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2005年11月14日(月) |
真珠のピアス(きょんの場合) |
久しぶりにユーミンを聴いたら「懐かしい」「うえ〜?ユーミン〜?なんて思ってても、聴くとやっぱいいよねー」と、ふたりしてユーミンづいている最近のきょんとワタシなんですが。 ユーミンと打つのもなんだか気恥ずかしくて、思わずコーシソと打ちたくなってしまったり。
で、心優しいアテクシは、きょんを喜ばせてあげようと、本日ユーミンのベスト版みたいなCDをレンタルしておいてあったのであります。 どどーんと買ってプレゼントしてあげれば良いのですが、そこはそれ。 聴いてもらって、気に入ってから買ってもいいやと思いまして、というとカッコいいですが、単にお金がないんです。あたちキリギリスだから。
きょんは今現在、音楽を聴く手段がないという哀れな音楽難民です。 MD?何それ。MP3って戦闘機の名前?てなくらい文明から取り残されているきょん。 CDとテープはOKだったんですが、きょん用にあてがっていたやっすいプレイヤーが壊れてもう1年。 家の中で音楽を聴くとしたらワタシの仕事部屋になるのですが、ワタシがイヤなカオをするのでそれもできず。 (だって仕事部屋で熱唱するんだもん) カーオーディオもいまどきカセットだけという有様で、それもつい先日逝ってしまいました。ホントにかわいそう。
というわけで、今日は借りたCDを積んで、ワタシの車で「ユーミンドライブ」をサービスいたしました。 車の中だと熱唱もできるので、きょんはこーゆードライブが好きなのであります。
ちなみに今日借りて聴いていたのはこちらです。 「きゃー!懐かしー!」「うおー!」とか、獣じみた雄叫びをあげながら楽しそうなきょん。 よかったよかった。 たまには楽しい思いをさせてあげないと、ごはんを食べさせてもらえなくなってしまいますからね。
で、このCDの中にも「真珠のピアス」が入っておりましてね。 ええ、前回の日記でお話させていただいた、アレです。
せっかくなので、熱唱中のきょんに訊ねてみました。
「ねえねえ。きょんはさー、この歌の人みたいに、 別れ際に真珠のピアスをベッドの下に片方置いてくるということって、できる?」
「あ? できない」 きっぱり。
「なんで?」 「そんなのカッコ悪いから。したくないから。絶対しないそんなこと」 「ふむ。 プライドが高いのかな?」 「そうだねー。『もうおまえになんか興味ねえよ』という態度は取るだろうけど、未練がましいマネは一切したくないね」 「なるほどね。きょんらしいね」 「ていうかさ、ピアスがもったいないじゃないの!」 「え!」 「プライドよりも、ピアスがもったいないという思いの方が強い」
さすが。
「しかも真珠だしね」とワタシ。 「そうよーー。 だいたい、キャッチャーすら落として来たくないわ!もったいないったらないじゃないの!」
ピアスに疎いかたのために説明させていただきますと、キャッチャーとは、耳の裏側でピアスを止めるための、どうでもいいけどないとピアスが留まらないよという存在でございます。
<コレ
ちなみに代わりはいくらでもきくものです。 さらにいえば値段はやっすいです。たとえ18金でも。
ちなみにワタシは3つ穴があいているのでピアスもけっこう持っているのですが、 まともにキャッチャーがついているのはそのうちの2つくらいしかありません。 キャッチャーとはそういう存在です。ていうか、ワタシなくしすぎでしょうか。 なので最近は輪っかのピアスしかしていないんですけど。(輪っかのはキャッチャーがいらないのです) なので、ワタシにピアスをプレゼントしちゃおう☆という素晴らしいそこのアナタ様、ピアスは輪っかのシルバーか金かプラチナでお願いします。金属アレルギーなんです。 ていうか誰もくださいませんかそうですか。
きょんのこの度の発言に、キャッチャーも涙を流して喜んでいるのではないでしょうか。 感傷よりもプライドよりも優先してもらえるなんて。
とりあえず、ワタシに他に女ができてきょんと別れることになっても、 ベッドの下は気にしないで済みそうで安心しました。 別れる前に「あたしのもの落ちてない?」ときっちり確認に来られてしまいそうでめんどくさいですけどね。 キャッチャーひとつとして見逃さない勢いでしょうし。 それも違う意味でコワイなあ。
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