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2005年08月08日(月) 記憶スケッチアカデミー

夜、タマリンが久しぶりにやってきました。仕事です。
が、仕事の話はすぐに済んでしまい、きょんも交えて3人で雑談。
ワタシはタマリンときょんの3人でするおしゃべりが大好きです。
なぜなら果てしなくくだらないからです。

そんなくだらない話の中で、「顔」についての話になりまして。

「なんかじょりぃさー、やせた?」とタマリン。
「うん。ちょっと」
「顔つきが随分変わったねー」
「え"。 どういう風に?」
「なんか、大人になった」

それって。

「それって老けたってことなんじゃ・・・」とワタシ。
「あははははははは」 笑ってるんじゃねえよタマリン。

「老けたのとは違う。シャープになったからかなぁ。
 前の方が幼い印象だった気がする。やっぱ丸かったからかな」

まあ、確かにここ4〜5年は丸かったですけどワタシ。
しかも確かに、やせると顔は老けますし。 orz

「でもさー、あなたもそうだけど、目が大きくて彫りの深い顔って、
 年取ってくるとさらに顔がくっきりはっきりしてこない?」とワタシ。
「あー、あるかもね。影が増える(笑)」
「あたしはわかんないなー」ときょん。

「それにさー」ときょん。
「じょりぃは、自分の顔のチェックが細かすぎて気持ち悪いんだよ。
 毎朝今日はこうだ、ここがこうだって、いちいち報告してくるんだよねー」
「毎朝自分の顔チェックするのぉ?」とタマリン。

しますよー。
朝の顔って、体と心の貴重なバロメーターではありませんか。
ていうか、母がそういう人だったもので。もはや習慣でございます。
おかげで自分の身体の警報に気がつけますので、本格的に体調を崩す前に軌道修正できるわけです。
さらに「冴えない顔してるなー。今日はツキが悪そうだ。気をつけよう」ってな具合に、
下手な占いを見るより、ずっと効果があったりします。

「あたしはさー、自分の顔色が良いか悪いかもわからないんだよねー」とタマリン。信じられない。
「あたしもそういうのはわからない。
 けど、『今日のあたしってイケてる!』とか『あー、最近ブスだー』とかは思うよ」ときょん。
「そうなんだ。 あたしホントに顔ってわからないなあ」とタマリン。

「顔の識別がつかない人なわけではないんでしょ?」とワタシ。

どういうことかというと、こういうことですと説明。


タマ「・・・や、 それはないと思うけど・・・」自信のなさそうなタマリン。
きょ「じょりぃはパーツで細かく人の顔覚えてるもんね」
タマ「ああ、じょりぃは人の顔見るよね」 大事なことですからワタシにとって。
きょ「なんかねー、目の形はこうで目と目の距離はこのくらいでとかさー。
   あと、鼻! 鼻の形なんて覚えてる?タマリン」
タマ「鼻?・・・・・ていうか、顔のパーツについて今までまったく意識したことがなかったよ」
きょ「じょりぃはね、鼻で人の顔の好き嫌いを決めるんだよ」
じょ「鼻は大事。特に横顔」
タマ「鼻ねえ・・・そういえばみんなついてるもんね、鼻」 何を今さらなタマリン。

「ちょっとさあ、なんだかすごい意識改革って気がする!
 あたし今日から、人の顔をパーツで意識してみるよ!」と、なぜか瞳をキラキラさせるタマリン。

「では今まで、日頃いかに対象を観察していなかったかテストしてみようじゃないか」とワタシ。
「どういうこと?」
「記憶だけでカマキリを描いてみたまえよ」

唐突にタマリンの記憶力と画力をテストに入るワタシ。


「か、カマキリー? 自信ないけど、特徴はある生き物だよね。イケる気がする」と
タマリンがあーじゃないこーじゃないと悩みながら描いたカマキリがこちらでございます。





何かこう、スカートはいた田代まさしという風情でございます。
「なんでチョビヒゲがあるんだよ!」と爆笑するきょんに「それ、口だよ」とタマリン。
「目とカマに特徴があるから」ということで、何かぐりぐり描きつぶしてました。
足の位置もぞんざいです。
カマキリとしては大変弱そうですが、夜道を歩いていてこんなおっさんに遭ってしまったらとても怖そうです。
しかも、カマの位置から察するに、こいつったらナマイキにも威嚇してます。
でも無表情。
後ろ足踊ってるし。

と、さんざんバカにして涙まで流して罵倒しながら笑っていたら、
「じょりぃも描いてみなよ!」と、タマリン当然の逆襲。

ふ。
ワタシに虫で挑戦しようとは。甘いな。
ちょいちょいちょいっと。





タマリンの感想。

「なんだ。同じようじゃん」



やっぱりビジュアルの記憶のしかたに、何か問題があるみたいですタマリン。

しかし、
「明日小さいスケッチブックを買ってきて、これからは似顔絵を趣味にしてみる。
 ふたりが描けたら送るね☆」と張り切っておりました。


どんなカオが描かれてしまうのか、全然楽しみじゃありません。




ちなみに、タマリンのような人が多いに笑わせてくれる「記憶スケッチアカデミー」はこちらです。お楽しみ下さい。本買うともっといろいろあります。

http://www.bonken.co.jp/kioku.html


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