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2002年07月11日(木) 旅行8日目

* 旅行8日目サマリー *

帰国。

パリ/シャルル・ド・ゴール空港より搭乗
アムステルダム/スキポール空港にて乗換
機内にて映画「I am Sam / アイ・アム・サム」「モンテ・クリスト伯」

軽食1:二色ケーキ(パリ−アムステルダム間)
機内食1:チキンカレーライス、ライスサラダ、マスカットババロア、パン
軽食2:ヌードルスープ(日清カップヌードル)
機内食2:ポテトのトマトソース煮(?何だかよく分からないが美味かった)、
     甘い重たいケーキ、パン、ヨーグルト、フルーツ

(機内で日付が変わって、12日)

* 旅日記 *

帰国の日。早く帰りたいような、帰りたくないような。帰りたくないのは、美味いもの食べ尽くしてないし、絵も見尽くしてないから。(展示されてないのはどうしようもないけれど。)
せめて2年に1回は1人で海外旅行に行かないと、やり方忘れるなぁ。色々次回に向けての課題ができた。

買物はパリではまったく物欲がわかなくて不思議な位。アジアみたいに安い訳じゃなし、タックスフリーでもない(デタックスは面倒なのだ)、名産品があんまりない。
香水は使わないと変質するからそんなに沢山はいらないし、洋服で好きなブランドがある訳でもない。日本で普段使ってないものを買うのは旅行時間の無駄のような気がしてしまうのよね。(じゃあネットカフェはいいのか?>いいんです。情報も収集したし休憩もとれたし。)
物欲のスイッチが入ったのはマグリットグッズと食材か。これも大して買っていない(ような気がする)、少なくとも金額的には。それにしても食材。もっと重くなくて嵩張らなければたくさん買いたかったよ。ううっ。

チェックアウト。毎朝鍵を渡すたびに「今日チェックアウト?」と聞かれて、毎朝「あと○泊、水曜日の夜まで」と言いつづけた(途中で「毎朝聞いてごめんね、でも確認のためなんだ」と言われたけど(^^;)ので、今日こそ本当にチェックアウト。
早かったけど、ユーロスターの二の轍を踏んではいけない、空港へ向かう。

ちょうどGare du Nord駅から出るRER(B)という路線が空港行き。本当に安宿だったけど、便利な所に宿をとったわねー、たまたまだけど。
今朝ホテルでこのためにわざわざ両替してもらったコインを自販機に入れ、空港行きの切符を買う。・・・4ユーロ入れたところで急にコインが入らなくなり(投入口がふさがって)あれれ?と思ったら画面の表示がメインメニューに戻っていた。

おーいっ!!!

3つ隣の自販機を開けていた遠くのおじさんを「シルブプレー」と呼んだけど、そのままおじさんは行ってしまった・・・。

くっすん。係員呼出ボタンもないし、中止ボタンを押しても何も起こらない。蹴ろうかと思ったけど人目があるしやめた。
あきらめて窓口へ行って、空港行きの切符を買った。7.90ユーロだった。
「フランス人は機械に弱いのか自販機はいつも空いていて窓口は行列」と「地球の歩き方」には書いてあったけど、それって機械が信用できない根拠があるんじゃあ。

RER(B)には急行と普通があるみたいで、シャルル・ド・ゴール空港のターミナル1に停まるのと停まらないのがある。ターミナルがどっちか分からないので、停まる方の列車に乗って、ドアの脇に貼ってある航空会社毎のターミナル表(成田へ行く電車の中に貼ってあるのと同じような奴)をじーっと見た。KLMはターミナル1から。この電車に乗って正解(^^)
と、アコーディオン弾きの人、登場。「帰れソレント」、名前分からないけどパリの景色のBGMでよく流れる曲、「カチューシャ」の3曲を続けて弾く。どこの国の曲でもいいのかい?

40分でターミナル1駅へ着いた。そこから表示に沿って進むと・・・バス乗り場に出た。やっぱり。ターミナル1は電車乗り入れしてないって書いてあったからおかしいと思ったんだよね。
少し待つと2台連結バスがやってきて、荷物をもった人々がわらわら乗り込んで5分もしないで着いた。結局3時間前に空港に着いた。でもチェックインカウンターで30分以上並んだ(^^;
帰りはロストバゲージの心配がない(あるけど自宅に戻れば困らない)ので、ピギーちゃんは預けた。10.6kg。でも箱がつぶれると困る塩とか、傘とか、寒い時用の上着とかをショルダーバッグに移したので、ショルダーが重くなった。

