今日も今日とて
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朝。ねむい。寝不足。寝たの朝の5時。 でも気持ちの良い天気ですよ! ポストに投函するついでに、缶コーヒーでも買って飲んで不健康になろうではありませんか( ^ ∀ ^ )
さて、財布財布っ、と。 120円、と。
あれ。
財布財布っ、と。
・・・・・・・。
ないはずないしっ、と。
がさごそがさごそがさごそ(バッグを探りまくる音)
どたどたどたどたどた(家中探しまわる音)
バタンっ がさごそがさごそ バタンっ(車の中も探した音)
待て待て冷静になるのだじょりぃ。 ないはずないんだから、よく探して、よーーーーーく探して
も
財布がないーーーーーー・゜・(ノД`)・゜・。
マジですか。これは悪夢ですか。いいえ現実です。自問自答。
がさごそからバタンっまであと2往復やったところで、いよいよ現実を認めたじょりぃ。 どうやら財布を落としましたよどこかに!!!
前から「いつか落とすんじゃないか」と危惧はしていたんですよ。 最近買ったバッグ、横からファスナーが開くようになっていたんですけどね? ワタシ、いつもそこを閉め忘れて、横腹がぱっかり開いたままバッグの持ち運びをしていたんです。
こんな状態。
ぱっかり
「今日も何も落とさなかった!ワタシって運がいい!」 と、横腹の開けっ放しに気づくたびに自分の運を絶賛していたんですが、運が尽きたようです。 まず間違いない。 ワタシは財布をどこかに落として、何も知らぬままゴキゲンにのんきに一晩過ごしてしまったのですよ。
ど、どうしよう・・・。
なんかこう、これからこなさねばならぬ数々の面倒な手続きのことを考えると、「わたしはなにもみなかった」とつぶやきながらもう一度ふとんに入ってしまいたくなったんですが。 それと、財布に入っている様々なものたちのことを考えると、「あんなものどもを人様に見られたら困る!」と思い、蒸発したくなったりしたんですが。特にプリクラ。
しかしですよ。
・キャッシュカード(しかも事業所名義の)1枚 ・クレジットカード3枚 ・免許証 ・保険証
という、「悪用されちゃったら失禁ものベスト4」と言われている・・・かどうかは知りませんが、まあそれらが財布に入っていたことを思えば、ふとんかぶったり蒸発したりしている場合ではないわけですよ。
でもでも、もっと探せば出てくるかもしれないし・・・。 昨日寄ったお店の人が落とし物として預かってくれてるかもしれないし、それを確認してからでも・・・。
と、逃げの方向にベクトルがムキムキになるじょりぃ。 カード止めたり各種の再発行を頼んでから「あ、あった(・∀・)」とかなったら、ものすごい労力の無駄遣いではありませんか! 再発行の手続きがすべて終了するまでは不便になりますしねえ。
と、自分の中であーだこーだと理屈をつけて、うだうだと逃げていたんですが。3分程度。 うだうだしている間に預金残高がゼロとかになっちゃったらやっぱり失禁しちゃうと思い(たいして残高ないですけども)(それでもないよりはあった方が)、とりあえずまずは銀行に電話しました。
【銀行(電話)】
銀行に電話しましたら、電話口で本人確認を済ませ、すぐにキャッシュカードを無効にしてくれまして。 残高も確認してくれましたが、無事でした(´∀`)-3 ここでちょっと安心したじょりぃですが、なんと、正式な手続きをせねばならぬから、今日にでも窓口に来てくれとおっしゃいます。 忙しいのでイヤです とか言ってる場合ではないので「うかがいます」と。 ここで銀行員さん、やさしい声で
「その際に、本人を確認できる免許証などを持ってきてください」と。
「あの、財布に全部入っていたので、免許証もないんです」 おずおず。 「あ・・・そうですか。 じゃあ、保険証を・・・」 「それも財布に・・・」 「・・・困りましたね」 「・・・困りました」 「そのふたつがなければ、代わりに、ご本人の顔写真が確認できる公的な発行物が必要なんです。パスポートとかは・・・」 「あ、あります!(・∀・)」 「じゃあ、パスポートと通帳と届け出印持って、窓口にお願いします」 「はい」
ああよかった。 じゃあパスポート探そうっと(´∀`)
がさごそがさごそ から どたどたどたどた まで、また2往復したと思ってください。 結果。
パスポート、ない!ヽ(・∀・)ノ
って笑顔な顔文字使ってる場合じゃないですよ。 どうしよう。どこ行ったのワタシのパスポートちゃん。 しかし探している時間が惜しい。 とりあえずまずは、クレジットカード止めなきゃーーーーー。
でもでもその前に。 昨夜行ったお店に電話してみよう。 夜出かける前に財布にお金を入れたのは覚えているんです。 昨夜は夕飯を食べた店が1軒と、レンタルビデオ屋が1軒。 お店はまだやってないかもですが、ビデオ屋は24時間営業です。 ということで、ビデオ屋に電話。
【レンタルビデオ店(電話)】
「あのですね、昨夜そちらにDVDを返しに行ったんですよ」 「はい。どうもありがとうございます」<かわいい女の子の声 「それでですね、あの、唐突で申し訳ないんですが」 「はい」
「あなたの声がかわいいので、ワタシとデートしてもらえませんか?(*´∀`*)」
なんて余裕はもちろんないので「お財布落としちゃったみたいなんですが、そちらに届いたりしてませんかねえ?」と。
「落とし物ですか? お財布?」 「はい。黒くて3つ折りのなんですけど・・・」 「ちょっと落とし物コーナーを確認してきますので、お待ちくださいね」 「はい」
ありますようにありますようにありますように。
「もしもし?」<女の子 「はい!」 「黒くて3つ折りの財布ですよね?!( ^ ∀ ^ )」<明るい声 「はい!」その声の感じ、いい手応え!
