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2004年02月05日(木) 暴力ふるうなんてひどい!

みなさまごきげんよう。
清く正しく美しく生きていらっしゃいますか?
汚く不正に醜く生きていらっしゃるかたは、すぐにでも自首してください。
って、そこまでスゴイことをしている人はいませんかそうですか。

さて。

掲示板でちらっと「きょんの暴力」について話が出たので、本日はそのことを。


きょんはつきあい始めの頃、何かというとワタシを殴ったり蹴ったりしました。
他の人や物には、そんなことしません。
ということは、これはえこひいきだったのでしょうか。特別扱い。じょりぃラブ。と。(違うから)

ワタシが生意気で屁理屈をこねるので、すんごい頭に来て気付けば手が出ていたのだそうです。

怖いですね!
身長差が10cm以上あるのに!(もちろん、ワタシの方が小さいんですよベイビー)

最初のうちは「まあこれもかわいいかも」と自分を納得させていたのですが、本気と書いてマジで殴る蹴るですからね。
アザはできるしやっぱり怖いですし。

そんな折、猫を拾って飼うことになったワタシたち。
なんの脈絡もないのに、ワタシったらそれをきっかけとして
「今後、ワタシに暴力をふるった場合は、猫に同様の暴力を行います」
動物好きの人間とは思えないような宣言を高らかに言い放ちましたら、きょんの暴力はぴたりと止まりました。

やっぱりどう考えても、ワタシより動物の方がかわいいんでしょうね、きょん。


それはさておき。


掲示板でも申しあげましたとおり、きょんは自分が放った攻撃をよけられると、怒りが倍増します。
ソフトボール経験者ならおわかりになるかと思いますが、「空振りは、打つより疲れる」の法則が、精神的ダメージとなって現れるのかもしれません。
なので、きょん・ヴァイオレンス炸裂時代においては、「いかに上手に殴られるか」ということが大切なテーマであったわけなんですが。

ワタシだって、神経の通った人間です。
「無神経ね!」と怒られることはしょっちゅうですが、それでも人並みに神経は通っているわけでございます。
殴られれば痛いし、蹴られればアザになる。
それになにより、しばらくぼこぼこと「グー」で腕や背中を殴られていると、いかにじょりぃが温厚(ぷ)とはいえ
いいかげんにしやがれこのやろうという気持ちにもなろうというものです。

で、ある日。

相変わらずワタシがなにやらきょんを怒らせ、ヴァイオレンスが炸裂していたわけですが、ワタシ途中で頭に来てしまい、きょんの手首をつかんでぐいっと持ち、
「いいかげんにしろ! 痛いんだよ!」と怒鳴りつけました。

そうしましたらきょん、手首をつかんだワタシの手をふりほどこうとジタバタしながら

「放してよ!暴力ふるうなんてひどい!最低!」



・・・・・・・・・・・・・。


あの。



手首をつかんだだけなんですけど。


と思っていたら、翌日、きょんの手首に、くっきりとつかまれた通りのアザが。

ワタシのかわいらしい手形が、きょんの手首に☆きゃわいい。

なんて言ってもごまかせそうにないので、平謝りいたしました。
ワタシ、非力なはずなのに、おかしいですね。
きょんたら、よほど鬱血しやすい体質なんでしょうね。血圧が高いせいでしょうか。(違うって)



そういえば、なっちゃんとつきあっていた若かりし頃、
なっちゃんとケンカになり、お互い激昂いたしまして。

めずらしくなっちゃんがワタシの頬をバチン!と。

ワタシも若かったもんですから、お返しをご丁寧にしちゃったんですね。ほっぺにバチン!と。

そうしましたらなっちゃん、低い声で呟いておりました。

「・・・・・・・・・最っ低」



・・・・・・・・・・・・・・。

何か間違えていませんかアナタたち。



ナナと再会して1年ほど経った頃でしょうか。きょんが10年ぶりくらいに、久々に大暴れいたしまして。
ちなみに原因は「犬のしつけかた」についてだったりしました。
こんなに穏やかなテーマで、なぜか大乱闘。
そのときは、犬の水やり用のステンレスのでかい皿が至近距離で飛んで参りまして。水ごと。

よけられてよかった。
頭にでも当たったら、今以上にパー子になってしまいますからね。
ていうか、死ぬかも。

おまけに、きょんの攻撃をかわしておりましたら、左手小指の関節をどうにかしてしまったらしく(もしかしてヒビ?)、半年ほど小指を曲げることができなくなりました。

その話を、そのケンカのすぐ後にナナにしてしまったんです。
なんだかビビってしまったじょりぃは、誰かに「怖いよー」と言いたかったんですね。
ナナなら「バカらしー。あはははは」と笑って済ませてくれるかと思ったら(それを期待して話したのに)、非常に心配しちゃいまして。

「なんで一緒に住んでるの? おかしいよそれ。 きょんさんに出ていってもらったら?」

とまで言われてしまい、大慌てのじょりぃ。
元はと言えば、憎たらしいことを言ったワタシが悪い、と説明したものの、ナナは納得できなかった様子で。
しばらくは「きょんさん怖い。じょりぃ、大丈夫?」と、必要以上に不安にさせてしまい、これは失敗したなーと思っていたんですが。


最近のナナは。


「あたしさー、きょんさんの暴力の話を聞いちゃった当時は、実はすごく悩んでたのね、勝手に。
じょりぃは大丈夫なんだろうかとかさ、うっかり殺されちゃったらどうしようとかさ。
でも今はよくわかるよ。
きょんさんがそこまで怒るほど、じょりぃがすげー憎たらしいことを言ったんだろうなって


・・・・・・・・・・。


やっぱり何がどう転んでも、ワタシがいけないみたいですね。
ワタシもそう思うんですけどね。
でも暴力反対でございます。
だって痛いんだもん。

最近のきょんは、ぜーんぜんおとなしいもんですけどね。
「暴力反対」と言いつつ、あの頃のきょんのパッションが懐かしかったりもする、自分勝手なじょりぃであります。


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