今日も今日とて
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2004年03月07日(日) むすっ

世界でも5億本の指には入る自分勝手ぶりのじょりぃですこんばんは。

今日って日曜日だったんですってね。
って、知ってましたけど。

なのに、容赦なくお客様から呼び出しを受けるじょりぃ。
「年中無休」をうたっているからこそ、ワタシのような若輩者でもなんとか食っていけているわけなので、文句は言えないんですが。
忙しいのはありがたいことでございますよね。<無感情

そんなわけで、お昼を食べる間もなく、あっちでぺこぺこ、こっちでへらへらしていたワタシでありました。

最後、お得意先の神社に打ち合わせに行ったときは、おそらく空腹によるものだと思うんですが、めまいと眠気がひどくてですね。
宮司が大切なことを熱心にお話してくださっているというのに、理解するのに時間がかかるじょりぃ。
話の流れで、宮司とふたりで夜の境内を歩いたのですが、なんかこう、やっぱり夜の神社って、ちょっと怖いというか、独特の気があふれてるですよ。
その「気」にやられて、すごく疲れまして。

話のなかで、宮司がまた怖い話をワタシにしまして。
いつもより境内が怖かったのは、そのせいもあったのかもしれませんが。

ということで、まさに「気」疲れしてしまったワタシ。
途中、iプチ姫と会い「じょりぃさん、このあいだ言ってたブライスのこと、詳しく教えて」なんて楽しい会話もあったりしたんですが。「あたしもブライス仲間になりたーい☆」なんてはしゃいでくださって、いくぶん気が晴れたと思ったら。

最後に会った、不思議ちゃんEさんが、今日はゴキゲンナナメ。

なにか怒っているのかしら、なんてビクビクしながら帰途につきまして。
最後にもう1件立ち寄り。

9時半頃家に着いたときには、すっかりワタシがフキゲンに。
ちょっと疲れちゃったのと、イヤな話(怖い話とはまた別の)を聞かされたのと、お腹がすいていたせいだと思うんですが。

書類で手がふさがっていたワタシは、家のチャイムを押した後、きょんがドアを開けてくれるのを待っていたのですが。

出てきやがりません。


ひいひいしながらドアを開け、「ただいま」も言わずに仕事部屋で書類の整理。

「今日はもしかして、仕事仲間とそのまま食事に流れるかもしれないから、先に夕飯食べててね」ときょんに言っておいたので、ワタシはひとりでほか弁を食べようとリビングに行きましたら。

きょんは寝転がってDVD鑑賞中。
DVD見て寝転がっていただけなら、ドア開けてくれよ。
(しかし、きょんが手がふさがってしばらくドアが開けられない時でも、たいてい放っておくじょりぃ)
しかも、テーブルの上はきょんが食べ散らかしたままで、ワタシのスペースがゼロです。


さらにフキゲンに。

「あ、ごめーん」と謝るきょんは、しかしテレビを見たまま動かず。


むっつりしながら片づけ始めるワタシ。
ホント、だらしなくて、きょんのこういうところすごくムカつきます。

ワタシのフキゲンを見て取ったきょんは、びくびくしながら一緒に片づけ始め。
その後、ひとりでだまーって食事を始めるじょりぃ。
帰ってきてから、一言も声は発さず。
無言で嫌な空気を醸しだし、きょんに圧力をかける「イヤミ大王」とはワタシのことです。

きょんは「猟奇的な彼女」のDVDの特典映像を見ていたのですが、あからさまに笑えるシーンでも、ワタシが「くす」とも言わずに無反応なのを見て、さすがに声を掛けてきました。

「具合悪いの?」
「別に」
「疲れてるの?」
「そうかも」
「・・・・もしかして機嫌悪い?」
「別に」
「・・・・悪いんじゃん」

きょんが悪いわけではないのに(散らかしてたのはきょんが悪いけど)、きょんにやつあたりしちゃ悪いかな、と思い直したワタシは

「疲れてるから、ちょっとフキゲンぽいのかも」と言ってみました。

「何かあったの?」
「別に」

話すのがめんどくさいんです。
きょんは嫌なことがあると、くどくど(失礼)と話してすっきりするタイプなんですが、ワタシは話すことすらめんどくさくて。
話していると、また思い出さなきゃならないので、それもイヤなんですよね。
なのでひたすら「むすっ」としてしまうのですが、これってむすっとされちゃう相手は大変そうです。

「忙しかったんだ?」ときょん。
「ちょっと」
「疲れたのかな?」
「うん」

ここでワタシがきょんなら「自分の疲れを、人にやつあたりするのは筋が違うのではないか」と、逆ギレするところですが


「かわいそうかわいそう」

きょんは頭をなでてくれました。


こういうところ、ワタシと違ってきょんは偉いんですよねえ。
ちなみに、きょんがダメダメで、ワタシの方がエライところだっていっぱいあります。
ホントに数え切れないほどあります。
じゃあ何かひとつ言ってみろと言われても、思い出せないほどです。
思い出せないだけですホントなんです。


ワタシがこんな態度なのにやさしくしてくれたきょんに対して、フキゲンだった分だけ「ごめーーん」という気持ちになりまして。

でも、そこでスナオにゴキゲンになれるはずもありません。 バカみたいじゃないですか。
なので無理してむすっとしておりましたら

「肩もんであげようか?」と。
「いい」
「・・・・・・・」
「・・・・・・(そろそろ逆ギレするかしら。まあいいや)」
「じゃ、頭なでてあげるね」

なでなでなで。


アホみたい、ワタシ。
ついでに言わせてもらえば、きょんも。


あんまりアホみたいなので、きょんの方を見て「にたー」っと笑ってみました。


その頃には、ワタシのフキゲンも解消されておりましたとさ。
すんごいバカバカしいですね。


単にごはん食べ終わって、お腹イパーイになったせいだけかもしれませんが。
とにかく、フキゲン解消、と。


そんなわけで、反省と自戒をこめまして。
きょんが落ち込んだときには、今度こそやさしくしてあげようと思います。
と、いつも思うんですけどねえ。
現実は逆ギレじょりぃであります。
なにしろ世界で5億本の指に入る自分勝手な人間でございますもので。へい。


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