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2010年03月03日(水) 偉そうな板チョコの話

少し前に、K姫&iプチ姫とランチしたんです、ワタシ。

3人でビジネス抜きで顔を合わせるの、ホントに久しぶりでしてね。
くつろいだ時間を楽しみました。
前々回の日記で、K姫となんかぎくしゃくしちゃってー、なんて思ったことを書きましたが、そんなことがあったのでちょっと不安だったんですけどね。

・待ち合わせ場所で会ったときのK姫の態度がツンツンしてて意地が悪かった

・一緒に乗ったエレベーターの中で放ったワタシのギャグを、冷たい一瞥のみ返して、無視

という、実にK姫らしいK姫をしょっぱなから堪能できたということで、ぎくしゃくはどこかに吹っ飛んでいきました。
ああよかった(´∀`)

で、食事をしながら、いろんな話をしましてね。
ワタシ煙草やめたんですよー、なんて話もしまして。

iプチ「やめてどれくらい?」
じょ「明日で1ヶ月(・∀・)」 えっへん。
姫ズ「なんだ( ´_ゝ`)」
じょ「1ヶ月ってけっこうすごいと思うんだけどな!てか褒めてくれないと!」
iプチ「えらいえらい。 じょりぃさん、一日どれくらい吸ってたの?」
じょ「1箱半」
iプチ「吸ってたねーーーー」
K姫「なら1ヶ月ってがんばってるんじゃない?」
じょ「でしょー?(*´∀`*) もっと褒めて」

じょりぃは褒められて伸びる子なんです。

「iプチ姫は? まだ『一日の終わりにごほうび1本』とか、マゾっ気強そうなことやってるんですか?」とワタシ。
「あたしはまだ授乳中だし。吸ってないよ」
「あ、そっか」 

ふたりめを産んだばかりなんでした、この人。

「あたし、煙草よりもチョコレート中毒のほうが深刻なんですよー(´д`)」とiプチ姫。
「え!チョコレート中毒なんだ?」
「そう。 今はまだいいんですよ。授乳中だから」
「太らないんですってねー、授乳中」
「そうそう。 でももうすぐ離乳だからさー、そしたらどうしようあたしー」
「そんなに食べるの?」とK姫。
「そんなに食べるの(´_`)」とiプチ姫。

チョコレート中毒って、どれくらいチョコ好きなんだろう?(・.・)
と思っていたら、iプチ姫がこんな話をしてくれました。

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このあいだ、夫が東京出張に行ったときにさー、夫の仲間が「○○○(店名だかブランド名だかを失念)のチョコがおいしいらしいよ」って夫に入れ知恵したみたいでね?(ワタシは知らないけど、多分有名かつ、今流行ってるモンだと思います)
でー、ゴキゲン取りだかなんだか知らないけどさー、それをおみやげだよって買ってきてくれたのね?
(ここでワタシが「やさしいじゃん。けっ。のろけか」と茶々)
違う違う。その前にちょっとあたしを怒らせたから、ホントにゴキゲン取りだと思う。
でー、にこにこしながら「はい、おみやげ」とか言って渡されてさー。
最初はうれしくて「わー、ありがとー」って言ってー、包み開けたら、チョコが3粒だけ入ってんの。
で、イヤな予感してさー。○○○のだし。
「これ、いくらだった?」って聞いたらさ
「5000円」とか言うわけよ!
もー、あたし、怒った怒った!

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「へ? 怒ったの?せっかく買ってきてくれたのに? iプチ姫、そういう高級感漂うモン好きそうじゃんかー」とワタシ。
「だって5000円だよー?」
「この不景気なのに無駄遣いして! ってこと?」
「違うよ! 5000円で3粒って、チョコレート中毒を甘く見るんじゃねーよ!!って思って」

K姫、ウケてます。

「え?え? もっと買って来いってこと?」とワタシ。
「そうでなくてー。 5000円あれば、そのお金でガーナチョコどんだけ買えると思ってんだよ!って怒った」

なるほど。チョコレート中毒にとっては、質より量なのか。

と言ったら

「そうでなくて、ガーナがいちばんおいしいじゃん。
 高くてガーナよりおいしくないの3粒で5000円ならさー、仮にも夫ならガーナチョコ山ほど買ってくるのが妻への理解ってもんじゃない?」

だそうです。

てか、iプチ夫、かわいそーーーー(笑)
せっかくiプチ姫が喜ぶだろうと思って買ってきたというのに(´Д⊂)


