2002年05月04日(土) |
ツーリング4日目。(滋賀->三重->奈良->和歌山) |
明け方、雨。人の話し声で賑やかだ。ファミリーキャンプ場の朝は早い。
本格的に起きたら雨は止んでいた。買ってあったパンを食べてテントを干して出発の準備。距離計は789.5km。
栗東町の県道でキジを見かけた。のどかだ・・・。 R307で信楽に出て、一生分のたぬきの置物を見た。のどかだ・・・。
R422経由でR368(名張街道)へ。途中で昼食。味噌カツ文化圏とソースカツ文化圏の狭間の土地らしく、両方メニューにあったので味噌カツを注文。これはこれで美味いもんだわね。 そこから一瞬R369、県道、R166、県道、とあみだくじのように走ってR169へ。 これが朝ののどかさを相殺しても余りある険しく長い道だった。
吉野杉の山林を延々走った。横を走る川がすぐ近くに見えたり、はるか下に見えたりするが、川の水は低いほうに流れている筈なので自分の走る道の高低差が大きいだけらしい。 地図の直線距離は見てても標高線はみてなかったですごめんなさい。 途中の道の駅は、元々の温泉旅館に道の駅の看板を上げた風で駐車場が狭いし人が多くて、休憩もほとんどとらずにひたすら走った。
途中で七色ダムというのがあってちょっとだけ休憩。私のダムだ(謎笑)
道の駅おくとろという所には温泉があったので、人は多かったけれど休憩。 露天風呂では他のお客さんが「この間来た時はあの岩の上にたぬきがおったなぁ」と話していた。さすが吉野熊野国立公園。 キャンプ場もあったが人が多かったのと、翌朝には太地のくじら博物館へ行きたかったので頑張って走ることにして出発。
深山の日暮れは早い。あっという間に日が暮れた。 とにかくもう 杉道杉 崖道杉 崖道崖 の組合せ以外に見えるものが何もない。 落ちたら朝まで見つからないよなぁ。温泉の休憩室で見た剣山スーパー林道の事故のニュース(亡くなられた方のご冥福をお祈りします)を思い出したり。
ようやく道の縁に反射板が立った。ガードレールがついた時には「これさえあればこっちのもの」。 #あれもタダじゃないから、全部の山道に整備することはできないんだろうなぁ。 信号が現れて「とうとう人里に帰ってきた」と感慨にふけった。
新宮の町の明かりが見えたときはとても嬉しかった。
で、ガソリンスタンドで「この辺にキャンプ場ありませんか?」と聞いて、来た道を戻ったらあると言われて倒れそうになった。 とりあえず生還を祝って、お寿司屋さんで上寿司を食べた。うまうま。
しかしそれから更に20kmは走り、ようやく古座町のキャンプ場泊。
今日の猫 古座町で見かけた白黒猫一匹。
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