いいことあった
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2001年05月27日(日) 週末のオタノシミ

土日で京極夏彦「絡新婦の理」「鉄鼠の檻」「塗仏の宴 宴の支度」
「塗仏の宴 宴の始末」「百器徒然袋−雨」読了。

はー。これで新刊でるまでお預けか。つまんないな〜。

京極夏彦「絡新婦の理」(4作目)☆☆☆☆

 子供のころ「オカルト入門」という大人向けの文庫本を買って読んでた私。
 はまりましたです。
 ヘブライ語を「読めるよ」とこともなく言うって、格好いい。(ぽっ。)

京極夏彦「鉄鼠の檻」(5作目)☆☆☆

 箱根開発の歴史がちょっと勉強になった。禅については難しかったけど、
 幸福感を受け流す修行っていうのは初めて知った。何事も修行ですね・・・。

京極夏彦「塗仏の宴 宴の支度」「塗仏の宴 宴の始末」(6作目)☆☆☆

 後味わるーい。まるでかつて高千穂遥のクラッシャージョウシリーズで
 「美しき魔王」が出たあとずーっと新刊が出なかった状態だわっ。うずうず。
 はやく本編つづき出ないかな。
 次の巻できっちりカタがついたら嬉しいんだけどな。

京極夏彦「百器徒然袋−雨」☆☆☆☆

 番外編。
 私が最初に読んだ「五徳の猫」という中篇は、この流れの第四番だった。
 作者自身の書いたパロディー小説のような。探偵大活躍で嬉しいけど、
 中禅寺氏は自ら課したきまりを恥ずかしげもなく破ってるし。
 ↑パロですから(^^;

 ただいま第五番執筆中とか。メフィストって次いつ出るの・・・?


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