「こちらには届いていないようです!( ^ ∀ ^ )スミマセン」<明るい声
orz
ここでいったんあきらめて、クレジットカード会社に電話してみることに。
【クレジットカード(電話)】
同じ話を3社に電話しなければならないのか・・・ということで、またふとんをかぶりたくなったじょりぃですが、まあしかたない、一歩一歩地道に進んで行きます。 しかしこちらは慣れたもので、名前住所電話番号生年月日を一通り確認したら「すぐに止めて、再発行の手続きを行います」と。さくっとね。 不正使用が行われていないかどうか、昨日からの履歴も教えてくれました。無事でした。
「お財布ごと、ということは、他社のクレジットカードもありましたか?」 「はい」 「ではそちらも手続きしてくださいね」 親切ですね。 「はい」 「キャッシュカードもということですが、銀行には電話されました?」 「はい」 「免許証や保険証といった、本人を確認する類のものは・・・」 「入ってました」 「では、警察にも至急届けてください。 届けが出ていれば、万が一不正利用されてもじょりぃ様の損害にはなりませんから」 「は、はい」 「インターネットなどでクレジットカードをご利用ですか?」 「はい」 「では、再発行されるカードは番号が変わっておりますので、すべて再登録してください」
め、め、めんどくせーーーーーー(´д`)
でも自分が悪いんだからしかたないですね。
と、ここでお客様が。打ち合わせにいらっしゃいました。 用意しておいた書類をミーティングテーブルに広げまして。 熱心に確認を始めるお客様。 時間がかかりそうです。
「あの、ワタシちょっと電話してもいですかね?」おずおず。 「あ、どうぞどうぞ。俺、これ見てるから、お構いなく」
で、引き続き、次のクレジット会社へ電話。同じ会話。 また次のクレジット会社へ電話。同じ会話。
ちらっと応接室を見ましたら、まだ確認に時間がかかりそうな雰囲気だったので、10時をまわったことですし、夕飯を食べたお店へ電話してみることに。
【和食屋さん(電話)】
大変気持ちの良い応対でございました。
でも
なかった orz
見つけたらご連絡しますよ、と、携帯番号を控えてくれました。 ありがとう。また食べに行きますね。ちょっとしょっぱかったけど。
応接に戻りましたら、電話が丸聞こえだったらしく「大変なことになっちゃったねー」とお客様。 「そうなんです・・・」 「財布ごとなくしたの?」 「ええ」 「仕事してる場合じゃないじゃん! 警察にも行かなきゃね。電話じゃダメだから」 「はい」 「現金いくら入ってたの?」 「ワタシ、現金てあまり持ち歩かないので、それは少なかったんです。1万5千円くらいかな」
でもお金足さなきゃ5千円の損害で済んだ(つд-。)無念
「じゃあまだよかった。俺もなくしたことあるんだよ。 しかも給料日だったもんでさ、10万入ってた」
なんというショック(°▽°)
「やっぱ免許証も入っててさ。すげえ大変だったよ」
そして、そのときにした手続きなどを一通り教えてくれましてね。助かった。
午前中は仕事でどうしても動きが取れなかったので、お昼を回ってすぐに、じょりぃは「手続きせねばならぬ場所」へ向かって行動を起こしました。
・・・後で同じようなドジをやらかしたかたの役に立つように、すべての手続きをここに記そうかと思ったのですが、この調子だと映画ロード・オブ・ザ・リングに匹敵するくらい長くなりそうなので、大幅にはしょることにしました。
で、この後、
警察(遺失物届けと、免許証紛失の報告) ↓ 行政センター(保険証再発行依頼) ↓ 銀行(キャッシュカード再発行依頼) ↓ 行政センター(免許再交付に住民票が必要なことが電話確認で発覚したため) ↓ 交通安全協会(免許証再交付依頼)
とかけずり回ったわけですが。(4時間かかった) 非常に疲れました。
で。
財布ごと落とした。 愚かなことに、財布になんもかんも入っていた。 だから、ワタシを証明するものは、ない。
と、最初に述べているにも関わらず
「本人であることと、本人の顔が確認できるものがないと、再発行できない」 「免許証か保険証、またはパスポートが必要」
と、どこもかしこもこう来るわけですよ! いやほら、よく見て、ワタシだから! 正真正銘のじょりぃ様ですから! こんなモン、ふたりといないから! お願いなんとかして!
