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2004年05月17日(月) きょんの楽しみな用事とは

朝、起きたらきょんがいません。

とうとう愛想をつかして家出?

なんて物騒な想像はカケラも起きなかったのが憎たらしいワタシなんですが。
今日は休みって言ってたのになー。どうしていないのかしら。

あ、思い出した。

「あたし、明日朝早いから寝るねー」と、ゆうべ早寝をしていたわそういえば。
でも、何の用で早く出掛けたんだっけな。
聞いた覚えがあるんだけど。

思い出せない。

なんだっけなーなんだっけなーと思い出そうと努力しながら仕事。
医者かなぁ。 それとも歯医者?
いや、違う。
何かこう、もっとときめき感を醸し出していた気がします、きょん。
すごく楽しみー、と言っていたような気が。

はて。



お昼になったので、昼食は一緒に取れるか確認しようと電話してみたものの。
出ないし。

と、電話を切った時点で、ワタシのイカレた記憶が甦りました。
きょんの楽しみだった、早起きしてまで出掛けていった用事。
それは

オス馬の去勢でした。 ひひーーーん。

そんなものを楽しみにしているなんて。
ち○ち○切断を楽しみにしているなんて。
アナタは阿部定ですか?


と、帰ってきたきょんにお伝えしましたら
「・・・・・何度説明したらわかるの? 去勢は○ん○んは切りません」

そうでした。
タ○タ○のほうでしたね。


きょんは動物病院で看護士と言う名の雑用をしているんですが、その病院ではもちろん馬なんて大物は扱いません。
以前、馬専門の獣医師さんに会ったときに、「現場を見てみたい」とお願いしておいたら、今回声をかけてくださったそうで。
エライですね。
ワタシなら休みの日に馬のほにゃほにゃなんて見に行きたくありません。


帰ってきたきょんは、ワタシの顔を見るなり「楽しかったーーー☆」と。

楽しかったんですかやっぱり。
ていうか、馬の気持ちになってみろ!


という、馬にとってどんなに大事なことだろうと、ワタシにとってはどうでもいいことはさておき。

きょんは去勢手術が好きです。
初めて手術に立ち会うことになったとき、ワタシは心底心配しました。
「アナタ、貧血症だし、血とか内臓もダメなのに大丈夫かしら」
「あたしも心配。でも仕事だしな」

と出掛けていったきょん。
ワタシならひっくり返ってしまいそうなので、一日中心配しておりました。

帰ってきましたら、元気。
「手術、大丈夫だった?」とワタシが訊ねましたら

「全然平気だった。あのね、去勢ってね、中身だけ取り出すんだよね。ぷるんって」
「ぷるん・・・」
「なんかねー、マスカットみたいでさ、取り出した睾丸。
 おいしそーって思っちゃった」

アンタ強いな。

「あたしってヘンかな?」

ちょっとヘンかも。


本日摘出した睾丸は、ライチーくらいですかね。


うえっ。


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