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2003年11月19日(水) K姫のお誕生会

こんばんは。
連日千鳥足帰還のじょりぃでございます。ういー ひっく。

本日はK姫のお誕生会でありました。


1週間ほど前のK姫誕生日当日、こういうことにはマメなiプチ姫から電話が。

「じょりぃさん、今日、K姫のお誕生日って覚えてました?」
「あ! 忘れてました」
「やっぱり。  じょりぃさん、自分の誕生日の時にK姫からお誕生メール貰ったって聞いてたから、もしかしたら教えてあげた方がいいのかなと思って電話してみたんです。絶対忘れてると思ったから

えらい。 iプチ姫、アナタはえらすぎます。

「覚えてたけど忘れてました」
「で、お誕生会とか、企画したほうがいいのかなと思って」
「ああ。いいですね」
「ほら、K姫も区切りがいいじゃないですか、今年は」
「ああ。40になりましたからね」
「そう。 来週あたり、どう? また、うちの夫婦と4人で」
「いいですね」
「子供(1歳)もいるんだけど、いい?」
「ワタシは大歓迎。 K姫も子供好きですから、全然OKでしょ」

で、今日。 お誕生会。 40の。 不惑!


張り切っていたのに、時間にルーズなワタシは5分遅刻。
会場の手配はワタシの担当だったので、こりゃ申し訳ないことをしてしまったーと、慌てて店内に駆け込んだものの、まだK姫もiプチ夫婦も来ておらず。

なーんだ。 よかった。

と思ったものの。

30分以上たっても誰も来やしないし。


・・・・ワタシ、もしかして、時間とか場所、間違えた? 不安。
ていうか、スタッフに顔見知りの多いこの店で、もしかしたら「じょりぃさん、すっぽかされたんじゃないの?予約まで入れておいて。ぷっ。くすくすくす」とウワサされているようでカッコ悪いことこの上なし。

35分後、K姫登場。

「あれ?じょりぃさんひとりで待ってたの? はははは」

はははは じゃありませんよまったく。
この人は絶対わざと遅れてきたはず。 アナタは宮本武蔵ですか。

「トテーモさびしかったです」
「いつもひとりでぽつーんと待ってるのね、じょりぃさん」

誰のせいなんですか。

「お誕生日おめでとうございますぺこぺこ」
「じょりぃさんのお誕生会も、今日は兼ねちゃいましょうね」

ありがとうございます。ありがたいお言葉。
ワタシの誕生日は2ヶ月も前だったことは、この際忘れておきます。

K姫ったら、また髪型をお変えになって、さらに美しくなっておられまして。

「K姫、髪型変えましたね。カッコイイですね」
「ふふ。 今日切ってきたのよ」

なーいすじょりぃ。 たーいむりー。

「すごく久しぶりじゃない?じょりぃさん。 ディズニーシー以来よね?」
「はい」
「あたし、10/23に会えると思って楽しみにしてたのに」
「10/23?」

はて。

「研修旅行よ。 じょりぃさん、事前に『行きますか?』ってメールくれたじゃないの」

あ!

そうでした。

またしゃあしゃあと「K姫が行くなら行こうかなー。ご予定は?」みたいなメールを送っておいたくせに、急用が入って(ということにして)サボってしまった某社の研修旅行。
すっかり忘れてました。

「そうですよね。 K姫に訊くだけ訊いておいて、自分行きませんでした。てへへ」
「そういう人よね」にっこり。

そういう人です。 スミマセン。

「K姫、おいくつになられたんですか?」 わかっていながら訊いてみるじょりぃ。
大台に乗ったということで、からかいたかったのに、K姫ったら、なんてこともなく「40よ」と。