「ガーナが好きなの? あの、赤いヤツ?」とワタシ。



「うん。 チョコはガーナでしょ」
「えええええええええ?」
「文句あるー?」
「あるー。  板チョコっつったら明治じゃない? あの、昔ながらの茶色いやつ(・∀・)」 じょりぃの主張。
「最近、ロゴが変わったよね、あれ」
「そうそう」
「前のデザインのが好きでしょ、じょりぃさん」
「よくわかりますねー」

「てゆーか、じょりぃさん、甘いもん好きじゃないんじゃない?」
「板チョコは好きですし、板チョコで最もおいしいのは、明治だと思ってます(`・ω・´)キリッ」


決まったぜワタシ。
と思ったら


「いや、ガーナじゃない?やっぱり」


むむむ!
横からK姫が穏やかにしっとりと口を出してきましたよ!
しかもこの人もガーナ派。

「明治ですよ! で、次が森永の茶色いやつね」とワタシ。



「ガーナはその次にしてやってもいい。3位です」 どこまでも偉そうなワタシ。
「いちばんはガーナだってば」 <ふたり

じょりぃ、孤独な闘いですよ!

「ガーナは確かにおいしい。認めますよそれは。
 しかしいかんせん、甘すぎませんか?」
「そこがいいんじゃん」 <iプチ姫
「ミルクの含有量が多いのよね」 <K姫
「それってチョコレートとして幼さを感じますよ。その点明治は甘すぎないっつーかさー」
「明治はさー、なんか、甘さが少ないくせにぬめっとしてるんだもん」 <iプチ姫

く、くやしい。
てか、ふたりとも完全に「じょりぃがー?あたしたちの味覚に?勝てると思ってんの?」的な、こう、顎の上げかたですよ。

くやしがりつつも、板チョコ論争、なんかすごく楽しかったもんですから。
家に帰ってきてから、きょんに上記の内容をこってりと話したんです。
きょんはきっと、明治だよねー、なんて思いながら。

が。

にこにこと楽しく話し終わったワタシを待っていたのは、「あたしも明治だなー。姫ふたり、わかってねえなー」という感じの、偉そうなきょんのセリフではなく

「なんかおもしろくねえなあ、その話」

という、きょんの不機嫌そうな顔から発せられた言葉でありました。


「え! 何が?」 とワタシ。
「何かい? じゃあ3人とも、板チョコの味の違いが、わかるってーわけかい」

なぜ江戸っ子口調になるのかはナゾですが。

「そういうことだよね」とワタシ。
「じょりぃもわかるわけ?」
「うん」
ぇ」 
「・・・・・」
「あたしゃわかりませんねえ、そんな、板チョコの味の違いなんざ」
「えー? きっとわかるよー(´∀`)」
「わかんないよっ」
「(´∀`;)・・・あー、でも、3枚いっぺんに食べ比べれば、よくわかると思うよ」
「ふんっ。 3人とも、味がわかるぶっちゃってさっ」
「・・・・・・・」
「なんかえらそうでおもしろくねえ話だなぁそりゃ」

その後も何度か「へんっ」とか「ふんっ」とかひょっとこがへの字口したような顔で言ってました、きょん。
なんかよくわかりませんが、相当おもしろくなかったみたいです。


それから一週間ほどしまして。


「あたし、ホワイトデーに買ってほしいお菓子があるんだけど」 ときょん。

バレンタインデーは今年もチョコレート作ってくれたもんですからね、きょん。
ちなみに ゲリラ度:小 的な手作りチョコでした。
小 ってことは、ゲリラ度がゼロではなかった、ということですが。
まあそれはもしかしたら別の機会に。

で、バレンタインデーのお返しであるところのホワイトデーに、ほしいモンがあると。
こう申しておるわけでございますよ。

「ふうん。なあに?」 とワタシ。
「当てられる?(・∀・)ニヤニヤ」
「そうだなあ・・・
 ガーナと明治と森永の板チョコかな?」
「なんでわかるのよ!ヽ(`Д´*)ノムキー!」
「わははははは。 食べ比べたいんでしょ?」
「そのとおりよ! あたしが食べ比べて、味の違いとやらがどんなもんだか判定してやるわ!」<背中に炎を燃やしながら


きょんがどれにお墨付きを与えるのか、楽しみであります。


しかし。
世の中は明治派、意外と少ないのでしょうかねえ。
「チョコレイトは 明治♪」のフレーズに洗脳されているのかしらワタシ。




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