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2009年04月22日(水) 誰にでも愛情過多

用事があったので、妹の家に行ってきました。
ワタシに用事があったのは妹の夫だったので、また彼とだけ話して帰ってくるのかなーと出かけていきましたら、めずらしく妹も家におりまして。
妹は専業主婦なんですが、なんだかあれこれと忙しいらしく、なかなか会えないんですよね。避けられているのかしらワタシ。
義弟の方がよく顔を合わせてます。

「おー、メエさん、久しぶりー」と妹に挨拶し。
「ひさしぶりー。えへへー」と妹も。
元気そうで安心しました。
ホントに久しぶりだったし、ここ1年くらいは妹はいろいろと大変な毎日を送っていたので、元気そうな顔を見られてワタシはうれしくてうれしくて。

大人3人で仕事の話をしておりましたら、リビングにパタンと誰かが入ってまいりました。

え!
これはなんのデジャブですかな?

高校のときの妹が、今まさにそこに。リビングの入口からのそのそと歩いてきます。あんた誰?!

って、

あらーーーーー!
テン君じゃないの!!!!
あなた2年ぶりくらいでは!

入ってきたのは、妹夫婦の第一子で長男のテン君でございました。
それにしても、妹の高校のときと、ホントに瓜二つなんですよ。驚きました。
そして、懐かしい。
(ちなみに過去日記に出てきたテン君のエピソードはこちらです)

テン君は、妹にとっても初めての子どもですが、ワタシにとっても、初めてのワタシのDNAを汲む子どもであります。(ワタシの遺伝子ほとんど入ってなさそうだけど)
テン君が産まれたときは、ワタシもそりゃあうれしかったものでした。
そしてまた、このテン君、ワタシにものすごーーーーーく懐いて甘えてくれた、かわいい甥っ子でもあったのです。
この子のおかげで「男の子ってかわいいんだなー。噂には聞いていたけど、ホントにかわいいんだなぁ」と知ることができました。

という具合に、ただでさえかわいいワタシの(誰のだよ)テン君。
そのテン君が高校生になった今、ワタシのかわいいかわいい妹の、高校時代に瓜二つということで(不良になるところまで似なくても良かったかもだけど!)、またもや「かわいいテン君☆病」が再燃したじょりぃ。

だったんですが。

高校生のチョイワル男子相手に「やーん!高校のときのメエさんそっくり!きゃわゆーーい!(*´∀`*)」とか言ったら
走って逃げられちゃいそうではありませんか。

ただでさえ、口数の少ない照れ屋さんなテン君ですから。

「テン君、久しぶりね(´∀`)」 とだけ。セーブセーブ。自分をセーブライオンズと。
「ですね」 ぼそ

この、ぼそっ と、口数少なく、目を伏せがちに、無表情を装いつつの、かすかに口元が緩んじゃってるような照れた感じがもう

もう

かわいくてかわいくてかわいくてかわいくてかわいくてかわいくてならないわけですよワタシとしましては!

「元気?(´∀`)」
「元気デス」 ぼそ

かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい <病気かワタシは

ここで「あなた、高校時代のメエさんにそっくり!」と抱きつきたかったのですが、年頃の男の子に「おかーさんにそっくりね」というのはいやがられそうですし、抱きつくのは論外ですし。
いったんここでいろんな言葉と感情を飲み込みまして、大人同士の話に戻りまして。

大人が話をしている横で、テン君はテレビを見ています。
これねー、彼、テレビを見たくて来たわけではないと思うんですよ。
テン君はワタシのために、ここにいてくれているんですよ。

なぜそこまで言い切るかといいますと。

先月、姪っ子が志望校に合格したときに、お祝いをあげたのですが。
兄と妹に何もないのもどうなのかな?と思って、子どもらみんなにあげたんですよね。
「勉強しろよおまいら!」って意味で、それぞれに相応の額の図書カードをあげたんですが。
それぞれへの気恥ずかしくなるほどの愛のメッセージをつけて。

そうしたら次の日にテン君からお礼のメールが来たのです。
ちなみにこの子、メールもぼそっとしてます。

彼への返信に「たまには顔見せてねー」とハートマークつきで書いておいたんですが。気持ち悪い叔母。

今回のこの「無意味にリビングで長居なテン君」は、そんなワタシへのサービスと、図書カードのお礼を兼ねたソレだったのではないかと。
それにねぇ、テン君がワタシのこととっても好きなこと、ワタシ知ってるの! <やっぱり病気か


大人の話も一段落した頃、ワタシは思いきって言ってみました。

「テン君さー、メエさんの高校のときにそっっっくりじゃない?」と。

テン君に言うのはワタシも気恥ずかしいので、テン君に聞こえよがしに、メエに言ってみちゃったりして。

「やっぱ思うー?(笑) あたしも自分で気味悪いくらい似てるって思うんだよねー。ほら、テン、じょりぃちゃんも言ってるよ!」と妹。

「そうですか」 <むすー+ 照れ笑いで

よかった。いやがっていないみたい。
それにこの「むす照れ」な顔ったら! これこそワタシのテン君の顔よね(*´∀`*)


と、悦に入っていたワタシに、妹からのこの衝撃のひとこと。

「あ、じょりぃちゃん、テン君と彼女のツーショプリクラ、見るー?( ^ ∀ ^ )」


今なんつった?


