今日も今日とて
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本日、なっちゃんとりっちゃんの3人で、ランチしました。 りっちゃんのお誕生日をかなり過ぎてしまったのですが、ささやかにお祝いしましょうということで。
ワタシは前日のお酒が残っていて、かなりのローテンション。 「すごくつらそう・・・」と、なっちゃんが心配しつつ、でも約束だしねとりっちゃんを迎えにいきまして。 3人で釜めし屋さんへ向かいました。
そのときはりっちゃんを見てもなんとも思ってなかったのです。 ワタシったら、ちょいときぼちわるかったし。
食事をしながらおしゃべりしまして。 最近どうよー、めいた話でございます。 ワタシとなっちゃんは毎日顔を合わせておりますので、自然とりっちゃんが質問責めにされるわけですが。
このときも、ワタシのノリは悪く。 なっちゃんが気を使って、一生懸命話を盛り上げてくれてます。 ああ、なっちゃんのような、やさしくて気の付く人がワタシのパートナーだったら。
だったら。
今よりも甘ったれで人間的に進歩のないワタシがいるだけですが。
まあ、いずれにしても、なっちゃんからは二度も三行半をつきつけられたじょりぃでございますので。 やはり聡明な人はワタシごときを相手になどしないものでございます。 ではきょんはバカかと言いますと、この人も一緒にいるだけでワタシのことはあまり相手にしていないので、いくらかは利口なのかもしれません。
そんな感じで、ふたりがきゃっきゃと話しているあいだ、ワタシは「きぼちわるー」と思いながら釜めしを食し、 「じょりぃちゃん、自分に興味のない話はあからさまにつまらなそうね」などと言われておったわけですが。
ご飯も食べ終わり、そろそろ帰ろうか、と席を立ったときに、じょりぃの活気に変化が訪れました。
立ち上がったりっちゃんの後ろ姿。
デニム地の、腰にまとわりつくようなぴちーーーーっとした、タイトでマーメイドな、膝丈よりちょっと長めのスカート。 お尻のラインがバッチリ出てます。 それがアナタ、もう、それはそれはすんばらしい尻のラインで!
「りっちゃん」と呼び止めるワタシ。 「はい?」 「今日のスカート、お尻がセクシーじゃん」 「え!」 「いいね! それ!」 「え? あ、そう? すごくお尻が出てるのわかっちゃうんだけど・・・」 「それがいいね!」
細いカラダに丸く突き出たお尻。こう、スカートに締め付けられてるような。
「あ ・・・ありがと」
もぞもぞとワタシの後ろを歩こうとするりっちゃんの腰をぐいっと押し出し
「ワタシの後ろを歩くなっ」 「え?」 「尻が見えない」 「・・・はい」
素直に前を歩くりっちゃん。 アホです。 が、ワタシは嬉しい。
店の出口でワタシ 「ほら、なっちゃん。りっちゃんのお尻見て。いやらしいから」 「んー?」<どうでも良さそうななっちゃん(無理もありません)
が、私たちとすれ違いに入ってきたおっさんは、ワタシの言葉とりっちゃんの尻に反応し、りっちゃんの尻を凝視。
「やめてよーじょりぃちゃん。・・・あの人まだ見てるよ」とりっちゃん。 「見せてやればいいぢゃないか。 そんな格好をしてケチくさいことを言うな」 「やだよー」 「お尻もそうだけどさー、そのスカートって、お腹がぺったんこの人じゃないとはけないね」となっちゃん。 「憎い」とひとこと付け加えておりました。 なっちゃんだって細いくせに。なんだいみんな。<自分で煽っておきながら勝手にいじけるじょりぃ
まずはりっちゃんの家に回ってりっちゃんを降ろし。 りっちゃんが車を降りるときに偉そうに言い渡すじょりぃ。
「またそのスカートをはいてきてくれるなら、近々お誘い申し上げたいです」
何様でしょう。 じょりぃ様です。
「ホント?」
嬉しそうなりっちゃん。 間違えてます。 そこは怒るところです。 かわいいですけど。 きょんなら「あんた何様?」と怒り出すでしょうし、ナナならもう二度とはいてくれないでしょう。
夜になって、りっちゃんから「今日はありがとう」のメールが。 じょりぃの返信がこちら。
「ささやかな食事な上に、ゆっくり時間とれなくてゴメンね。 ワタシったら忙しぶってますが、りっちゃんが今日のスカートはいて呼び出してくれれば、 すぐに飛んでいきます。アレ好きだー。 と言うことで、近々食事でもつき合ってください。」
りっちゃんを誘うフリをして、りっちゃんの尻しか誘っていないかのようなじょりぃのメール。 そこはかとなくというか、けっこう失礼な気がします。 ワタシは条件つきでりっちゃんを誘える身分ではありません。
なのにりっちゃんの返事ときたら
「忙しかったのに、ごはんどうもすみません。 あー、でもあのスカートはいていってよかった。 早速お誘いしていただいてうれぴーです。 そういうことでしたら、もうはくな!と言われるまではかせていただきます。」
・・・・・・・。
なんて素直なヒトなんだ。
が、
「絶対はかない」という返事のほうが実は嬉しかった気がするワタシは、やはりどうにもひねくれているんだなあと、今さらながら自覚したのでありました。 それに「うれぴー」がビミョーに気になります。
と、ゴチャゴチャ言ってますが、あの尻には替えられません。 なんとか時間をつくってお誘い申し上げなければ。
こんなに素直に言うこと聞いてくれるのなら、今度はもっと過激な注文を申し伝えてみようと思います。 とりあえず、ナース服着てくれるか訊いてみることにします。(これは多分断られそうな気が)(ウキウキ)
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