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2005年10月11日(火) どっちが鬼なのか

昨日でしたか、新聞を見ておりましたら、テレビの新番組の番宣が載ってまして。
観月ありさ主演の「鬼嫁日記」だかなんだか。

ワタシ、ドラマってホントに興味なくて。
今楽しみにしているのは13日から始まる「大奥〜華の乱〜」だけなんですけど。
内山理名主演だし。大奥大好きですし。
日頃「テレビぃ?」なんて態度取ってるワタシですが、理名タン大奥だけは死ぬほど楽しみにしております。

大奥はさておき。
鬼嫁日記の番宣です。

そのキャッチコピーが
「僕は妻を愛しています」「ワタシはワタシを愛しています」
でございました。

何かこう、ピンとくるものがありまして。
ワタシ、夫じゃないし、きょんは妻ではありませんが。
これって・・・。

「ねえねえ。コレ見て」と、その日仕事がお休みだったきょんに新聞を見せまして。
そうしましたらきょん、

「ああ。ウチみたいだね。
 確かにあたしはあたしを愛しているよ」


やっぱり( ´_ゝ`)


まあね。
さもさも相手のことを思っているようなフリをしつつ結局は自分のことしか考えてねえじゃねえかよ(ワタシのことですか?)というよりはよほど潔いですし、ワタシもあきらめがつくというこの態度。

せっかくなので、ごはん食べながら見てみました。「鬼嫁日記」


( °Д °)ポカーン


激しくつまらなかったです。
ブログとか本ならおもしろいのかもしれませんが。
観月ありさの演技がどうもダメなのかもです。演出もヘタクソですし。
きょんと「ありさでなければ誰ならよかっただろうね」と話した結果、我が家では「パフィーの由美ちゃんがよかったのではないか」と無責任な結論が出ておりましたが。

で、ドラマが始まって10分ほどで
「あたしもうコレ見てるの苦痛なんだけど」ときょんが言い出しまして。
しかし他におもしろい番組もなかったものですから、もふもふとごはんを食べながら見ておりました。

「鬼嫁というよりはさー、単にワガママでイジワルな嫁だよね」ときょん。
「そうだね」
「それにさー、やっぱこーやって鬼嫁ぶりを発揮できるのって、ダンナがやさしいからだよねー」

なるほど。

「じゃ、やっぱりきょんは鬼嫁じゃないよね」とワタシ。

だってワタシ、やさしくないですもの。
きょんも別に鬼嫁ってわけじゃないですしね('-^)b
という、単にそれだけの意味だったんですが。

「なにーーー!」

怒り出すきょん。Σ (゚Д゚;)

「な、なんで怒るの?!」 うろたえるワタシ。
「なんであたしじゃ鬼嫁になれないのよ!」
「あいや、ワタシがやさしくないからっていう、それだけだよう(あわあわ)」
「やさしくしなさいよっ!あたしが鬼嫁になれるほどにっ」
「・・・はい」

既に鬼だアンタ。

とまあ、かように表向きはきょんがいばっている我が家ですが、実際はワタシが好き放題しているので、どっちが割食っているかといえばこれはもう絶対にきょんなのです。
が、案外きょんはそれに気づいておりません。(・∀・)ウケケケ

なーんて思っているのはワタシだけで、きょんはきょんで
「じょりぃは扱いやすい。あたしが実はあんなことしてるのもこんなことしてるのもちっとも気づいていないし。いひひひひ」
とか思っている可能性もかなりあるわけですが。

まあ、お互いに相手を手玉に取っているつもりになって、なんとかうまくやっております。
なっちゃん・まりあ・りっちゃんといったワタシときょんの関係を知る人たちには、
「きょんは鬼嫁」と思われてしまっていそうなあたり、ちょっとかわいそうな気もしますが。
今日もこたつに「てん」と座っているだけで、ビールと一緒にいろんなツマミを作って並べてくれましたし。
・・・ていうか、これってウチでは珍しい光景だということを一瞬忘れました。
先日はごはんと納豆しか出てこなかったのでした。
まあ、そのときもワタシは夕飯の手伝いを何もしなかったので、何も文句は言わずネバネバと夕飯を食したのですが。
ていうか、「今日何食べたい?」「納豆」と答えたのはワタシでした。
まさか納豆だけしか出てこないとは夢にも思わなかったのですが。
甘かった。

と、尻に敷かれてかわいそうなフリをしつつ、好き勝手やってるワタシがいちばん鬼だったりするよなという、
日本昔話のような本日の日記でございました。
どこが日本昔話なのかさっぱりわかりませんが。


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