「もうちょっと恥ずかしそうにしてくれないと、ちっともおもしろくないです」
「だって別に恥ずかしくないもの」

ちぇ。

でも、K姫にもお伝えしたんですが、このように年齢を重ねても若く美しくしていらっしゃる先輩がいてくれると、自分も勇気づけられますよねえ。

「しらじらしいみたい。それ」とK姫にあっさり言われてしまいましたが。

そうこうするうちに、iプチ姫もやってまいりまして。

「ごめんなさーーーーい」
「恨んでます」正直なじょりぃ。
「あれ? ○○さん(iプチ夫)は?」
「頭に来たので置いてきました」

あらら。

実はさっきまで「iプチさんのところは、夫婦仲大丈夫なの?」なんて話をふたりでしていたものでしたので、顔を見合わせるワタシとK姫。

じょ「離婚ですか?」 突然な展開な上に失礼なワタシ。
i「急に頭が痛いとか言い出しちゃって」
K「じゃ、しょうがないじゃないの」
i「でもムカつく」
じょ「このふたり相手に、頭痛時は無理でしょう」
K「重いわよね」

自分たちのキャラが濃いことを自覚しているワタシとK姫。
さらにiプチ姫というメンバーでは、確かにiプチ夫は大変でございましょう。

「あたし、独身に戻りたいな」 ぼそっとiプチ姫。
「かわいい子供ができたんだからいいじゃないの」 やさしいフォローのK姫。
「独身サイコー! 毎日楽しくてハッピー!」 意地の悪いじょりぃ。
「じょりぃさんて、ホントに・・・・」

え? なんですかK姫?
途中で話をやめないでください。


しかしまあ、宴は楽しく進みまして。
あっと言う間に閉店時間。

「財布にお札が1枚も入ってなかったー」といううっかりはちべえなiプチ姫と、本日の主賓K姫がメンバーですので、途中で席を立ってお会計を済ませるダンディーでナイスなじょりぃ。
が、当然「払うから」と言われてしまいまして。

i「カードじゃダメ?(笑)」
じょ「じゃ、カードごとください」
K「払うわよ。今日はじょりぃさんだってお誕生会なんだから」

と言いながら、K姫、ワタシの腕をちみちみとつまみ続けております。
これ以上されると気持ちよくなってしまいそうなので勘弁してください。
なんて幸せなんでしょう。 もっと痛くつねってくれてもいいんですよはぁはぁ。

結局ワリカン。
せっかくダンディーでナイスだったのになあじょりぃ。
財布はすごーく助かりましたが。
昨日、東京出張だったiプチ姫がマキシムでケーキを買ってきてくれたので、それをK姫にふたりからプレゼントいたしまして。

「いいわよ、そんな。じょりぃさんだって誕生日だったんだし」とK姫。
「ワタシはいいんですよ。それにK姫、40だし」

しーーーーーーーーーーん。


あれ?


さっきと雰囲気が違う。
凍り付いているのはナゼ?

じょ「あれ?」
i「失礼ですよねーこの人ホントに」
K「人から言われるとなんだか腹が立つわ」
じょ「あれ?」
i「K姫、だいじょうぶ。じょりぃさんだって、すぐに追いつくんだから

うわあああああああああああん。

ホントだ。人から言われるとムカつきます。

悔しかったのでその後もしつこく「40のK姫」と言い続けておりましたら、目だけで怒られました。
どうしてワタシって、くどくてしつこいんでしょう。

「ひとりで食べきれるかなあ」とK姫が呟いたのを、じょりぃが聞き逃すはずがなく。
「一緒に食べましょう」
「え?(笑)」
「食べに行きます。明日」
「どこに?」
「K姫の職場に」
「(笑) じゃあ、3時に。待ってるわね」

いえい。

甘いもの、あんまり好きじゃないんですけど。
なっちゃんになんて言い訳して抜け出そうかなとか心配ですけど。

明日は3時にK姫とマキシムのケーキでお茶でございます。

優雅だわ。
ドレスを新調しないといけないかしら。


帰りの駐車場で、「今日のお礼」と、K姫がワタシとiプチ姫に、用意してきたケーキを持たせてくださいまして。

あらら、どうしましょう。

不調法者のじょりぃは手ぶらで来てしまったというのに。

仕事のできる人って、このへんの気配りが全然違うんですね。
ワタシはただただふたりにペコペコしながら帰って参りました。


K姫の持たせてくださったケーキのおかげで、留守番をしていたきょんも大喜びでございました。

家庭円満の秘訣。
それは
周囲の人による愛情と心配りであると痛感した、他力本願のじょりぃであります。
てへへのへと。




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