今日も今日とて
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世界でも5億本の指には入る自分勝手ぶりのじょりぃですこんばんは。
今日って日曜日だったんですってね。 って、知ってましたけど。
なのに、容赦なくお客様から呼び出しを受けるじょりぃ。 「年中無休」をうたっているからこそ、ワタシのような若輩者でもなんとか食っていけているわけなので、文句は言えないんですが。 忙しいのはありがたいことでございますよね。<無感情
そんなわけで、お昼を食べる間もなく、あっちでぺこぺこ、こっちでへらへらしていたワタシでありました。
最後、お得意先の神社に打ち合わせに行ったときは、おそらく空腹によるものだと思うんですが、めまいと眠気がひどくてですね。 宮司が大切なことを熱心にお話してくださっているというのに、理解するのに時間がかかるじょりぃ。 話の流れで、宮司とふたりで夜の境内を歩いたのですが、なんかこう、やっぱり夜の神社って、ちょっと怖いというか、独特の気があふれてるですよ。 その「気」にやられて、すごく疲れまして。
話のなかで、宮司がまた怖い話をワタシにしまして。 いつもより境内が怖かったのは、そのせいもあったのかもしれませんが。
ということで、まさに「気」疲れしてしまったワタシ。 途中、iプチ姫と会い「じょりぃさん、このあいだ言ってたブライスのこと、詳しく教えて」なんて楽しい会話もあったりしたんですが。「あたしもブライス仲間になりたーい☆」なんてはしゃいでくださって、いくぶん気が晴れたと思ったら。
最後に会った、不思議ちゃんEさんが、今日はゴキゲンナナメ。
なにか怒っているのかしら、なんてビクビクしながら帰途につきまして。 最後にもう1件立ち寄り。
9時半頃家に着いたときには、すっかりワタシがフキゲンに。 ちょっと疲れちゃったのと、イヤな話(怖い話とはまた別の)を聞かされたのと、お腹がすいていたせいだと思うんですが。
書類で手がふさがっていたワタシは、家のチャイムを押した後、きょんがドアを開けてくれるのを待っていたのですが。
出てきやがりません。
ひいひいしながらドアを開け、「ただいま」も言わずに仕事部屋で書類の整理。
「今日はもしかして、仕事仲間とそのまま食事に流れるかもしれないから、先に夕飯食べててね」ときょんに言っておいたので、ワタシはひとりでほか弁を食べようとリビングに行きましたら。
きょんは寝転がってDVD鑑賞中。 DVD見て寝転がっていただけなら、ドア開けてくれよ。 (しかし、きょんが手がふさがってしばらくドアが開けられない時でも、たいてい放っておくじょりぃ) しかも、テーブルの上はきょんが食べ散らかしたままで、ワタシのスペースがゼロです。
さらにフキゲンに。
「あ、ごめーん」と謝るきょんは、しかしテレビを見たまま動かず。
むっつりしながら片づけ始めるワタシ。 ホント、だらしなくて、きょんのこういうところすごくムカつきます。
ワタシのフキゲンを見て取ったきょんは、びくびくしながら一緒に片づけ始め。 その後、ひとりでだまーって食事を始めるじょりぃ。 帰ってきてから、一言も声は発さず。 無言で嫌な空気を醸しだし、きょんに圧力をかける「イヤミ大王」とはワタシのことです。
きょんは「猟奇的な彼女」のDVDの特典映像を見ていたのですが、あからさまに笑えるシーンでも、ワタシが「くす」とも言わずに無反応なのを見て、さすがに声を掛けてきました。
「具合悪いの?」 「別に」 「疲れてるの?」 「そうかも」 「・・・・もしかして機嫌悪い?」 「別に」 「・・・・悪いんじゃん」
きょんが悪いわけではないのに(散らかしてたのはきょんが悪いけど)、きょんにやつあたりしちゃ悪いかな、と思い直したワタシは
「疲れてるから、ちょっとフキゲンぽいのかも」と言ってみました。
「何かあったの?」 「別に」
話すのがめんどくさいんです。 きょんは嫌なことがあると、くどくど(失礼)と話してすっきりするタイプなんですが、ワタシは話すことすらめんどくさくて。 話していると、また思い出さなきゃならないので、それもイヤなんですよね。 なのでひたすら「むすっ」としてしまうのですが、これってむすっとされちゃう相手は大変そうです。
「忙しかったんだ?」ときょん。 「ちょっと」 「疲れたのかな?」 「うん」
ここでワタシがきょんなら「自分の疲れを、人にやつあたりするのは筋が違うのではないか」と、逆ギレするところですが
「かわいそうかわいそう」
きょんは頭をなでてくれました。
こういうところ、ワタシと違ってきょんは偉いんですよねえ。 ちなみに、きょんがダメダメで、ワタシの方がエライところだっていっぱいあります。 ホントに数え切れないほどあります。 じゃあ何かひとつ言ってみろと言われても、思い出せないほどです。 思い出せないだけですホントなんです。
ワタシがこんな態度なのにやさしくしてくれたきょんに対して、フキゲンだった分だけ「ごめーーん」という気持ちになりまして。
でも、そこでスナオにゴキゲンになれるはずもありません。 バカみたいじゃないですか。 なので無理してむすっとしておりましたら
「肩もんであげようか?」と。 「いい」 「・・・・・・・」 「・・・・・・(そろそろ逆ギレするかしら。まあいいや)」 「じゃ、頭なでてあげるね」
なでなでなで。
アホみたい、ワタシ。 ついでに言わせてもらえば、きょんも。
あんまりアホみたいなので、きょんの方を見て「にたー」っと笑ってみました。
その頃には、ワタシのフキゲンも解消されておりましたとさ。 すんごいバカバカしいですね。
単にごはん食べ終わって、お腹イパーイになったせいだけかもしれませんが。 とにかく、フキゲン解消、と。
そんなわけで、反省と自戒をこめまして。 きょんが落ち込んだときには、今度こそやさしくしてあげようと思います。 と、いつも思うんですけどねえ。 現実は逆ギレじょりぃであります。 なにしろ世界で5億本の指に入る自分勝手な人間でございますもので。へい。
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