今日も今日とて
INDEX|過去|未来
2004年01月28日(水) |
りっちゃんのにっこり恐ろしい記憶力 |
りっちゃんが人気ですね。
と言っても、2〜3人から声がかかっただけですが。 なぜにりっちゃん?と思ったのですが、りっちゃんは確かにリアルでも女性人気が高いです。 無色透明な具合がポイントでしょうか。実際トテーモ色白ですし。
というわけで、本日はりっちゃんのお話を少々。
りっちゃんとは同じ高校だったのですが、在籍中は一度も話したことがありませんでした。 なっちゃんの友達だったので、おそらく目にしたことはあるはずなんですが(ワタシとなっちゃんは高2の終わりからつきあっておりました)、まったく記憶にありません。 やはり無色透明なだけに、なかなか網膜に映ることがなかったのかもしれません。なんてはずはないんですけど。
以前もちらっと書きましたが、高校卒業後、なっちゃん宅でりっちゃんを見かけたときに「かわいー!」と思い、なっちゃんに「ワタシとりっちゃんの仲を取り持つように」と、その場でなっちゃんに殺されても文句の言えないようなお願いをし、なっちゃんの協力もあって仲良くなれたわけであります。 当時まだ若くて今よりもっと頭のおかしかったじょりぃは、なっちゃんに対して「じょりぃのことを好きなら、それくらいしてくれて当然」と、おまえ何様だよと世界中から石つぶてを投げられてもしかたないような身勝手ぶりでございましたが、なっちゃんはいつも広い心で許してくださいます。 ていうか、きっととっても傷ついていたでしょうね。と今頃やっとわかるじょりぃでありますが。
仲良くなってからはもう、りっちゃんがげっぷが出るほどの「りっちゃん大好き」攻撃。 学校が同じ市内だったこともあり、よく昼休みにその学校まで出掛けていったものです。 しかし、その学校には、高校時代、というかその後もなんですが、ちょろっと、まあ、なんというか、そういうカンケーの女の子も通っていたのです。しかもりっちゃんと同じクラス。 (その女の子はこちらでも登場したことがあります)
なっちゃんとつきあっていたのに、りっちゃんにアプローチし、関係者が現場にもうひとり。 節操のなさもここに極まれり、という感じでございますね。 我がコトながら情けなさに涙が出ます。ほろり。 若気のいたりって、怖いですね。 なんて言うんでしょう、きっと、ホルモンが過剰に放出される悪い病気にかかっていたとしか思えません。 きっとそうです。 言い訳が長いですかそうですか。
マジメな話をちょろっとしてしまうと、当時のワタシは「自分のことを好き」と言ってくれる人が複数いてくれないと、不安で仕方がなかったんです。 なっちゃんひとりで十分シアワセだったはずなのに、いつなっちゃんに裏切られるかと思うと、そうすることができずにいました。(今となっては「裏切りってなんだ?」と思いますけどね。幼稚だったんでしょうね) そして、そういった人たちを傷つけることによってしか、自分の存在価値を見出すことができなかった、というような情けない状況でございました。 そして、ほどなくして、なっちゃんから当然の報いを受けて、じょりぃったら今までの人生で最大の落ち込みを経験することになります。
言い訳終わり。
そんなわけで、なっちゃんと一緒にその学校に遊びに行くと、じょりぃったら居心地がいいような悪いような。 なんてことも当時は考えていなかったんでしょうけどね。 バカだったんですワタシ。今もですけど。
そんな状況下、りっちゃんとふたりでいるときは 「りっちゃんに会いたくて、わざわざ自転車を借りて、はるばる会いに行ってるんだよ☆」 なーんて、ひねり殺してやりたくなるようなことをしゃあしゃあと言ってのけるじょりぃに対して、りっちゃんまったく冷静に 「○○ちゃん(もう一人の子)にもそう言ってるよね?(にっこり)」
じょりぃ、絶句。
気を取り直して「言ってないよー。しばらく話もしてないし」と言ってみましたら 「そう。 ついこのあいだ、○○ちゃん、じょりぃちゃんち泊まったって言ってたよ?(にっこり)」
じょりぃ、絶句。
ワタシ、りっちゃんに対してはこの手のミステイクがいまだに多くてですね。 紹介するとキリがないほどでございます。 ていうか、誰に対しても分け隔てなく失礼こいているのですが、りっちゃんは穏やかに微笑みながら、それでもきっちりそのつど指摘してくださいます。
そしてある日。 じょりぃ、ガムを噛みたくなりまして。 バッグからごそごそと常備しているガムを取り出しまして 「ガム食べていい?」とりっちゃんにおうかがい。 「どうぞ」 「りっちゃんはガム嫌いだったよね?」 「それ、○○ちゃんだから(にっこり)」
しまった。 またやっちゃった。
「あ、りっちゃんが嫌いなのはお肉だったっけね」 じょりぃ、フォロー。 「お肉嫌いなのは、なっちゃんと○○ちゃんだよね?(にっこり)」
じょりぃ、絶句。
「じょりぃちゃん、それ、もう何度も失敗してるから、いいかげん覚えておいた方がいいよね?(にっこり)」
ふたたび絶句。
「それとね、じょりぃちゃんは忘れっぽいみたいだけど、あたしはすごく記憶力がいいの」 「そ、そう」 「じょりぃちゃんの話したことは、一言一句漏らさず覚えてるってことも、覚えておいてね?(にっこり)」
じょりぃ、絶句。
を通り越して、怖いよりっちゃん。 微笑んでいるだけに怖いわ。
一言一句漏らさず覚えているのに、いまだにワタシにつきあってくださるりっちゃん。 どうもありがとう。 昔はただの「かわいくておとなしい娘さん」だったのに、年とともにどんどん強くなってきているので、最近じょりぃ、たじたじでございます。
なんて言いながらセクハラ発言を繰り返しているワタシなわけですが。 最近繰り広げているセクハラ発言も、一言一句漏らさず覚えていて、10年後とかに逆襲をかけるに違いありません。
くわばらくわばら。
|