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2009年04月09日(木) 知らない飽きない

何かの話の流れで、きょんにポリガミーについて説明していたときのことです。
ポリガミーとは、簡単に言うと、一度に複数の人を愛する人のことです。
ポリガミーとして言わせていただくならば、いいかげんな気持ちでとか、浮気心で、とかで複数を相手にするわけではないんです。
だからほら、そこの、ワタシ好みの素敵なあなた様。
じょりぃに口説かれたからといって「いいかげんなこと言って!ぷん」なんてことは考えず、熱く愛をささやきあってくださると良いんではないかと思います。
ということを年中ナナに言ってるわけですが、まったく相手にしてもらえていない、モテないせいでちっともポリガミー力を発揮できていないじょりぃなわけですが。
まあ、片思いでもポリガミーであることに変わりはないわけですが。

で。

もちろん。
きょんにポリガミーの説明をするときは、

「ワタシはポリガミーです( ^ ∀ ^ )」

なんつー馬鹿正直なことは言いません。
ナナには言います。
なぜきょんには言わないかといいますと、言うといろいろめんどくさいことになりそうだからです。
なぜナナには言うのかといいますと、言っておかないといろいろめんどくさいことになりそうだからです。<うぬぼれ入りです

で、きょんにはわざわざ話さないわけですが。
ワタシ、当然知っていると思っているわけですよ。
だって、つきあう前からのワタシを知っているわけですし。
日頃のワタシを知っているわけですし。
なにしろもう何年一緒にいるんだっつー話ですよ。

わかってるだろうな、と思ってそっとしておくことと、
わざわざ「ワタシ、いっぺんに複数を好きになるんだよね!('∀^v)」と申し伝えておくことは、
これ、行って帰ってくるくらい違うと思うんですよワタシ。
簡単に言えば「寝た子は起こすな」と、まあ、そんな感じ。
言う必要のないことを言わずにおくことと、ウソをつくこと、これは一緒にされては困る。
と、じょりぃの中の自分ルールセクション担当部長などは申しておるわけでございます。

話を戻しまして。

きょんにポリガミーについて説明していても、きょん、なんか「きょとーん」としてるんですよ。
オマケに

「一度に複数の人を好きになる、という感覚がよくわからない」

とか、ナナみたいなことを抜かし申していらっさるんですよ。

あれあれ? むむーーーん。
これは身近な例を挙げないとわかりづらいかなと思い、ちょっとだけ危ない橋を渡ってみたんです。

「ワタシもね、ちょびっとだけ、ポリガミーの気はあるんだよね」

ちょびっとだけ と付け加えるあたりに、ワタシの狡猾さという愛らしい特性が出ているところは見逃してください。


ああ!(・∀・)
じょりぃみたいなのが悪化(進化の方が正しいのかしら。でもモノガミーから見れば悪化だ)したのがポリガミーか!
わかったわかった。


ってなると思っていたら


「え! あなた、そうなの?!」


え!!!!Σ(゚ω゚; ノ)ノ  


のんきな人だとは思っていたけど、
そんなにびっくりするほど知らなかったのか!


「ううん。 ちがう(・_・)」


・・・ワタシもびっくりして、思わずウソついてしまった・・・。





今日の日記でワタシが何を言いたいかというとですね。
ワタシがウソツキでごめーん(´∀`)という反省とかでは全然なく。(反省しろよ)


こんだけ長いことつきあっていて、きょん、ワタシのけっこう大きい部分を、かように知らないわけですよ。
となると。
ワタシの方がきょんよりねちねち相手を観察するとはいえ、ワタシの知らないきょんも、しかも大きい部分でもって存在するかもしれないわけですよ。

恋愛初期の楽しさって、相手のことをだんだん知っていく楽しさというもの、大きいと思うんですが。

ワタシたち、まだまだ相手のことを知らないらしい。
まだまだ楽しめるんではないかなと。
まあ、少なくともあと5年くらいはいけるんじゃないかなと。



長くつきあってると飽きないのだろうか。
ずっとひとりの人と一緒になんていられるのだろうか。

なーんてことを、若い頃はよく考えたものでしたが。
(若い頃はそっちよりも「ワタシとずっと一緒にいてくれる人などいないんだろうな」という考えのほうが強かったですがー)

飽きるまで相手のことを知る、というのは、なかなかに時間のかかるもののようだなあと。
今までつきあってきた人たちとも、いまだに仲良く、ある種の愛情をもっておつきあいしていけるのも、その人たちに「もっと知りたいなー」と思わせる魅力があるからなんだろうなあと。
そんなことをしみじみと思った次第であります。



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