面白い。でも私は教養がないから解説を読まないと詠われた(あるいはわざと詠わなかった)歌の意味は分からないのだった。
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