ターミナルにはあんまりお店もなかったので、早々に長ーい動いてない「動く歩道」を歩いて、出発ゲートへ。
手荷物検査で眉バサミがひっかかって没収された。あら、初めてだわ(笑)。安い奴なのでまあいいや。これがスイスアーミーナイフだったら預かってくれって頼むけどね。(←今回はセキュリティチェックが厳しそうなので持ってこなかった。)

出発ゲートのお店。しょぼくて大後悔(笑)
ちいさな売店と、クロワッサンの売りきれてる(涙)カフェしかない。こんなところで何時間も時間をつぶせと?でもあの動かない歩道を歩いて戻るの嫌だしなぁ。
がっかりしながら何故か持っていたキットカット(行きの飛行機で食べなかった奴)を齧ってペリエを飲む。
売店で小銭使っちゃおうかと思ったけど、よく考えたらスキポールでも使えるんだ。通貨統合ばんざーい。

待ち時間に段々寒くなって、半袖Tシャツ+長袖デニムシャツの上に長袖のフリースまで着込む。まだ寒い。人種的に体質自体違うので、彼らが快適な温度だと日本人は凍える・・・というのは外資系企業でよくある風景。ハーフの人はどうなんだろうな?

ようやく出発。さよならフランス。またいつか。飛行機に乗る時に立っている係員にパスポートを見せる。これだけで出国しちゃっていいの?
飛行機の中で行きと同じ二色ケーキをもらう。実はかなり美味しかったのだ(^^)
今度はパリからオランダなので、行きより更に短いフライト。

スキポール空港で、会社のお土産にゴディバのチョコレートを買う。うっかりベルギーのチョコとか買いそうになって危ない危ない。ゴディバも「オランダの景色」の缶の奴は買えないし(笑)
追記)この日記書いた時はゴディバもベルギー製だと気付いてなかった

そこを出ると、パスポートコントロールがあって凄い行列になっていた。EU内での人の移動が自由になったというのは本当だった。でもEUの外にでるのにどこで出国になるだろうと思っていたのだが、ここだったのか。
順番、結構待った。ようやく自分の番になってパスポートと航空券を提示。写真を見て係員さんが「君に似ている」というのでにっこり。

さあ、有名なスキポールの免税店ですっ。
チューリップの球根の前でしばし悩む。これ買って帰ったら皆喜ぶだろうか。でも普段チューリップの球根買わないので(猫には危険な植物なので自分から球根を買おうとは思わない)どれが珍しいのかも、値段が高いのか安いのかも分からない。・・・慣れない買物はしない方がいい。
しかし切花の花屋さんもたくさんあって、欲しくなる。もっと短いフライトだったら買えたのに。パリにも素敵な花屋さんたくさんあったなぁー。

自分へのお土産に、行きの成田空港からずーっと悩んでいたブルガリの香水セットを買った。使わないよなぁ、でも欲しいよなぁ、と悩んでいたのだが、ブルガリのデザインが好きなので、壜を買うつもりで買った。36ユーロなり。実は一番高いところで買ってしまったけどね。(確か成田は\3,500。KLMの機内販売だと35ユーロ。でも帰りの機内で売り切れてるともうリカバリーができないから・・・。)
唯一の贅沢品(笑)そしてイタリア製(笑)。

これで買物も打ち止め。ゲートへ。もう搭乗が始まっていて、乗継の日本人乗客で一杯。いやー、日本に帰るって感じがするねぇ。

映画その1)「I am Sam / アイ・アム・サム」2002年・アメリカ☆☆☆

 ストーリーとは別に、色々考えさせられる映画だった。7歳児の知能の
 シングルファーザー(子供を産んだ母親が出ていった)と、ウルトラ
 しっかりした娘の話。
 子供=ルーシー・ダイアモンド(主人公サムはビートルズのファンなのだ)
 が超かわいい。ショーン・ペンていつも情けない役のいい役者さんだなー。
 とてもマドンナを殴ってたとは思えない。マドンナに殴られてたの間違い
 じゃないかときっと皆も思ったと思う。
 弁護士役のミシェル・ファイファーも綺麗ー。

映画その2)「モンテ・クリスト伯」2002年・アメリカ☆☆☆

 岩窟王です。原作好きの人が見たら怒るかもしれないって位に改変。
 でも豪華な演出(たぶん時代考証も合ってるんだろう)でお金かけて
 エンターテイメントの仕上げてます。
 ちょっと(いや、かなり)ご都合主義かなー。登場人物少ないし。

機内にて、日付変更。


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