と、いくらワタシがかわいい顔と声で訴えたところでですね。
ワタシという、人間の証明が、できない。
なんたる心細さ。
「レズビアンは社会的に存在しないことになっているよねー」とか言ってる場合ではなくなりました。 ワタシ自身の存在が危ぶまれておりますよ!
・・・ってまあ、大袈裟といえば大袈裟なんですが、ほんと困った。ほとほと困った。
交通安全協会なんてですね、電話で確認したときに「保険証持参で」って言うから「だから、ないんです」って言ったら
「じゃあ、住民票取ってきてください」と。
「住民票もらうのも、本人確認書類が必要なのでは?」とワタシ。 「そうかもしれませんね」 「それらがないんですよ。住民票も取れないかもです」 「それは私に言われても困ります」
ってそりゃそうだろうけどさ。 ワタシはもっと困る。
しかし実際は、住民票は本人の印鑑があれば問題なく取れたんですが ァ'`,、('∀`)
で、結局何をもって、各窓口で「ワタシという人間の証明」をしてきたかと言いますと。 一応出かける前に「何かないか何か」と必死に探した結果、前期まで使っていた期限切れの保険証が出てきましてね。 何もないよりはいいのかもと、それを持って出かけたんです。 そして必死の説得。 ワタシってものすごく感じの良いフリが得意なので、感じ良くゴリ押しし、後は
「大事にしていた、家族の写真も財布に入っていたのに、それすら一緒になくしちゃって・・・」
と、同情を引いてみました。(恥ずかしながら、家族の写真が入っていたのは本当です)
一気に紛失してみてわかったのですが、なくなって一番厄介なのは免許証ですね。 これさえあれば、他の手続きが楽でしたし、何しろ再発行に一番手間どるのがこやつなんですわ(´д`) しかも、本来は、免許証持っていなければ運転してはいけないんですから。
警察に行ったときに「再交付が済むまでは、やっぱり車乗ったら違反ですよね・・・?」とバカ正直に聞いてみたんです。 「そうですね・・・不携帯ですからね・・・」と窓口の女性。
「あの、今ここまで車乗って来ちゃったんですけど、申告して切符切ってもらってから帰った方がいいんでしょうか?」 「ぷっ くふふ」
Σ(゚ω゚ノ)ノ 笑われた
「それは・・・しなくていいですよ、 とは言えませんよ、ここは警察ですから」 「はあ」 「でも黙って帰れば私にはわかりません」 「はあ」 「そして、再交付になる前に乗っていい、とは、警察としては言えません」 「はあ」 「そういうことです(困ったような笑顔)」
なるほど。 そういうことですか。 困らせてごめんなさい、警察のやさしいお姉さん。
交通安全協会でもまたもや同じことをトンマに聞いてみたんですが。
「再交付になるまでは運転しちゃダメなんですよね?」 「そういうことになっています」 「・・・そういうことですよね」 「はい」 にこっ
でも、「あんた車でここまで来たでしょ!歩いて帰れ」とは言われませんでした。
ワタシという人間の証明がかろうじて済んだあとは、なんとなくゆるくてやさしい、ニポーンという社会なのでありました。 でも乗らないようにします。 ということに(なんでもないです
ああ。 財布、出てきてほしいなぁ。 家族の写真とプリクラと、そして、1月分の領収書ごっそり(<これが割とイタイ)、戻ってきてほしいナー(´・ω・`)
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