かのじょ?



ワタシのテン君に彼女だとーーーーーーーー!? <キチガイ叔母



ワタシはですねえ、今まで、自分の息子に彼女ができましたー、というときの母親の、本人も気付いてはいないであろう「息子の彼女への嫉妬」をちらりと垣間見るたびに(もちろんそんな感じは微塵もないかたもいらっさいますが)、まあ無理もなかろうなぁと思いつつも、

「せっかくの大人への階段ではありませんか(´∀`)」 

と、えらそうな心持ちでおったわけですよ。

それが、今、このワタシに!
それに近いであろうというか、おまえがそう思うのはあまりにも図々しいだろうというような「ワタシのテン君に彼女ーー?!」という気持ちが!ワタシの中に!

でもでもだってだって。
テン君、ホントに、小さい頃はワタシのことが大好きで大好きで。
ワタシがいるときは、ワタシの膝の上でなきゃごはん食べないくらいだったし。
遠くからワタシを見つければ、「じょりぃちゃーーーーーん!」と、転がる勢いで走ってきましたし。
いつもべたべたくっついて、ワタシに甘えっぱなしで。
中学上がってからはあんまり喋らなくなっちゃったけど、それでもワタシが妹の家に行けば、いつもわざわざ2階の自分の部屋から降りてきて、話はしないくせにずっとそばにうろうろしてたりして。
ちらっとワタシを見ては、目が合うと一瞬「にや〜ん(*´∀`*)」としてすぐに慌てて「むすっ」としたりして。
でもむすっとしながらもにや〜んとしてたりして。
この子ったらワタシのこと好きね!って思ってて。
叔母と甥の禁断の愛になっちゃったらどうしようとか  は全然思ってなかったけど。
でもなんか、ショタ好きの気持ちがちょっとわかるかもーーーとか、叔母の方はアブナイ橋を渡りかけてたりして。<ウソ。これは大袈裟。

それが、彼女って。

どこのどんなオンナじゃーーーーーーい!!!
オレに見られる覚悟はできてるんだろうな!おい!プリクラ!


と、一瞬のうちにアブナイ叔母的感情が頭の中をかけめぐる青春めいた後に

「えー?彼女ー?(・∀・) 見せて見せて!」

と、健全な叔母の顔とセリフで、妹の携帯にぺたぺたと貼ってある、テン君&彼女のプリクラを見てみました。
おう! おまえか! おまえがテン君の彼女とやらか!










かわいいわーーーーこのコーーーーーー(*´∀`*)




中島美嘉に栗山千秋を振りかけたような顔立ちの、やっぱりシャイな感じの、細くてかわゆーい女の子でありました。
テン君は色白で髪も長めで背が低いので、彼女の方がちょこっとだけ背が高いせいもあって、女の子ふたりのツーショみたいです。

てか、
マジでこの女の子、かわいい。
やるわねテン君。


テン君の彼女が自分好みのカワイコちゃんだったというだけの理由で、上記つらつらと書いたアブナイ叔母的感情は冥王星のあたりまでふっとんでいってしまいました。
ああ、ワタシって、単純な上にオンナ好きでよかった!


「きゃーーーー!かわいいじゃん!彼女!」とワタシ。

にや〜んむすーっとしてるテン君。

「テン君もかわいいねー(*´∀`*)」
「そうですか」


「プリクラ、余分ないの? ちょーだい(・∀・)」 <有無を言わさず


ワタシにとってのカワイイモンがふたついっぺんに写っているこんなええもんを、見逃さずにおれません。
手持ちのプリクラを全部持ってこさせ、メエとふたりできゃあきゃあ言いながら写真を選びまして。
ちゅーしてるのとかもあったけど、親としてはどうなのかしらこういうの見ると。
まあ、メエも、自分の部屋に彼とちゅーしてる写真とか女友達とちゅーしてる写真とか貼ってたくらいですから、気にしないのかもですが。
でもほら、ニンゲンて、自分のことは棚に上げて「むきー!」とかなるイキモノではないですか、ねえ?
それともそれってワタシだけ?(°▽°)


家に帰ってから、きょんとなっちゃんに「かわいいでしょかわいいでしょふたりともかわいいでしょ」と得意そうに見せたのですが。
ワタシが思っていたよりも、うっすーーーーーい反応しか、ふたりからは返ってきませんでした。
どうしてよーーー。ふたりともこんなにカワイイのにーーーーヽ(`Д´)ノ <たぶん病気認定でふたりとも怯えていたと思われ




でもねーーー。

ホントのこと言うとワタシ・・・・

テン君のこと・・・



実はゲイなんじゃないかって、ずっと期待してたもんですから。(そこはかとなく、ワタシのアテにならないゲイダーが反応していた)
そこんとこは、ちょっとだけ、レズっ娘としては残念です。
もしかしてお仲間?とか思ってたもんだからさー。
しかし、こんなカワイイ娘をつかまえちゃうなんて、とぼけた顔してヤルモンネ、テン君たら☆



まあ、彼女できたくらいじゃ、まだセクなんてわかんないけどね(・∀・)ワタシもずっと彼氏いたしあはははははははははは



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